舞台裏日記

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2010.9.30(木) 咳

風邪がこじれています。
咳が止まらず、痰がからんで声が出ない…。
夕方ぐらいにやっと話し声が出るようになりましたが、
お昼からのレッスンの時には苦しい状態でした。
明日本番だというのに…なんとかせねば。

夜は川口市民合唱団の指導。
合唱祭に向けて少しずつ仕上げていっています。

合唱団の指導を終えたら、いつものマッサージ屋へ。
閉店前の滑り込みでマッサージをしてもらいました。
お尻や股関節がガチガチだったようで、しっかりほぐしてもらいました。
これで明日には少しは声が戻っているといいな。



2010.9.29(水) 5分で堕ちる

久しぶりに晴れたので目が覚めたら慌てて洗濯。
良かった…もう着るものがなくなっていたので、これで安心。

お昼からレッスンしました。
ご病気でお休みされていた生徒さんが復帰して、
レッスンを受けに来てくださいました。
「先生も身体は大切にね」なんて言われてしまって、
胸が熱くなりました。

夜は「こうもり」の稽古へ。
到着したらピアニストさんとザーッと合わせて、すぐに通し稽古へ。
稽古回数3回で本番ですから…台詞が多い僕にとっては1回1回が勝負です。
前半はちょっと上手く乗れない感じでしたが、中盤からは集中。
風邪のせいで声は枯れていましたが、なんとか通すことができました。
稽古後は小打ち上げに皆さん行かれましたが、
僕は周りに風邪をうつしてしまってもいけないし、
正直身体がしんどかったので失礼しました。

一度帰宅してから、いつものマッサージ屋さんに行ってきました。
5分で眠ってしまったようで、気がついたらイビキをかいて寝ていました。
身体がほぐれてだいぶスッキリしました。
咳も収まったし、やっぱり身体が疲れていたんですね。
明日には調子が戻るといいな。



2010.9.28(火) 見事に風邪をひく

昨日はかなり身体がしんどかったので、
身体中に湿布を貼りぐっすり寝ました。
おかげで身体の痛みは半分ほどに…。
熱も出なくて良かったのですが、
昨夜風邪予防の為にしこたま食べたニンニクの影響で腹をくだしました。
おかげで夕方までしんどかったです。

午前中は布団から何とか這い出てハーモニーベルズへ。
来月のコンサートの為に仕上げの段階。
声もだいぶまとまってきました。

午後は来月スクール(小学校公演)の練習。
立っているのも辛かったのでなるべく座りながら歌うつもりでしたが、
いざ練習が始まると座ってもいられず…。

練習を終えて少し時間があったので一度帰宅しました。
やっとこさ重い腰を上げてオペラ「スザンナの秘密」の訳詞に取りかかります。
これまでも対訳を作成したり、全体の演出を考えたりして下ごしらえはしていたのですが、
いよいよ本格的に始動です。
…とは言え孤独な戦い。
参考資料も極端に少ない作品なので一からの創作です。

夜は混声合唱団「樹」の指導。
だいぶ腹の調子も戻り、あとは咳の声枯れのみ。
難しいメドレーもやっと形になり、だいぶ良い感じになってきました。

さ。風邪を完治させる為にも早く寝なきゃ…。



2010.9.27(月) 「こうもり」ハイライト稽古開始

10月に群馬の小学校で歌うコンサートの練習を昼間にして、
夜には浦和へ。
10月8日川口リリアホールで公演する、
オペレッタ「こうもり」ハイライトの稽古が今日からスタートです。
ハイライトというよりほとんど演奏会形式なのですが、
僕はファルケ役としてナビゲーターをしなければならないので台詞が膨大。
しかもいつも使っている邦訳詞と違うから、
暗譜もイチからやり直ししなければなりません。
さすがに初日から暗譜・暗記で…とはいけませんでしたが、
だいたいの流れはわかったので、ここから自分で組み立てていこうと思います。

