舞台裏日記

⇒過去の日記 ⇒mainに戻る ⇒楽屋で雑談

2010.11.30(火) 隣町

昨日の日記が更新されていなかったみたいですね。
ご心配をおかけしました。

今日は午前中にハーモニーベルズへ。
新曲「うたをうたうとき」を音取りしました。
今まで団員さんに反対されて避けてきた移動ド読みを実施。
やはりハーモニーは調性感が最も大切です。
面倒くさくても遠回りしても移動ドは必修です。
特にア・カペラは絶対音感が邪魔になりますからね…。
合唱は奥が深い。
今日、実践してみて思ったのですが、実際にハーモニーは良くなりました。
何よりもメロディ感覚が良くなったので、息が良く流れて声が良くなりました。
意外な相乗効果…儲けものです。

ベルズは半分の時間だけ指導して早退しました。
お昼からは二期会会館でオペラ「泥棒とオールドミス」の音楽稽古。
だいぶ音は身体に入ってきましたが、まだ頭で計算しないと歌えない段階。
次回の稽古は来年1月なので1カ月以上空いてしまいますが、
それまでに自力で暗譜をしなければなりません…。
厳しい…(汗)

その後は時間がだいぶ空いたので一度帰宅。
そして書き損じたハガキを郵便局で交換し、
喪中ハガキを買ってきました。
それから久しぶりに隣町の駅へ買い物に行ったりしました。

夜は混声合唱団「樹」の指導。
2週間ぶりの指導…お休みばかりで申し訳ないです。
いつもの「TOKYO物語」ですが、ブリッジ部分の難しい箇所を練習しました。
苦労しながらも健気に頑張ってくださる団員さんたち…愛しいです。
なかなか音取りはうまく進みませんが、長い時間をかけて粘り強く頑張ります。
メドレー前半部分は1年以上前から練習していますが、
1年前とは比べ物にならないほど上達している様子…。
継続は力なり。

そうそう。
樹に行く途中で立ち寄った、川越の「はながさ」白みそラーメン&ホワイト餃子は絶品でした。



2010.11.29(月) IKSPIARI「第九」合唱練習第2回目

昨日の疲れもありますが、どちらかというと心地良い疲労感。
未だに頭の中ではアニソンが流れています。

今夜はIKSPIARI「第九」第2回目の合唱稽古。
今年の課題はアンサンブルの質を向上させること。
今日はパートによってはお一人ずつ歌っていただくなどして、
妥協を許さずにしっかりと音を確認していきました。

声質の向上、聴覚とバランス感覚の集中力。
あとは個々の意識向上です。
今年こそはただの「イベント」では終わらせたくないです。
日本一、いや世界一の「第九」を目指して、1年1年積み上げていきたいです。



2010.11.28(日) 「ていおん!」終演!

いや〜盛り上がりました。
「ていおん!」第1回公演。
これほど楽しくて盛り上がったコンサートも珍しい。
そしてこれほど行き当たりばったりだった本番も珍しい(笑)

最初から最後まで遊びまくっていました。
MCも打ち合わせはほとんどなし。
動きや演出についてもほとんどアドリブ。
それでもできてしまうのは、
普段テノールやソプラノの影でいつも臨機応変な立ち振る舞いを要求されている
バリトン&バスならではの対応力!(ほんまかいな)

1曲目の「セヴィリアの理髪師」では、
「じゃあ、歌っている間に僕らが準備することにしようか」
…という話しかしておらず、本番ぶっつけで演技をしましたが、
みんな面白い。
それぞれが勝手に動いているようで、しっかりとリアクションという化学反応をしているから、
どんどん芝居が膨らんでいくようでした。

MCもみんな勝手にしゃべっている…んだけど、
どこかで互いの呼吸や空気を読み合っている。
だからグダグダなんだけど、マイペースなんだけどキッチリ枠にハマる。
こういうのって本当はすごく難しいんだけど、この4人でなら安心して進行していけました。

あ、ちなみ「魔王」の後ろで勝手に芝居をしていましたが、
あれも完全にアドリブです。
(※そして歌っていた横山くんには内緒でした)

最後のステージのアニメソングメドレーはすごくハモリました。
倍音が出まくって、歌っていても気持ちが良かったです。

お客様の雰囲気もすごくあたたかくて、一緒に盛り上げてくださいました。
こんなグダグダな4人の悪ふざけに付き合ってくださって、ありがとうございました。
第2回「ていおん!」もリクエストが殺到しています。
僕はここのところずっと同じレパートリーで歌ってきているので、
そろそろ来年に向けて別の曲もチャレンジしていきたいと思います。
アニソンも勉強しておかなければ…。
とにかく最高の4人…この仲間たちともっともっといろいろ歌っていきたいです。
そしてゆくゆくは全国ツアーなどで…(笑)

本日生中継でネット配信されたコンサートの様子。
第2部全てが今もご覧になれます。
後半のアニメソングメドレーは必聴!
第2部の様子(動画)



