舞台裏日記

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2010.2.28(日) 熊谷ガラコン・オケ合わせ

今日はレッスンをお二人してから、熊谷へ。
2週間後の熊谷ガラコンサートのオケ合わせでした。
籠原にある熊谷文化創造館さくらめいとの大ホールが会場。
僕はオペラ「セヴィリアの理髪師」からDuetto"Dunque io son..."と、
オペラ「フィガロの結婚」からAria"Non piu andrai"を歌います。
どちらも同じ原作、一つの物語を描いたオペラで、
後者の「フィガロの結婚」をモーツァルトが作曲した後に、
その前の物語である「セヴィリアの理髪師」をロッシーニが作曲しました。
二つのオペラに登場するフィガロの曲を2曲歌うわけですが…
ロッシーニの方はハイ・バリトン。モーツァルトはバスの役なのです。
なかなか同じポジションで歌うにはつらく、瞬時に切り替えるのが難しそうです。

オーケストラは埼玉交響楽団。
指揮は国分誠先生。
テンポは快活な感じ。僕は嫌いではないです。
オケはまだバランスは未完成な感じですが、音自体は悪くない。
アマチュアオケとしてはなかなか良い音です。
ホールは良く響くのですが、天井が高く、楽器の方が音が飛ぶ構造。
特に言葉を客席に届かせるのは至難の業です…が、
無理しないでマイペースに歌うしかありません。
僕の調子自体は悪くなかったので、いちおう満足して帰ってきました。
お客さんがたくさん入る予定らしく、今からとても楽しみです。



2010.2.27(土) 初めての児童合唱団

今日はオペラの稽古が一日取りになりました。
そこで…
先週僕の体調不良を理由に、行くはずだったのにキャンセルしてしまった、
江東区児童合唱団の練習にお邪魔させていただきました。

会場に近付くと、キレイな歌声が聴こえてきました。
部屋に入ると自然と促されて、そのまま代理指導者として指導させてもらいました。
小学生から高校生までの子供たちの歌声と、明るさと、パワーを受け止めて、
こちらはそれ以上のものを返さなければいけない。
前半は汗だくになりながら、ジェットコースターのように練習を進めました。
振り落とすぐらいの勢いで走っているんだけど、しっかりと食らいついてくる子供たち。
いやはや、なかなか楽しい競演でした。

後半は時間に追われる感じではありましたが、
ポイントをかいつまんで、ちょっと難しい要求もしてみました。
ちょっと小学生には難しい言葉のチョイスが多かった気がして、反省。
演奏上の神経質な部分を修正することよりも、
とにかく僕の身体の動きや歌い回しを感じてもらって、
そういう歌い方もあるのか…と感じてもらえれば良いかなと思っていたので、
実際には結構アヴァンギャルドな音楽作りになってしまったかも…。

どうも僕の音楽作りって、「上手い演奏」よりも「演奏する楽しさ」を強調してしまうようで、
かなりファジーで、それでいて一塊りになっているような音を求めているような気がします。
整然で、一切の無駄がない音楽って、本当は理想だし、大好きだけど、
僕はそれはプロが使命感を持ってやれば良いと思っていて、
アマチュアにはプロには出せないものっていうのがあるような気がするんです。
それは小さな【型】の中に折りたたんで詰め込んでいくような音楽からは生まれない。
もっと僕らの想像を超えた次元で生まれる、奇跡に近いアンサンブルが存在することを、
僕は信じています。

それはぜひとも子供のうちから体験して欲しいです。
…そんなことをちょっと押し付け気味な合唱指導者です、僕は。
でもそんな指導者であることを、自分自身で楽しんでいます。



2010.2.26(金) 久々のベーレンタール

今日はお昼から新大久保で4人レッスン。
いつもと違う響きのスタジオだとまた違った感じに聞こえます。
皆さん、アマチュアだというのに、難しい曲にトライしていたりして、
本当にいつも頭が上がりません。