昨日からちょっと咳が出るし、だるいので今日は早く寝ようっと。



2010.9.26(日) 和光市第九合唱指導:代講

まず…いきなり練習会場を間違えてしまったんですけど…。
普段は父が指導している和光市の第九合唱指導を代講してきました。
僕の「第九」指導を受けたことがある人はわかると思いますが、
とにかく息つく間も与えないほどのハイスピードで指導していきます。
名付けて「ジェットコースター指導法」!
合唱団員さんたちが音楽に集中できるよう、考えたり気を抜く間を与えずに、
手を替え品を替えて同じフレーズを何度も歌っていきます。
そのフレーズの奥深さ、表現方法の広がりを感じ取ってもらいながら、
具体的な指導よりも、「目的」を与えて、それぞれが工夫していく形で練習します。
【考える】【イメージする】…これが最も大事なことだと思います。

それにしても疲れた…。
「第九」もすごいテンションじゃないと指導できないので。



2010.9.25(土) 児童合唱団

江東少年少女合唱団の指導。
まだまだ子供たちのハートをキャッチできていない感じ。
こちらの良いと思うものと、子供たちが楽しいと思うものは違うし、
頑張って共感したいと思っても、共感し得るものではありませんものね。
難しい部分が多々ありますが、ファイトも湧いています。

夜は池袋でレッスン。
10:30までレッスンをしていました。



2010.9.24(金) 甥っこに泣かれず

今日はレッスンをしてから実家へ。
妹の息子は僕の顔を見るといつも泣きます。
だけど今日は最初に泣かれたけど、その後は少し慣れました。
良かった良かった…。

夜は熊谷ベーレンタール男声合唱団の指導。
しばらくお休みをしてしまいましたが、
今日は久々に厳しく練習しました。
もっときちんと毎週教えに来てあげなきゃいけないな…。



2010.9.23(木) 成長

午前中から東京女学館合唱部のコーチへ。
…で、寝坊して遅刻(汗)。
午前中から夕方までずーっと練習しました。

夜は入間で「魔笛」の稽古。
今日は子役の子たちも参加していました。
…あれ???
5月以来4カ月ほど会っていなかった子供たちの身長が…
明らかに伸びている…。
子供の成長は早いですね。
すっかり力も強くなって「パパパ」でグイグイ押されました(笑)
これは、11月までまだまだ大きくなりそうだな。
こっちも鍛えておかなければ。



2010.9.22(水) 稽古は続くよ

昨夜も気がついたら風呂にも入らずに寝ていました。
今日は午前中からレッスン。
5時間連続だったのですが、考えたら昼食も食べずにレッスンしていて、
ふと気を抜くと血糖値が下がってフラ〜っとなりました。
食事は大切ね。

夜はついについに…。
今年5月に公演して大好評だった入間オペラ「魔笛」が、
11月に再演となりました。
その稽古が開始(というか稽古自体は始まっていたけど、僕は今日から参加)。
久々に開く楽譜と台本…覚えているのかなぁ…不安。
と思っていましたが、いざ稽古場に入ってみると自然にパパゲーノに戻っていました。
でも、若干「鮮度」は落ちているのが自分でもわかりました。
もう一度新鮮な気持ちでこのパパゲーノに向かい合わねば。

そうそう入間市のケーブルTV「どたばた入間」の取材を受けました。

ところで、21時に「魔笛」の稽古が終わりましたが、まだ帰れず。
なぜなら同じ会場で11月のスクールコンサートの合わせが行われました。
というより、僕がここで稽古をしていることを知って、同じ会場に集まってくれたのです。
今日は1時間しかなかったので、動きの確認だけして終わり。
小学生空いてのプログラム…なかなか手ごわいです。

先日のオペラ「リゴレット」舞台イメージ図を公開。
多少ここから変更はありましたが、照明デザインも含めてほぼこの通りの舞台ができました。
【リゴレット舞台イメージ図】

前奏曲

第1幕1場

第1幕2場

第1幕フィナーレ

第2幕

第3幕

第3幕フィナーレ



2010.9.21(火) 疲労は隠せない

気がつくと朝でした。
そして身体を起こそうとしたら…起き上がれない。
肉体的な疲労よりも精神的な疲労の方が大きかったかもしれません。
本当に情けないのですが、午前中のハーモニーベルズは休ませてもらい、
午後からノソノソと起き上がってきました。