2010.11.27(土) 「ていおん!」リハ

「ていおん!」
というコンサート名は、
【バスとバリトンという低音を駆使する歌手のみによるコンサート】
…というコンセプト。
オペラ歌手と言えばソプラノかテノールがもてはやされている中、
我ら【ていおん部】の底力を見せちゃろう…という気概で歌います。
※決して「けいおん!」のパクリではない…たぶん。
TVアニメ「けいおん!」公式HP

そんなこんなで集まった4人ですが、まぁ見事に個性豊か(笑)
そしてバス&バリトンならではのマイペース(スローペース)でリハが行われました。
午前中に集まったせいか、僕も含めてみんなあまり頭が回っていない。
「やる?」
「やろうか…」
こんな感じでノープランのまま出発進行。
きっとこのまま本番もノープラン。
行き当たりばったりでもペースを崩さないのが【ていおん部】の良さなのです(笑)
ずーっとグダグダな感じのままリハが進みましたが、
流れを掴んでいきながらアイディアもボンヤリと浮かんできて、
いろいろと楽しみになってきました。
この雰囲気…嫌いじゃないです(きっと第三者から見たら「キー!」となることでしょう)。
いえいえ…実はしっかりと出来上がっているのですよ(笑)

午後は江東少年少女合唱団の指導。
なんとなく指導方針も自分の中で明確化してきたから、
子供たちに何を伝えるべきか、がシンプルに考えられるようになりました。
とにかく吸収力がスゴイ。
アドヴァイスをするとすぐに良くなります…そしてすぐ忘れます(笑)
子供たちならではの純粋な声を、人工的に構築することなく伸ばしてあげたいです。
…で、2時から7時まで5時間。
体力的にはだいぶ慣れてきましたが、いかんせん声は疲れてしまいました。
この辺のコントロールが自分でまだできていないんだな。
我ながら未熟なり。

その後は9時からオペラ「魔笛」の衣裳合わせの為、
早稲田の某衣裳事務所にうかがいました。
少し早く着いたのですが、快く対応してくださいました。
パパゲーノの衣裳は…やっぱりタイツなのね…。
すごくシンプルでピーターパンみたいな衣裳でした。
かわいい…けど、タイツの下に履くものを考えなきゃな。マル見え(照)



2010.11.26(金) 休養のおかげで…

昨日はレッスンや合唱団の指導などを休ませてもらい、
とにかくしっかりと身体と心を癒しました。
あれほど痛かった首もだいぶ良くなり、
今朝はまだ腰痛が残ってはいたものの、今日一日でほぼ完治しました。

今日は午前中から超ハード。
午前中は二期会研修所予科の助演。
前半は完全に寝ぼけていました…(汗)

午後も同じ場所で、今度は二期会キャリアアップクラスの助演。
こちらはベルカント尽くし…しんどい3曲を歌いました。
最後の方は踏ん張りが利かなくなっていました。
そして…何せ…ご飯を食べる時間がない(涙)
↑これを書くと皆さんから心配されてしまうのですが、
現実問題、食べる時間が15分もないので…。

夜は府中へ飛んで、オペラ「魔笛」の稽古。
次回が通し稽古になるので今日が実質最後の通常稽古になるのですが、
確認稽古程度で、あまり積み上げにはなりませんでした。
…とにかく今日は一日睡魔との闘い。
電車で座れると、たった一駅でも熟睡ができたほどでした。
明日も7時起きか…平均睡眠時間が5時間弱ではまずいですね。



2010.11.24(水) アドヴァンスドクラス助演スタート

二期会愛好家クラス:アドヴァンスドクラスの助演も、
今年で3年目になりました。
演奏曲もずいぶん大変なものになってきて、
クラスの皆さんも本当に頑張っていらっしゃる様子。
大したものです。
僕が助演として歌うのは…
オペラ「トロヴァトーレ」より二重唱。
オペラ「シモン・ボッカネグラ」より二重唱。
どちらも難曲…研修所では一番上のマスタークラスで勉強する曲です。
クラスの皆さんも大変だとは思いますが、
もちろん助演のこちらも大変。
2曲だけですが、身体を酷使しないと歌えません。
そんな訳で体力をもっとつけなきゃ、と改めて感じました。

夜は渋谷のエレクトーンシティでオペラ「魔笛」のエレクトーン合わせ。
エレクトーン2台でオーケストラの音を表現します。
先日、入間「魔笛」も同じ形態でしたが、
エレクトーン奏者によって音が違うんだな…と驚きました。
テンポも全体的に早目なのでこちらも必死。
モーツァルトは前述のヴェルディとは違った意味で肉体を使います。

終わった後にはぐったり…。
どうやら内臓の筋肉を使いすぎたようで、
インナーマッスルの緊張が未だに取れません。
疲労も蓄積しているので、しっかりと休息をとって身体をほぐしたいと思います。
明日の予定はお休みをさせてもらうことにしました。



2010.11.23(祝) くにたち「魔笛」再開

今日はお昼から4人レッスンをしてから、府中へ。
おととい入間「魔笛」が終わったばかりですが、
今日から来月公演のくにたち「魔笛」の稽古に戻りました。
同じパパゲーノ役なのに、自分の中では全くの別人格として演じているらしく、
おとといお別れしたパパゲーノに再会した感覚はまるでありませんでした。
もう一人のPapagenoに久しぶりに再会したような感じです。