さて、夜は久しぶりにベーレンタール男声合唱団へ。
2月は2週連続で「こうもり」と「カルメン」のリハとぶつかってしまい、
さらに先週は僕が体調を崩して、急きょ代理の指導者に頼みました。
そんなわけで3週間ぶりに皆さんの顔を見ました。
久々に聴くと、改めて以前に比べて明らかに上達しているのがわかります。
あとはもっと団員数が増えるとバランス良くなるのにな…。



2010.2.25(木) 一週間経ちました

結局、確信を持って「治った」と言えるまでに、
まるまる一週間かかってしまいました。

今日は午前中しっかり寝て、寝汗もたくさんかいて、
シャワーを浴びてからレッスンへ。
池袋でお一人だけのレッスンだったのですが、夜は川口へ。
まだ牛丼の並盛が「多いなぁ」と感じるのですが、
食べ始めると、普通に一杯食べれました。

川口市民合唱団の指導。
出席率はあまり高くなかったのですが、集中した練習ができました。
ポリフォニーもずいぶん慣れたみたいで、とてもキレイでした。
当面の目標となるステージがしばらくないので、練習の集中力を保つのが難しい。
もっともっと「歌」に集中して欲しい…というのが僕の願いです。

昨夜、12月の川口市民合唱団演奏会の録音を改めて聴きました。
会場のマイクで録られたものと違って、客席で録音したもので、
お客さんが実際に聴いていた音を聴いてみると、ずいぶん印象が違いました。
とても音色が優しくてまろやかで、会場のマイクが拾った演奏の『粗』がなく、
素晴らしい演奏でした。
以前聴いた録音はステージすぐ上のマイクで録音されたものなので、
ホールの響きが伝わってきませんでしたが、
実際にはホールの響きを味方につけた素晴らしい音色だったことが改めて確信持てました。
最後まで神経をつかったソロ部分も、僕の狙い通りの効果を果たしていたし、
全てがうまくいっている感じでした。
(惜しまれるのは組曲にも関わらず、曲間に拍手をされてしまったこと)



2010.2.24(水) 大丈夫そう!

今日は芸能花伝舎で二期会アドヴァンスドコースの助演。
僕の方は久しぶりに曲を1曲歌いましたが、大丈夫そう。
声自体も調子は悪くなく、むしろ休んだことでツヤが戻ったように感じました。
まだ深く呼吸ができていない気はしますが…。

夜は自宅近くの公共施設でレッスン。
お二人の予定でしたが、一人お休みになったのであっと言う間でした。



2010.2.23(火) 起き上がれず

今朝は目が覚めたのですが、どうにも起き上がれず、
午前中のハーモニーベルズを休ませてもらいました。
まだまだ体力・気力が戻っているとは言えない模様。

午前中ぐっすり寝て、汗びっしょりになってお昼頃に目が覚めると、
かなり身体も軽くなっていて、午後には元気になりました。
ご飯もおそるおそる、ゆっくり食べたら全部食べられたし…
その代わり、食べていると胃に全エネルギーが使われるせいか、
…ねむくなります。

午後はレッスンをして、時間をつぶして、夜は混声合唱団「樹」へ。
新曲の楽譜をとにかく渡さねばならなかったので、
えっちらおっちら頑張って行きました。
新しい曲の音取りだったので、指導する方はだいぶ楽だったし、
特に問題もなく指導できました。

お休みしていた団員さんも復帰してくれて、
そういう嬉しいことがパワーになったのかもしれません。
明日こそフルタイムで完全復帰できるかな…。



2010.2.22(月) おっかなびっくり

まだなんとなく完全な復調とは言えない感じで、
電車に乗るとちょっとフラつくような気分。
それでも池袋の街を歩くと、自然と姿勢がシャンと伸びるのは、
常に観られている意識を持つことを舞台で学んだから。
池袋のいつものスタジオでレッスンをしましたが、
なんとなく部屋が暑く感じ、汗がたくさん出ました。

夕方は東京女学館へ行く予定でしたが、
歩いていると汗が出たり、寒く感じたり…と、
どうも自分の体温調整がうまくできないでいる感じでした。
これはまだあかんのかな…と、あきらめて休むことに。
それでもまだ迷っていると、しばらくすると何ともなくなりました。
改めて、東京女学館へ。

合唱部は先日引退した高2に代わって、高1が部を取り仕切っていました。
二つの部屋に分かれて練習をしていましたが、
心配になってのぞきに行くと、みんなしっかりと練習をしていました。

きっちりと先輩から学んだことを実践しながらも、
自分たちなりのやり方を考えながら練習している様子。
その様子を見て、とても頼もしく感じました。

再び池袋のスタジオにトンボ返り。
一人レッスンをして今日は終わり。
おっかなびっくりな感じで過ごした一日でしたが、何とか無事でした。
もう…大丈夫…かな???