疲労は隠せず…しかし相変わらず気は興奮冷めやらぬ感じ。
すごく奇妙な感覚でした。
一日を何とか終え、やはり気がついたら寝ていたようで…。



2010.9.20(祝) 壮絶な一日「リゴレット」終演

ややゆっくりと会場入り。
改めて助手と打ち合わせをしながら、小道具類の確認をしました。
照明スタッフさんと昨日気になった箇所を修正。
舞台監督の方はプロンプター(歌手に歌詞をリアルタイムで教えるシステム)についての打ち合わせ。
急きょ舞台に立っていただく島村さんには当然プロンプが必要。
オーケストラピットの中にプロンプターBOXを設置しました。

島村さんが楽屋入り。
まずは衣裳合わせを行っていただき、
一息ついたところでワンシーンだけ場当たり稽古しました。
あとはプロンプの確認をしていただきながら、
静かに時を待ちます。
こちらは助手を一人島村さんに貼りつかせ、
全てのフォローを任せました。

プロンプターが入ったことで音楽スタッフが一人減り、
裏音の役目を演出部でもフォローすることになりました。
その練習もやって…アタフタしているとすぐに開演。

とにかく僕らは当然不安を抱えながら舞台に立つことを島村さんに強いてしまった分、
少しでも不安を解消していただけるよう、付き人役に徹底。
舞台に出る直前に楽譜を読んでいただきながら、動きをざっくばらんに説明。
その他、舞台上の注意事項もお伝えし、祈る気持ちで舞台に送り込みます。

島村さんのすごいところは、何も説明していないのにこちらの意図をくみ取ってくださり、
僕の演出プラン通りに舞台上で演じてくださっていたこと。
また、周りの共演者もリゴレットに引っ張られるかのように、
臨機応変に対応しながらシーンを作っていってくれました。
それこそ稽古場でも徹底した「リアクションで芝居をして」ということが、
実践されている感じでした。
だから違和感なく芝居は成立していたし、むしろ生の表現と緊張感が生み出されていました。

カーテンコールも終わり、緞帳が下りると…
合唱団も含めて、出演者がみんな泣いていました。
ホッとしたのが正直なところだと思います。
…そんな過酷な状況で出演者を舞台に立たせてしまったことを、
制作サイドの一人として、心から申し訳なく感じました。

舞台スタッフ・照明スタッフともがっちり握手を交わし、
やり合いながらも作り上げた素晴らしい舞台にお互い誇りを持てました。
良いものを作った…という実感は飽くまで自己満足ですが、
それでもこうして仲間と笑顔で舞台を降りることができたのは嬉しかったです。

打ち上げは異常な盛り上がりでした。
困難な山を乗り越えた心地良さに酔いしれながら帰宅。
睡眠…というより気絶に近い状態で眠ってしまっていたようです。



2010.9.19(日) 「リゴレット」初日&トラブル

朝イチで会場入りし、照明を作り直し。
「あそこのサスは消してください。フォローは入れなくて良いです。」
と、全部で100シーン以上ある照明設定を指示していきました。
照明チーフからは「え?こんなに暗くしていいの?」とか、
「ここまで大胆な照明は僕にはやる勇気がなかったなぁ」などといった感想をもらいながら、
着々と作業を進めていくうちに、だんだん照明さんのトーンが変わってきます。
「なるほど…」「これはすごい」
徐々にノッてくる照明さん。次第にこちらで指示を出さなくてもどんどん作り変えていってくれます。
「古澤さんがやりたかったことがわかってきましたよ…。」
遅いやん…でも理解してもらえてからの共同作業は本当に楽しかったです。
僕の舞台は照明が命!
一緒に良いものを作ろう!という気持ちがプロフェッショナルの心に火を点けました。

照明の問題が解決して準備が進められていった、そんな時…
制作の方が声を震わせながら僕のもとへ走ってきました。
「(20日リゴレットの)Hさんが…」
嫌な予感がして尋ね返すと携帯電話に届いたメールを見せてくれました。
「入院が必要になり絶対安静。本番に出られません。」
頭が真っ白になりそうになるのを堪え、とにかく僕は今日の本番の為の準備を進めなければなりません。
A組のリゴレットさんは明日の公演には代役では出られません(別の地で仕事があるから)。
もともとそれを前提に出演契約をしたので、そこは変えられません。
どうにかしないと明日の公演はつぶれます…。