さて、ドイツ語の歌詞は少しボロが出ましたが、
基本的にはスルスルと出てくる感じでした。
日本語ほどダイレクトではないけれど、自分の言葉として歌えました。
台詞も違うし、共演者も違う…そうするとその現場ならではの、
全くの別人格が自分から生み出されていくのが楽しかったです。

さてさて、今日はパパゲーナちゃんとの台詞のシーンを、
自主的に二人でネタ合わせできたし、
少ない出番でしたが収穫の多い稽古になったような気がします。

あ、首の痛みはだいぶひきました。
ご心配をおかけしました。



2010.11.22(月) IKSPIARI「第九」合唱練習スタート

昨日までの疲労か、首がムチウチのように痛いです。
まいったまいった…。
と、弱音を吐くとまた読者の皆さんから心配されてしまうので、
大丈夫ですよ〜(…なら書くな:笑)

さてさて、今日はお昼からピアニストさん宅を訪問。
「ていおん!」のソロ曲の合わせをしました。

その後は夕方から東京女学館合唱部の指導。
パート分けの為の個別ヴォイトレの続きをしました。

夜は新浦安WAVEへ。
いよいよ毎年恒例、大晦日のIKSPIARI「第九」の合唱練習がスタートしました。
今年は過去最大人数の参加者による「第九」合唱。
しかも11回目に突入したことで、今後は演奏のクオリティアップが課題になります。
今日はそんな訳で、アンサンブルや声質を整えることを重視して練習しました。
次回以降は発声に関するアドヴァイスや、歌詞表現を中心に指導したいと思います。
4回しかない練習を効果的に充実したものになるよう、頑張ります。
初参加の方も多いので、実り多きステージを目指したいです。


  

 
昨日までの「魔笛」の写真



2010.11.21(日) 入間「魔笛」〜森の物語〜終演!

昨年の秋から稽古がスタートして、
今年5月に公演。
その後、再演が決まり、昨日・今日と【秋ヴァージョン】として再演しました。
本当に長い期間携わった舞台ですので、全てが終わってみると感無量です。

昨日の疲労は明らかに身体に残っていましたが、
少しずつアクセルを踏み込んでいく感じで演じきりました。
後半にはうまくドラマと身体、そして声のピークを持っていけて、
大きなダイナミクスを自分自身で作り上げていけたと思います。

さて。公演も終わりましたのでネタばらし。
今回のパパゲーノは【ウソをつくとおねえ言葉になる】という設定。
演出家の三浦さんからはこう説明を受けました。
「このパパゲーノは鳥と人間のあいの子…という深いコンプレックスがある。
また、自分自身にウソをつくことでそのコンプレックスはさらなるコンプレックスを生む。
それがおねえ言葉。そのバツの悪さがこのパパゲーノの最大のコンプレックスでもある。」
※かなり脚色を加えましたが、伝えてくださったニュアンスはこんな感じ。

実は僕も日ごろから役作りやオペラ全体を見渡すときに、
「登場人物のウソ」に着目しています。
人間は必ずウソをつく。良いウソも悪いウソもあるけども、
それがウソなのか本音なのかを区別して演じることで、
人物像はより一層深いものになる…というのが僕の持論。
そんな訳で、今回堂々と胸を張って「ウソ」と「本音」を演じ分けさせてもらえたことは、
僕にとってとてもやりがいのある作業でした。

5月の時には台本に書かれたト書き部分だけを【おねえ言葉】にしていましたが、
今回はさらに台本や楽譜を読み込むことで、
どこがウソでどこが本音かをより緻密に演じ分けてみました。
要は【オカマ率】を高めてみたわけです。
そうすることで僕自身、パパゲーノへの理解がより深まり、とても勉強になりました。

本番ではお客さんとの絡みのシーンは毎回臨機応変に対応しなきゃだから、
とってもスリリング…でも楽しかった〜。
顔には出しませんが、頭の中はフル回転。アドレナリン出まくりです。
今日も何とかうまく乗り切れた…と思っています。
カーテンコールでは晴れ晴れとした気持ちで拍手を受けることができました。
 

終演後はロビーでお客様をお見送り。
その後は楽屋の片づけをして、打ち上げ会場へ。
打ち上げで共演者の子供たちからサプライズ花束をもらいました。
前回も寄せ書きをもらったけど、今回も感激!!
そして子供たちからのサイン攻めにあいました。
最後は「お姫様だっこ」をせがまれたり、いろいろ絡んでくれて…
子供は無邪気でかわいいですね(笑)
 

終演直後から首がムチウチのように痛い…。
パパゲーノはいつもビクビクしている演技をしているので、結構身体を酷使しているようです。
今夜はぐっすり寝て鋭気を養います。



2010.11.20(土) 入間「魔笛」〜森の物語〜初日終了!

いや〜!疲れました!(笑)
我ながら頑張った…満足の出来です。

お昼過ぎから部分稽古をやって、ゲネプロ。
今回は通し稽古がなかったので、ゲネプロが初めての通し稽古でした。
そういう意味で、流れを把握しながら、
またその流れの中で物語をしっかりと作っていく作業を確認。

パパゲーノはこの物語の中でどのように成長していくのか?