2010.2.21(日) ご心配をおかけしました

18日はサーバーの問題なのか、なぜか日記を更新できませんでした。
レッスンをして、夜は川口市民合唱団の指導。
本番が2週続いたので、しばらく合唱団を休ませていただいていたので、
久々でした…という感じの18日(木)でした。

問題はその後です。

この日はいろいろ仕事上のメールのやり取りなどをして遅くなったのですが、
深夜遅くなって寝ようとしたら…
なぜか悪寒が。。。
とにかく寒くて寒くて、布団に入っても震えが止まりませんでした。
夜中だったのですが一度布団を出て、居間のコタツに全身を入れて温め、
一時的に震えが止まったので布団に戻りましたが、すぐまた身体が冷えました。
そうこうしながら寒さと格闘すること数時間。
すでに外は明るくなり始めてきた頃、以前にも体験したことのある感覚に。
トイレに駆け込み、激しくおう吐。
そして発熱。

翌日、病院へ行きました。
ノロウィルスの症状に近かったのですが、とにかくいま流行りの「腹風邪」という判定。
念の為インフルエンザの検査をしましたが、こちらは陰性。
発熱も伴うので身体の節々の痛みも堪えがたく、
胃腸の薬と、痛み止めの薬をもらって帰りました。
点滴をしてもらったのも効いたようで、少し意識もはっきりしてきて、
薬を飲んでぐっすりと眠ったら、だいぶよくなりました。
その日の夜にはお粥も食べれるほど回復したので、ホッとしました。

2日目は朝から熱も引いて、睡眠する毎にしっかりとした発汗。
水分補給だけ気を付けて、しっかりと休んだら完全復活しました。
ただ、ご飯をロクに食べていないので体力がないのと、
ずーっと寝ていたので身体がだるく、一日無理せず過ごしました。


そんな訳で今日から復帰。
幸いスケジュールは熊谷でのガラコンの合わせのみ。
久々に出した声は何だか甲高い(笑)
実際に出ている声はそんなに変わらないようでしたが、
自分の感覚ではまるでヘリウムガスを吸ってから出したような声でした。
マエストロ稽古を2曲しただけでしたが、ノドはすでに疲労気味でした。

今日は夕食もがっつり食べれたし、徐々に体力も戻るでしょう。

この2日間、仕事などを完全にキャンセルしてしまいました。
ご迷惑をおかけした皆様には心からお詫びします。
ご心配いただいてしまった皆様、どうもすみません。



2010.2.17(水) 声枯れた

寝不足のまま西新宿の芸能花伝舎へ。
二期会アドヴァンスドコースの助演でがっつり歌いました。
朝っぱらから連続でガンガン歌っていたら、さすがに声が最後枯れてしまいました。
コントロールできない状態でノドに負担をかけてしまったんですね…。
声帯が硬くなり、周りの筋肉が疲労で力が入らなくなったような感じ。
しっかりと修理せねばなりませんが、
明日、特にオペラ等の稽古が入っていないのが幸い。
声を休めたいと思います。

午後はまず池袋のいつものスタジオでレッスンを2時間。
その後、自宅近くの公共施設でまた2時間レッスン。
芸大受験生は来週からいよいよ入試がスタートです。
僕は何も手伝えていないような気がするけど、精一杯頑張ってきて欲しいです。
In bocca al lupo!
Forza!!