そのまま照明作りの作業をしていると今度は僕の助手が走り込んできました。
「Mさんが倒れました…。」
プリマドンナ役がパートナー不在の事実を知り、気絶したそうです。
しばらくして気を取り戻したようですが、彼女にとってはこの舞台がプリマドンナデビュー。
相当なプレッシャーを抱えながら臨んできたのに、もしかしたらその舞台すらなくなるかも。

B組場当たり稽古を開始する前に舞台上に出演者を全員集め、
リゴレット役不在の状況を報告。
動揺が広がる中、とにかくこの舞台を統括する僕が一番冷静でいなくては…。
「最後まで自分がやるべきことに集中して、あとは信じて待ちましょう。」
なぜかポジティブに頭が働き、場当たり稽古は順調に進みました。
その時、「リゴレットの代役が見つかりました!」という報告。
すぐに会場中に音が出るマイクで報告すると歓声が上がりました。

しかもその代行を引き受けてくださった方というのが、
日本でリゴレット役の第一人者:島村武男さん。
すごいことになりました。
島村さんには急きょ駆けつけていただくことにして、
ゲネプロはリゴレット不在のままスタート。
助手の海下くんがリゴレットの代わりに立って頑張ってくれました。
そうこうしていると、島村さんが会場入りしてくださり、
いきなり何の説明もしないまま2幕から舞台に上がっていただきました。
私服姿のまま転がりこむように舞台に登場した島村さん…。
いえ、その姿はすでにリゴレットそのものでした。

島村リゴレットが登場した瞬間、会場の空気が波音を立てて揺れるように感じました。
すごい存在感。圧倒的な声量と変幻自在な表現。
そして何よりもすごいのは何も説明していないのにシーンが成立してしまう直観力。
周りの出演者もオーケストラも舞台スタッフすらも全員が息を呑みました。
そして大アリア"Cortigiani!"「鬼め、悪魔め」。
あまりの素晴らしさに涙がこみ上げてしまいました。
熱い風が吹いた舞台はまるで生き物のように変化していき、
すさまじいテンションのままゲネプロが終了しました。

それから改めてご挨拶。
急きょマエストロとリハーサル室で音楽稽古をしていただきながら、
こちらは初日本番の開演が迫る中、準備。
僕も衣裳とメイクをつけながら、状況を逐一報告してもらい、
二人の優秀な助手に指示を出していきました。

A組開演。
その裏ではリハーサル室で僕の助手が島村さんと荒立ち稽古を進めています。
同時中継で指示を出しつつ本番のステージへ。
実はA組もマントヴァ公爵の声の調子が悪く、状況を注視しながら判断をしなければならない状態でした。
助手が一人取られてしまっているので、僕も舞台裏をフォローしながら歌い演じます。
A組はそんなこんなで必死にいろいろやっているうちに終演。
公演そのものは最小限のトラブルに抑えられ、無事に終わりました。
終演後も会場に残り、明日の対策を助手二人と打ち合わせ。
誰が何をして、どうフォローしていくかを話し合いました。

やるべき準備を全て終え、A組の打ち上げに参加。
まずは今日一日の疲れをリセットして鋭気を養いました。



2010.9.18(土) 照明に怒る

「リゴレット」A組場当たり稽古&GP。
期待を膨らませて会場入りしました。
まずはセットが組まれた舞台へ。
おぉ…すごい。

実は前日に頭の中で改めて舞台装置のチェックをしていて、
「こんなに舞台装置(大道具など)が少なくて、閑散とした舞台にならないだろうか?」
と不安になっていました。
ところが実際に組まれたセットをみて安心。
舞台スタッフさんが工夫をしてくれて、
シャンデリアも1つの予定だったのに2つになっていました。
その他にもデザインの中では存在しなかったジョーゼット(飾り布)も追加されていて、
舞台監督から「勝手につけちゃったんですけど、いらなければ遠慮なく言ってください。」と告げられ、
「これ、いいですよ〜!」と感謝感激しました。

場当たり稽古も着々と進み、だいたい時間通りに終えることができました。
僕はすでにクタクタでしたが…。
で、そのままゲネプロ開始。

ここで唖然としてしまいました。
照明があまりにもおそまつで、舞台が明るすぎる。
そうでなくても簡素な舞台装置なのに、そこに「見せる」照明を当てたら、
安っぽさがクローズアップされてしまいます。
こちらが要求したものと全く違う照明が当てられていて怒り心頭。
しかも照明チーフがゲネプロに参加していないことを知り、
憤慨してメールを送りつけました。
翌朝にイチから作り直してもらい、僕が全部指示することを約束してゲネプロ終了。
キャストの皆さんにはひどい照明の中で演じさせてしまい、
ひたすら謝って会場をあとにしました。