この物語をパパゲーノに焦点を当てるとしたら、
鳥と人間のハーフであり、また男と女の両人格を持っているといった、
パパゲーノ自身のコンプレックスとの闘いでもあるのだと思います。
自分自身とどう向き合い、どのようにしてそれを乗り越えていくのか?
それは…タミーノ王子と出会い、パミーナ姫と出会い、冒険をしていく中で、
自分と同じ境遇を持つパパゲーナちゃんと出会うことで運命が動き出します。
最後は孤独の中で自問自答し、そして最終的には童子たちや魔法の力を借りて、
彼は一人の人間としてたくましく生きていく力を獲得するのだと思います。

さてさて、ゲネプロで本番同様のものを1本やっているので、
今日は実質、本番を2回やったことになります。
とにかく後半は体力勝負でした。
本番はとっても順調に進み、お客さんの笑い声も徐々に増えていきましたし、
大成功だった…と言って良いと思います。
パパゲーノはお客さんとの絡みが多いのですが、
なかなか積極的なお客様がいて、そのやり取りでのアドリブ芝居はなかなかスリリングでした。
うまく返していけたと思うので、とても盛り上がりました。
まさに即興芝居。しかもゴールは同じところに導いていかなければならないから、
なかなか難しいんですよ(笑)

さてさて、明日はどんな公演になるのか…。
まずはガタガタになった身体を明日までに回復しなければ。
おやすみなさい。
明日またお会いしましょう。



2010.11.19(金) 入間「魔笛」オケ合わせ&場当たり稽古

いよいよ本番を明日に控え、
今日はまずオケ(エレクトーン)合わせをお昼から実施しました。
2台のエレクトーンでオペラを演奏することは最近では当たり前になりました。
昔は賛否両論あったのですが、日本が世界に誇るYAMAHAの、
最高技術の結晶であるこのエレクトーンを日本の音楽界で用いないのは、
むしろナンセンスです。
今後も日本ならではの技術を持って公演を繰り返し、
さらなる技術発展を望みたいものです。

夜は本番の会場である入間市産業文化センターへ移動して、
場当たり稽古です。
舞台上に組まれたセットの配置などを確認して、
舞台裏を含む動線のチェックをしながら流し稽古をしていきます。

毎度のことですが、この場当たり稽古をいかに淡々とこなすかがカギ。
どうしても待ち時間が長くなったり、突発的に自分のシーンになったりするので、
常に舞台上で行われている内容を把握しながら、先読みしつつスタンバイ。
舞台に出ても、稽古そのものは飽くまで「確認」作業なので、
自分に与えられた時間はほんのわずか。
そのわずかの時間で自分にできることをしっかりと押さえていく…。
この作業が明日のゲネプロに大きく影響します。

今日は我ながらうまくこなせていけたように思えます。
これで後は明日のゲネプロ、そして本番。
そして明後日の最終公演に臨みます。
当日券はまだあるようですので、もし急に都合がついた方がいらしたら、
直接会場まで足をお運びください。
明日20日の公演は18:00開演です。



2010.11.18(木) THE JADE合わせ

今日はお昼から池袋のスタジオへ。
まず1時間は自分の練習をしてから、お一人だけレッスン。
その後、東京女学館合唱部の指導に向かいました。
今日は来年度を見越してパート再編成の為の下準備・・・
ということで高1から一人ずつ別室で声を聴いていきました。
1年間ですごく成長した子もいて、とても感動しました。
若い子の可能性というのは本当に無限です。

女学館の部活は最後まで見られずに早退。
夜は赤坂のスタジオへ飛びました。
THE JADEクリスマスディナーショーの練習です。

リーダー黒田さんは体調不良でお休みだったので、
野二郎さん(ジロ兄)と樋口達哉さん(タツ兄)と、
そしてピアニスト&アレンジャーの金井信さんと4人での合わせでした。
スタジオのブースで、キーボードとマイクを使っての練習は何だか不思議。
兄2人はリラックスムードでしたが、僕は結構必死でした。
バシっとハモった時の快感はたまりません。

僕はこのJADEではバスパート担当なので、
普段ではあり得ない低音を歌います。
難しいのですが、マイクの使い方である程度はフォローできそうです。
本番が楽しみになってきた反面、暗譜しなきゃいけない曲数を数えたらゲッソリ。

「どんぐりころころどんぶりこ お池にはまってさぁ大変」

「さぁ大変」


「さぁ大変!」


…などと文字で遊んでみました(笑)
頑張りま〜す。
※THE JADEで「どんぐりころころ」を歌うわけではありません。

帰宅してから思い出したようにオペラ「スザンナの秘密」の訳詞を再開。
いつもは一日3ページずつぐらいの進度でしたが、
今日はなんと20ページも進みました。
ノッた時はどんどんいけるんですよね…。
まだまだいけそうでしたが、すでにAM4:30を過ぎているので中断しておきます。
やっと第1幕(間奏曲前)が終わりました。
自分で定めた締め切りをすでに2カ月も過ぎています…今年中には仕上げたい!