2010.2.16(火) また雪が降りました

こんなに何回も雪が降る冬も珍しいですね。
今夜も雪が降りました。

今日は午前中にハーモニーベルズの指導。
4月のコンサートまでいよいよ練習回数も限られてきましたから、
互いに焦りも感じつつ…気楽に本番に臨めるよう、気を遣って指導せねば。
でも毎回少しずつ着実に上達していっています。

電車の中で眠りながら移動。
午後は江東区の東陽町でオペラ「仮面舞踏会」の音楽稽古。
1時に稽古場に行ったら、今日は2時からだったことが判明。
まぁちょっといろいろと電話する用事もあったので、
やり取りをしていたら、あっと言う間に1時間たっていました。
2時から音楽稽古をしてもらって、皆さんは夜まで練習が入っていましたが、
僕は出番も終わったので、お先に失礼しました。

再び電車に揺られ、居眠りしながら移動。
夜は埼玉県ふじみの市、上福岡で合唱団「樹」の指導。
団員さんの家庭や仕事の事情など、いろんなことが重なって、
男声パートが減ってしまって…まいりました。
新入団員募集せねば。
お近くの方いらっしゃいませんか??
現在は「TOKYO物語」というメドレー曲を練習中。
「りんごの唄」〜「東京ブギウギ」などの昭和歌謡を混声合唱で歌っています。
皆さん、ヒントを与えればどんどん変化していくし、何よりも楽しそう。
団員さんたちの笑顔が僕のエネルギー源です。

帰路の電車の中でも居眠り。
乗り過ごしそうになりながらも何とか帰宅しました。
どんだけ眠いんだ…。
で、いつも夜中は眠れなくなるんですよね。

先日の「カルメン」は大変好評をいただいています。嬉しいです。



2010.2.15(月) 空き時間に

今日は楽なスケジュール。
3:30から1時間レッスンをして、その後は夜まで暇つぶし。
いつもの池袋のスタジオではなく、新大久保のスタジオだったので、
新大久保のファミレスで3時間を弄んでいました。

この時間を有効に使うために、
まだ途中だった6月「ラ・ボエーム」の舞台図&イラストの作成を。
1、2、4幕は完成していたので、3幕を仕上げました。
まだまだ草案の段階ですが、なんとか完成。
舞台転換の手はずも計算しつつ、アイディアをたくさん詰め込みました。
あとは、舞台監督さんと照明さんと話し合って修正していきます。

7:30からもう1時間のレッスン。
テノールの生徒さんだったので、一緒にアリアを歌いました。
さすがにのどが疲れた。。。



2010.2.14(日) 川口オペラ「カルメン」終演

川口オペラを考える会第2回公演
オペラ「カルメン」(日本語版)

お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
僕の出番はちょっとなのに、たくさんの方が会場に足を運んでくださいました。
中には大阪から僕を観に来てくださった方もいらっしゃいました。
感謝・感謝です!!


ミカエラ役の鳥屋さん

僕はもう数えきれないほど演じてきたモラレス役。
この役のスペシャリストになってきた…かな??
第1幕冒頭シーンを飾る役というのは責任重大。
何度やっても緊張します。
舞台袖でスタンバイしている間は本当に祈るような気持ち。
心拍数こそ、それほど上がらなくなりましたが、怖い気持ちは消えません。
無事、出番を終えてやっと解放される感じ。
あとはずっと楽屋で過ごします。


キャスト集合写真…ホセ&カルメン&スニガは出番が近かったので声をかけられませんでした。

第2幕前半の酒場の場面。
通常のオペラではない大迫力のフラメンコショーが挟まれてからの登場。
酔っぱらいながらジプシーソングを聴き、エスカミーリョを迎え入れ、
「闘牛士の歌」のバックで歌い、後は退場。
これで全出番は終了。

楽屋で衣裳の上着を脱いでカーテンコールまで1時間以上待ちです。
楽屋では出番待ちの他のキャストさんと雑談。
これが楽しいんですよね…意外と皆さんリラックスしたムードだったので、
笑い声が絶えない楽しい楽屋でした。