2010.11.17(水) 成田博之先生〜〜

今日は午後から千駄ヶ谷にある二期会会館で、
オペラ「泥棒とオールドミス」の音楽稽古がありました。
スタジオに入るべくロビーで待っていると…
師匠:成田博之先生が現れました!!
「先生〜〜〜!!」
半年?一年?ぶりの再会。
先生は忙しくて忙しくて、なかなかレッスンをしてもらえず、
ラブコールがいつも届かなかったので今日は本当に嬉しかったです。
少ししか話ができませんでしたが、
先生の代理で出演するTHE JADEディナーショーをしっかり務める約束をしました。

メノッティ作曲の「泥棒とオールドミス」は音が本当に難しいのですが、
3回目の稽古にして、やっと形になってきました(他の方はすでに完璧ですが)。
今日、雑談の中で演出の話が出たのですが、
本番では…たぶん僕はヌードになるので、ぜひお楽しみに(?)

夜は入間でオペラ「魔笛」の稽古。
実質、今日が最終稽古になります。
確認事項をチェックしていく作業でした。
5月の公演以来、あまり稽古していないシーンはやはり不安でした。
僕も台詞が、もう一つの「魔笛」とごっちゃになる部分があって…
今日そんな混乱している箇所をチェックできたのは良かったです。

さてさて、明日はTHE JADEのディナーショーの練習があります。
楽譜は今日届きました(笑)
今夜も譜読み、譜読み…ぐえ。今から7曲か…(汗)



2010.11.16(火) 入間「魔笛」場当たり稽古

午前中はハーモニーベルズの指導。
「瑠璃色の地球」を練習しましたが…これいい曲だな。
詩の内容がとっても素敵です。
いつかソロでも歌ってみたいと思いました。

午後はいつもヴィノレンティでお世話になっている同い年のピアニスト、
ゆっぴーさんの自宅で「ていおん!」の合わせ。
ランチをごちそうになってから数曲合わせました。
その後、ヴィノメンバーのテディベアさんも合流してお茶をしました。
う〜ん、のどかな午後のひと時。
と思っている時間もつかの間、すぐに飛び出して入間へ。

夕方から入間市産業文化センターで「魔笛」の場当たり稽古。
本番の会場で練習をしました。
今回は出退けの場所や動線がとっても複雑なので、
それらを確認するだけでも大変でした。
今日は久々に衣裳もつけて稽古したのですが、
やっぱり全身タイツは暑い…(汗)

さ、深夜2時からの譜読み大会。
あと4曲ぐらい明日までに歌えるようにしないとヤバイです。
頑張ります。



2010.11.15(月) 母来る

昨夜は未明に床についたのですが、
今朝は母が実家から来訪。
家の片づけを手伝いに来てくれました。
…また「過保護だ」と怒られてしまいそうですが、
いかんせん台所関係は一人では処理できないほどの荒れ放題。
とにかく今日は謎の宝庫になっていそうな冷蔵庫を大掃除。
母のおかげで2時間ほどで冷蔵庫はキレイさっぱり空っぽに。
今までなんでこんなものを冷蔵庫に保管していたんだろう?
みたいなものまで発掘され…やっと何かから解放された気分になりました。
母手作りのハンバーグも焼いてくれて、なんだかホッコリしました。
※決してマザコンではありません。

母をお見送りしてから僕も出発。
午後は東京女学館へ。
先日の記念祭での合唱部ステージの反省会が行われました。
本番を録画した映像を観賞…久しぶりに自分の指揮ぶりを観て…
指揮…うまくなったかも…。
とはいえ、主役はもちろん生徒たち。
一人ずつ反省コメントを言い合っていましたが、
みんなとても満足できたステージになった模様です。

夜は府中へ…京王線が大幅に遅れていました。
満員の車内でため息をついていたら、見知った顔が!
バリトンの吉川健一くんとばったり会いました。
近況を少しだけ話して、すぐ別れてしまいましたが、思わぬ再会で嬉しかったです。

稽古場へは遅刻して到着。
昨日の日記にも予告した通り、ドイツ語の方の「魔笛」稽古です。
今日はできるシーンを全部やった感じですが、
ワンシーンを演じるだけで前髪から汗がしたたるほどの運動量。
とにかく常に踊っていますから、ダンスをしながら演じ・歌っている感じです。

パパゲーノのキャラクターや動きは、
不思議と入間の「魔笛」とは別個のものとしてインプットされているようです。
全く違う人格で演じていることが自分でもわかります。
入間のパパゲーノも大好きだし、府中のパパゲーノも大好き。
どちらもパパゲーノだし、同じものを演じているのだけど…
なんというか双子のパパゲーノを別々に演じているような感覚かもしれません。
今日は何カ所か自分で納得いかなかった部分があったものの、
だいぶ整理できた状態で演じられたので、一歩前進しました。

稽古後は打ち合わせがてら主催者の川村先生宅でディナー。
川村先生の手料理を賞味させていただきました。
ごちそうさまでした。
そして…すでに来年9月の「ラ・ボエーム」公演の準備が始まっています。
今年6月の「ラ・ボエーム」の再演…ですが、僕は演出は全く帰る気持ちでいます。
どうぞお楽しみに。

帰宅は終電…気が付けば、あぁぁもうこんな時間か…。
今日は3時には寝るぞ!…って今から2曲譜読みしてから寝ます。
おやすみなさい。



2010.11.14(日) 日曜練習と「魔笛」

久しぶりに川口市民合唱団の日曜日練習を指導。
4時間の長い練習時間でしたが、
少ない人数ながら有意義な練習ができたと思います。

夜は入間でオペラ「魔笛」稽古。
しばらく稽古がなかったので、思い出しながら動いていきました。
これから一週間で一気に煮詰めていかなければなりません。
頑張らねば!

帰宅してからは明日の別の「魔笛」稽古のために、
今日の日本語歌詞「魔笛」を一回頭から退けて、
ドイツ語「魔笛」を引き出してくる作業。
頭の中を反転させるような感じで、かなり大変。
って…ずっと楽譜を眺めていたら…朝4時半…。
日記を書いている場合じゃないな…寝ます。



2010.11.13(土) 第3回利人門下生発表会

睡眠時間も4時間ほど。
布団を這い出して、急いで支度をして9時に会場入り。
舞台設営をスタッフさんに指示してからリハーサル開始。
10時から12時半までかかりました。

1時に開場。1時半に開演です。
たくさんの方がいらしてくださいました。
オープニングは会場の皆様と一緒に「もみじ」を歌って、いよいよ演奏開始。
16人の生徒さんが2〜3曲を歌い、
そのうちの3グループはさらにデュエットを、
最後には男声全員で「O sole mio」を歌いました。
今年はイタリア歌曲やオペラアリアが多く、
生徒さんも大変でしたが、僕もヒヤヒヤ。
基本的には生徒さんが歌いたいというものを歌ってもらっていますが、
来年はもう少しリラックスして歌えるものを選んで欲しいものです(笑)

僕自身は生徒さんが歌う前に曲目解説を加えたMCをしました。
これがとても緊張・・・そして噛み噛みでした。
なんていったって寝不足(笑)
お聴き苦しい想いをさせてしまって申し訳ありませんでした。

全員歌い終わった時点で4時半過ぎ。
予定終演時間をオーバーしていました。
最後は僕が「マイウェイ」を歌って、それからお客さんと「今日の日はさようなら」を。
なんとなくグダグダMCのせいで締まりがない感じでしたが、
皆さんからは「アットホームで良かった」など言って(フォローして)もらえて…。
ちょっとホッとしました。

打ち上げはお客さんも交えて宴会。
お一人ずつコメントをしていって大変盛り上がりました。
今回は昨年まで事務をやってくれていた人(元奥さん)がいなかったので、
今日出演しなかった生徒さんに全てやっていただいてしまいました。
何から何までありがとうございました。
そして生徒さんたちもベストな環境とはいえない中で、
本当に頑張って歌ってくださって…こちらが元気をもらいました。
ありがとうございました。
温かく見守ってくださったお客様たち…心から感謝申し上げます。
そしてそして、大変な伴奏を快く引き受けてくださって、
いろいろ助けてくださったピアニストの岡田真歩さんには感謝の言葉を尽くせません。
今後ともどうぞよろしくお願いします。



2010.11.12(金) 譜読み!暗譜!

とにかく時間が足りず、常に追われている感じ。
今日はその究極でした。

午前中は二期会研修所予科の助演。
今日から立ち稽古。
暗譜はしていますが、まだ身体に染み込んでいるとは言えず、
不安な気持ちを押し殺しながら集中して演じました。
今日は1演目だけだったので助かりましたが、
あと2演目を来週までには暗譜していかなければ…。
間に合うか???

そのまま芸能花伝舎に居残って、
午後は二期会愛好家クラスキャリアアップコースの助演。
こちらはアマチュアの方がよりプロフェッショナルな技術を勉強するクラス。
難しい曲に挑戦していて、すごい…。
そして僕にとっても相当大変な曲が3曲。
しかも今日は3曲連続だったので、さすがに後半は声が疲弊してしまいました。
集中力も持続しきれなかった…むぅ。

夜は再来週のコンサート「ていおん!」の練習。
全然譜読みが間に合っていない状態だったので、
ガチガチに緊張して…案の定、歌えていませんでした。
自己嫌悪。
アニソン(アニメソング)メドレーはバリトンとバスだけの4人によるアンサンブル。
めちゃくちゃハモッて気持ちが良かったです。

帰宅してから明日の発表会のMC原稿を作り始めました。
完成したのは午前4時。
死んでしまふ。

MC原稿の一部



2010.11.11(木) 塚ちゃん

午後からレッスンをして、夜は川口市民合唱団の指導。
今日もヴォイトレとしてテノールの塚田くんが来てくれました。
ヴォイトレのお二人を僕は絶対的に信頼しているので、
とても頼もしいです。
これを機に、僕もいろいろ吸収したいです。

帰宅してから発表会のプログラムを印刷。
深夜までかかってしまいました。



2010.11.10(水) 「カルメン」始動

来年2月のオペラ「カルメン」稽古に初参加。
すでに立ち稽古に入っていました。
暗譜もあいまいだったので、集中できず…。
でも全体像は見えたので、これから役作り等を作りこんでいきます。
盗賊の首領…頑張ります。



2010.11.9(火) 腹痛

今朝からちょっと腹痛。
なんでだろ…?