3幕も終わり、短い4幕では闘牛場から聞こえる裏歌合唱に加勢。
あとはカーテンコールで終わりました。

打ち上げでやっとカルメン役のJangMinさんと写真を撮れました。



2010.2.13(土) 「カルメン」ゲネプロ

メイクと衣裳も完備して、今日はゲネプロ。
昨日の場当たり稽古では声は出さなかったので、
初めてホールの響きを確認しました。

川口リリア音楽ホール・・・
これまでにも川口市民合唱団の演奏会で歌ったことがあるのですが、
オペラをやるのは初めて。
やはり音楽の質も違うし、ちょっと今までとは違った響きに感じました。

明日はどうぞお楽しみに。



2010.2.12(金) 「カルメン」場当たり稽古

今日は「カルメン」の場当たり稽古。
舞台も最大手:The STAFFだし、衣裳は東京衣裳。
かなり気合いの入った公演です。
照明もステキでしたし、とってもキレイなステージでした。

舞台の様子

途中に本格的なフラメンコも観られて、すごい迫力。
とっても熱い公演になりそうです。
僕は出番が少ないのでずっと楽屋を温めております。



2010.2.11(木・祝) ラストステージ

今日は私学第三支部演奏会。
東京女学館中・高等学校合唱部にとっては今期最後のステージ。
最高学年の高2にとっては引退ステージです。
意識しないように、いつも通り歌うように心がけさせましたが、
本番は緊張しつつも、練習の成果をしっかり発揮してくれました。

歌い終わった後も、まだ実感は湧いていないようでしたが、本当にこれでおしまい。
僕の方が寂しい気持ちになってしまい、心にポッカリと穴が空きました。

昨年4月から指導するようになって、あっと言う間に1年が過ぎてしまいました。
その間に生徒たちはどんどん成長していき、大人になっていきました。
今日も演奏が終わった後も、部長たちがしっかりと部員を統率していて、
演奏会が終わってからも感傷に浸ることなく、きちんと仕事をこなしていました。
本当に人の成長というのは尊いものです。

生徒たちと別れて、僕は川口へ。
今週末の「カルメン」に向けて最後の稽古でした。
僕は先週まるまるお休みしてしまったのですが、何とか出番をこなしました。
市民の皆さんによる合唱も、非常に熱の入った芝居と歌で、迫力がありました。
今日から【通し稽古(11日】→【場当たり稽古(12日)】→【G.P.(13日)】→【本番(14日)】と、
4日連続で川口に通います。
2週連続の舞台…ここが今年最初の山ですから、体調に気を付けて頑張ります!


オペラ「カルメン」のチケットは完売しました!
当日券も出ない可能性がありますので、ご注意ください。


2010.2.10(水) 朝は無理

今日は午前中から二期会アドヴァンスドコースの助演。
高音が出ませんでした…(涙)
朝は無理ッス。

午後はお二人レッスン。
夜はのオペラ稽古が取りになりました。

昨夜、寝違えたようで…首が痛い。
そして口内炎もできた模様。
疲れがここにきて湧き出てきたみたい。
本番近いし気をつけねば。



2010.2.9(火) 合唱指導

火曜日は合唱指導の日。
午前中はハーモニーベルズの指導。
そろそろ曲を絞り込んであげないと、団員さんの負担が増えてしまいます。
日数も少ないし、指導者がしっかりとした態度でいないといけません。
追い込みにかける前の最終確認…に近い練習をしました。
以前にやった曲ほど、悪いクセが残っていることもわかり、
今後の課題もはっきり見えました。
4月のコンサートまでにやるべきことを次回には示してあげたいと思います。

午後は池袋でレッスン。
…の前に大好きなマッシュマンズカフェでランチ。
ぶたしゃぶとアボカドのわさマヨ丼…おいしかった〜。
レッスンを二人終えると、移動。

夜は混声合唱団「樹」の指導。
合唱指導の見学にいらした方がお越しになりました。
僕はいつも通りの指導をしたのですが、
団員の皆さんがすごく楽しそうに歌ってくださっていて、
僕も指導し甲斐がありました。
短いメドレー曲ですが、やるべきことが全てのフレーズにあり、
集中してそれらをクリアしていってくだされば、自然に良い演奏になるよう。
そんな練習ができたような気がします。
技術は表現の為に…。表現こそが最高の技術向上。
そういったことを皆さんがバランスよく実現できるように導いていきたいです。