午前中はハーモニーベルズの指導。
いくつかの曲を練習しましたが、
今日はそれぞれの曲の内容について深く考えてみました。
「表現しよう」とするだけで声質が変わるのは不思議な感じでした。

午後はレッスン。
発表会前の仕上げの段階の生徒さんや、
受験生のソルフェージュなどをレッスンしました。
いつもカワイのピアノが入っているスタジオを使っていますが、
今日はヤマハが入っているスタジオを借りました。
ヤマハの方が深くて輝きがあって、ピアノらしい音がしますが、
オーケストラの音を出すのならカワイの乾いた音の方が弾きやすいかも。

夜は混声合唱団「樹」の指導。
先月の上福岡ミュージックフェスタの録音を聴きましたが、
想像以上に美しいハーモニーになっていて、
半年前から考えると信じられないほど、まるで別の合唱団のようでした。
僕が一番驚いたかもしれません…団員さんはあまり自覚がないようでした。
バランスを考えて粘り強い練習をしてきた成果が見られて嬉しいです。
ソリストとしてお手伝いくださったソプラノの河村右さんにも感謝です。
僕を信じてついてきてくれた団員の皆さんもありがとう。



2010.11.8(月) 久々に縁

家の近くにある喫茶店「縁」で昼食を食べました。
久しぶり。
知り合いの歌い手さんが今度ここの2階でコンサートをやるそうです。
思えば「りひと門下生発表会」も第1回はここで催しました。
当時は10人ほどの生徒さんだったし、内々での発表会だったのですが、
今はこの会場では入りきりません。

夜は「魔笛」の稽古。
C組中心の稽古だったのですが、B組の僕も稽古させてもらえました。
毎回ナレーションを担当してくださっている声優の矢島正明さんがいらしていました。
思いがけず稽古の合間に台詞についてレクチャーをしてもらうことができました。
(※その中で名指しで一人だけ褒められたのがかなり嬉しかったです)
今日も稽古では汗だく…この寒い中、Tシャツ一枚で稽古しているんだから、
そのハードさはご想像できると思います。

第2幕「試練の場」のシーン



2010.11.7(日) 東京女学館記念祭

今日はいよいよ東京女学館記念祭。
合唱部は4月からの練習の成果を発揮するべく、
のびやかにステージで歌ってくれました。
僕があえて難曲をやると決めたため、本当に大変だったと思います。
これまで紆余曲折いろいろありました。
それを生徒たちが自分たちの力で乗り越えてきてくれました。
僕は環境を与えただけ。
本当に子供たちの可能性と潜在能力を信じて待っていました。
本っ当にみんなよく頑張った!
実は高2だけのステージを客席まで聴きに行って、
思わず泣いてしまいました…。

演奏後は何ともサバサバした気分になっていましたが、
反省会ではみんな涙涙でした。
若いって素晴らしい。

↑生徒からサプライズでもらった花束。クマちゃんが入っていました。

夕方からは13日の門下生発表会の伴奏合わせ。
先日の残りの8名を合わせていただきました。
皆さん成長の跡が見えて嬉しいです。
本番はのびのび歌って欲しいものです。
みんな頑張れ!



2010.11.6(土) イースト21クリスマスイルミネーション点灯式

東陽町にあるショッピングモール「イースト21」の、
クリスマスイルミネーション点灯式に、
江東少年少女合唱団が参加。
クリスマスの曲を数曲歌いました。

お昼から練習して、夕方に本番。
寒い中、子供たちは立派に歌っていました。
本番はとっても良い表情で歌うんですよね…。
みんな、お疲れ様でした。

夜は渋谷で打ち合わせ。
年末のディズニーリゾートIKSPIARIカウントダウン「第九」の、
企画・制作の計屋さんと、指揮者の木下先生と三人で会合をしました。
本番スケジュールや楽屋の割り振りなど。
今年はIKSPIARI誕生10周年なので、イベントとして例年以上のものにします。
新しいアイディアも飛び出し、ワクワクしてきました。
さてさて、どんなステージになるかは…どうぞお楽しみに。



2010.11.5(金) 久々ベーレンタール

午前中は西新宿の芸能花伝舎で、
二期会研修所予科の助演。
僕が研修生の本科時代に大変お世話になった、
ソプラノの井坂先生とも再会しました。
ちょっと今日は声が硬くなってしまい、バランスが取りにくかったです。

午後は恵比寿探訪を少ししてから、
東京女学館合唱部の指導。
講堂での30分ほどの練習でしたが、
部員たちの気合いが伝わってきてとても嬉しかったです。
春に引退した高3の先輩たちも揃って応援してくれて、
ありがたかったです。