2010.2.8(月) 最後の部活

午後に某打ち合わせ。
来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、
2011年から少し積極的に動き出すかもしれません。
まだまだ企画段階…。同時進行で自分企画のものもやってみたいし。
そろそろ頭の中にあるものを表に出していきたいです。

夕方は昨日に引き続き、東京女学館合唱部のコーチ。
木曜日の本番前の最後の部活になりました。
さすがに集中しているし、ほぼ全員が出席したせいか、音の厚みがすごかったです。
確かな手応えと、最後の細部の課題を一つ一つチェックしていきました。

夜は何もなかったので帰宅しました。



2010.2.7(日) オペラ「仮面舞踏会」音楽稽古スタート

お昼から東京女学館へ。
いよいよ今週木曜日に最高学年である高2の引退ステージがあります。
それに向けて特別練習。
いちおう「こうもり」別組の公演のスタンバイもできる状態にして、
入り時間以降も連絡がなかったので一安心。
女学館の特別練習の指導に向かいました。

さすがに直前になって気合いが入っているようで、
暗譜もしっかり済んでいるし、集中している様子。
やるときはやる子たちです(^-^)
さすがに3時間の練習は疲れたようでしたが、
僕の粘っこい指導にもめげずに頑張っていました。
最後には笑顔で歌えていたから、良い仕上がりかな?

夜は4月公演:江東オペラ「仮面舞踏会」の音楽稽古。
稽古自体は少し前から始まっていたそうですが、
僕は出番も少ないし、スケジュールが合わなかったこともありしばらく取りでした。
そんな訳で今日が初参加。
2006年以来2回目のシルヴァーノ役です。
久しぶりの感触を懐かしむのと、以前より圧倒的に歌いやすくなっている自分を噛みしめ、
すごく楽しんで歌えたような気がします。
ところでリッカルド役の山田精一さんとは2003年の「カルメン」以来。
僕のことは覚えていないかもしれませんが、僕はその素晴らしい声を忘れていません。
今日もすげぇ声でした…。
あんな風に柔らかく艶とコシのある声が出たら気持ち良いだろうなぁ。
聴き惚れてしまいました。
本番までご一緒できるのが楽しみです。

帰ってきてパソコンをしていたら…首が吊った…。
やっぱり本番後は疲れているんだな。



2010.2.6(土) 喜歌劇「こうもり」終演

東京シティオペラ協会主催の喜歌劇「こうもり」本番!
昨年3月にも他団体で父と同演目・同役による共演を果たしましたが、
今回が二度目…もう慣れたもので、だいたい互いの呼吸は読めている感じでした。

客席は満席。
前の方の席が空いていたのですが、序曲が終わるとワラワラとたくさん入って来てくださったので、
本当にたっぷりの満席でした。
←大入り袋が出ました

今回の演出でも、序曲が終わるとまずファルケによる前口上が始まります。
何よりもこの前口上が毎回緊張します。
ここでの「つかみ」が公演全体に影響しますから、責任重大です。

実は前口上で話す内容を自分で工夫して、どんどん増やしていきました。
気が付いたらもともとあった台本の倍ぐらいの長さになってしまって…。
アドリブで今日はさらに2つくらいネタを増やしていましたが、
お客様もたくさん食いついてきてくださって、なんとか大役は果たせたと思います。

1幕では父との二重唱も何とか事故なく歌えました。
父とのハーモニーを感じながら、冷静に歌えてよかったです。

老けました〜。

2幕は司会役なので、シーンとシーンを区切る役目。
たっぷりとした間で芝居ができるので、実はそれほど大変ではありませんでした。
ただ、ずーっと乾燥していた舞台に立っているのはノドには酷でした。
ファルケのアリアに近い「Bruderlein…」で「Duと呼んで」という歌詞があるので、
前口上で「Du」についての説明を前フリしておいたのですが、どうやら効果あったようです。