夜は熊谷へ。
久しぶりのベーレンタール男声合唱団の指導です。
今週末の熊谷音楽祭は僕が欠席するため別の方に本番の指揮を代理してもらいます。
2週間はその方に指導をお願いしてありましたが、
今日はご都合が悪いそうなので僕が最後の仕上げをしました。
帰りは今日も午前様。
充実した一日でした。



2010.11.4(木) 心地良い敗北感

今日は夕方までオフだったので、洗濯をしたり、
のんびり過ごしました。

夕方から一人だけレッスンして、
夜は友人が出演するお芝居を観てきました。

La CHANCO 公演
「IF」再演

La CHANCOブログ

会場は日暮里d−倉庫
住宅街の真ん中に突然現れる感じの芝居小屋ですが、
中はとてもキレイだし、良い感じの小屋でした。
照明機材は少なめだったけど、いろいろできそう。
今日の公演でもとても効果的に照明を使っていました。
芝居はミュージカル仕立てですが、不思議と音楽が勝ち過ぎている感じもなく、
それでいて演奏の質は高いし、芝居もとてもいいバランス感覚。
テンポのほど良い物語展開と、演者の高い技術が客席を引き込みました。
最後のどんでん返しもとっても心地良かったし、
実に見ごたえのある素晴らしい公演でした。

正直、オペラ側の人間として敗北感を感じました。
でも心地良い敗北感。
とても良い刺激を受けました。
要は「バランス」が大事なんだな…。

大学時代の親友:長谷川大祐くんもとても大きな存在感を持っていて、
歌声も相変わらず素晴らしくて…頑張っているんだなぁと思いました。
何よりも活き活きとしていたのが伝わってきて、
こちらがパワーをもらいました。
僕も負けないように頑張らなきゃ。



2010.11.3(水) ラストスパート

今日は午前中から東京女学館合唱部の休日強化練習を指導。
最後の仕上げに入り、生徒たちもかなりエンジンがかかってきました。
この集中力はさすが…若さだなぁ…。
そのまま夕方までずーっと練習しましたが、ちっとも疲れを感じませんでした。
それだけ充実していたのだと思います。
もちろん生徒たちはさすがに疲れていましたが。

夜は入間「魔笛」の音楽稽古。
ここ2週間ほどお休みだったのですが、再開。
いよいよ今月本番ですから、こちらもラストスパート頑張ります。
今日はザラストロ役の大塚博章さんにも久しぶりにお会いできたし、
僕のアリアはカットしてくれたので、とっても楽しい練習でした。

夜は、昨日Kマエストロに借りたDVDをずーっと観賞。
気がついたら4時になっていました…寝なきゃ。



2010.11.2(火) がんばれ

今日は午前中にハーモニーベルズの指導。
珍しくちゃんと目が覚めて、時間前に余裕を持って会場入り。
良かった良かった。
現在、声質をメンテナンスしています。

午後は第3回古澤利人門下生発表会のピアノ合わせ。
生徒さんに30分ずつ代わる代わる来ていただき、
ピアニストの岡田真歩さんに合わせをしていただきました。
生徒さんたちも3回目ともなればずいぶん慣れたもので、
とても落ち着いて歌ってくださっている印象でした。
皆さんよく頑張っていて、とっても鼻高々です。
発表会では日ごろの力が発揮できるようにお祈りしています。

夜は府中で「魔笛」の稽古。
昨日に引き続き第2幕の立ち稽古です。
まだまだ暗譜が完全ではありませんが、昨日よりは一歩進みました。
あとは最後のアリアだけだ・・・頑張れボク。
C組パパゲーノの浜田くん(研修所時代の同期)もすごく良いキャラで、
見学していてもすごく刺激になります。
ややパパゲーノをやり過ぎて停滞気味の僕にとってはとても良い勉強でした。
何か新鮮な気持ちでパパゲーノを演じていければいいな、と思います。

そして明日は入間「魔笛」の稽古。
気持ちを入れ替えて頑張ります。



2010.11.1(月) 11月になりました

今日は東京女学館合唱部の指導。
ざーっと通して歌っていくと、中盤から集中力が切れることがわかり、
そうなってからどう立て直すか…が、課題のようです。
部活があるのもあと数回。
ラストスパートで頑張ります。
今日は昨年引退した高3生が手伝いに来てくれました。
今年の高2も頑張っているけど、
やっぱり高3の迫力は圧倒的だったな。
1年の成長ってすごいなぁと思います。
来年には今の高2たちも、あんな存在感を放つのかな(笑)

夜は府中の「魔笛」稽古。
今日から第2幕開始…暗譜が〜〜〜!
とりあえずパパゲーノ役の人がもう一人いたので、
ほとんど任せてしまいました。
パパゲーナちゃんは今日から立ち稽古参加(第1幕は出番がないので)。
二人の掛け合いのシーンも、今日はおとなしめに台本通り。
探り合いの感じでした。
スケジュールが合わず、なかなか二人で稽古できる日がないので、
次回がもう本番ぐらいのつもりでしっかり作っていこうと思います。

今日はお財布にお金を入れ忘れて、
帰りの電車の切符を買ったら、なんと残り「90円」!
あぶない…ギリギリ帰宅できました。