3幕はフィナーレにちょこっと出るだけですので、安心していたのですが、
父が突然アドリブを入れてきたので、慌てて芝居を返しました。
案の定うまくいかずにすべりました…。
3幕フィナーレで客席を見渡すと、皆さんとっても素敵な笑顔だったので、
正直、ホッとしました。

父と終演後…父:半目

無事公演を終え、ロビーで送り出しをしてから近くのファミレスで食事をし、
夜公演を客席で観劇してから帰りました。
長い一日でした。

お越しくださった皆さん。
共演者・関係者の皆さん。
本当にありがとうございました。



2010.2.5(金) 静かに過ごす

本番前の一日は完全OFFになりました。
夜の合唱団の仕事はお休みさせていただいて、今日は家で過ごしました。
昼間は念のため耳鼻科で吸入をし、夜にはいつものマッサージ屋さんへ。
とにかく冷静に、一日過ごせました。
奥さんはaikoのライブに行っているし、僕はゆっくりとテレビで「ポニョ〜」を観ていました。
近年の日本アニメの中では絵・ストーリー共に粗さはありましたが、
とっても良い作品でした。
泣けた〜。

さてと、明日は頑張ります!
お越しくださる皆さま、どうぞお楽しみに。



2010.2.4(木) 「こうもり」ゲネプロ

ついにゲネプロを迎えました。
紆余曲折した役作りも最終的に一番シンプルなところに落ち着き、
今日は迷いなく演じられました。
「十分、年相応に見えるよ。若くは見えないから大丈夫。」
と演出家からも太鼓判。
…それって、普通に歳をとったってことか???

まぁ、いずれにせよ今日のゲネプロは最初から最後まで完璧でした。
ミスが一つもないゲネプロ…逆にちょっと不安ですね。
ゲネプロでミスをしておくと、本番で気をつけるポイントが見つかるのですが。

役にも慣れてきたせいか、淡々と演じられるようになりました。
全体的にもとても面白い仕上がりになりましたし、
お客さんもたくさん来ていただけるようですし、本番が楽しみです。
あとは体調管理を最後まで怠らないように頑張ります!!



2010.2.3(水) オフにつき

今日はオフなので、日記のネタがありません。
そんなわけで落書きをアップします。
「記憶スケッチ」というもので、お題を出されて絵を描いていくゲーム(?)です。

お題【跳び箱】


大した意味がある絵ではないので、深く考え込まないでくださいね。


あ、そうだ。ネタありました。
髪を切りました。



2010.2.2(火) 昼寝に帰る

午前中はいつものようにハーモニーベルズの指導。
実は昨日の晩になぜか全然眠れなかったので不安でしたが、
思ったよりもエネルギーが出せたし、充実した練習ができました。
結局、言葉で説明し切れないので、自分で歌って伝えるしかないのですが、
これが僕の武器ですから、ニュアンスはしっかり伝えられたはず…。

午後は…実はテレビ取材のオファーがあったので、
入っていたレッスンを全てキャンセルして空けておいたのですが、
あとになってプロデューサーから「例の取材はなくなりました」と言われました。
怒っても仕方ないので諦めるしかないですね…。
またの機会を待つしかありません。

結局、夕方まで大幅に時間が空いたので一度帰宅。
腹風邪にかかって寝込んでいる奥さんと一緒に僕も昼寝。
起きたころには出かける時間だったので、すぐに再び外出しました。

夕方にレッスンを一人やってから東武東上線で上福岡へ。
混声合唱団「樹」の指導に行きました。
しばらく主だったステージもないので、楽しく和気あいあいと練習中。
もう少し団員が増えると嬉しいけど、今できることを最大限引き出せるよう頑張っています。
団員さんたちの笑顔を見ると(僕がしょーもない冗談を言うせいだけど)嬉しくなります。



2010.2.1(月) 初雪

今日はお昼は家で録画してあったTVドラマを観て、
夕方からお二人レッスン。

 
夜は空きになったのでどうしようかと迷いましたが、
結局まっすぐ帰宅しました。
帰り道、雪が降ってきた…。
小さな雪だるまを作りました。