2010.9.17(金) 予備稽古

昼間にレッスンをして、夜は「リゴレット」予備稽古。
台湾にお住まいのJuglian Loさんの稽古が足りていなかったので、
スパラフチーレ絡みのみの稽古を補足しました。
でもLoさんは相変わらず芝居もしっかりしているし、
ほぼ完璧。
すぐに稽古は終わりました。



2010.9.16(木) 通し稽古終了

お昼までぐっすり寝て、午後からレッスン。
夕方は東京女学館合唱部のコーチ。
そして夜はオペラ「リゴレット」B組の最終通し稽古。
…ところが主役のリゴレット役の方が体調不良という連絡が。
本番に備えるために大事をとって欠席とのとこ。
共演者の動揺はありましたが、
稽古前に全員を集めて気を引き締めました。
最後の通し稽古。

結局、僕と助手で交代しながらリゴレット役を務め、
何とか通すことができました。
自分の体力との挑戦…みたいになってしまいましたが、
とにかくあとは会場入りして場当たり・ゲネプロ・本番のみです。
ここから先はシステマティックな作業になるし、
基本的には舞台監督さんやスタッフさんたちに指揮を任せる形になります。
さてさて、どんな舞台が出来上がってくるのか…今から楽しみです。



2010.9.15(水) 首痛い…

どうやら昨夜寒かった為、身体を小さくして寝ていたようで、
首がめちゃくちゃ痛いです。
それ以前にどうも寝不足で、夕方以降はかなり辛かったです。

午後はレッスンをして、
夜は「リゴレット」A組最終通し稽古。
最後の調整ではありますが、妥協せずにバシバシとダメ出しを。
演出助手の子たちもだいぶ育ったので、
敢えて演出席を彼らに任せて、自分の出番に集中することもできました。
これだあとはゲネプロと本番のみ。
やり残したことがないとは言えないけど、全力を尽くせました。

あとは自分自身の体調管理ですね。
体重は着実に戻ってきているけど、どうやらお腹だけ出てきた…(汗)



2010.9.14(火) 残すところわずか

最近3〜4時間すると目が覚めてしまいます。
そのくせ猛烈に眠いのです…。
オペラの稽古の興奮が残ってしまっているのかしら?

午前中からハーモニーベルズの指導。
ピアニストさんがお休みだったので、
下手くそなピアノを僕が弾きながら指導しました。

午後はレッスンをお二人。
その後に府中へ移動してオペラ「リゴレット」の稽古です。
昨日のA組の完成度を見届けて、今日はB組の仕上げに入る大事な稽古。
気合いを入れていたのですが…なんとタイトルロールが欠席。
この時期にこれはあまりにも痛い…ですが、
逆に今まで埋まっていなかったシーンをじっくり練習できました。
稽古をかなり重ねてきたシーンはとっても安定感があって、
良い仕上がりです。

今日はメイクさんも見学にいらしていたのですが、
キャストの欠席者が多くて…かえって申し訳なかったです。
残すところ、稽古は各組あと1回ずつ。
まだまだやり残していることはたくさんあるので、
最後まで気を引き締めて仕上げていきたいです。

昨日、今日と連日で主催者の川村先生宅でごちそうになりました。
やっぱり手料理っていいですね…。
おいしくてたくさん食べてしまいました。
ごちそうさまでした。



2010.9.13(月) 「リゴレット」佳境

今日は東京女学館合唱部のコーチをした後、
夜はオペラ「リゴレット」の稽古でした。

すでに通し稽古もオケ合わせも終わっているので、
ここからはシーンごとに緻密な修正をしていくことと、
内容面で中身をさらに濃くしていく作業。

今日は特にラストシーンで、難易度MAXな要求をしてみました。
よりリアリティを高め、半ばダレ気味になるこのシーンをミクロまで煮詰める稽古でした。

一度シーンを通してみて、それだけでもかなりの仕上がりをみせていましたが、
僕の中ではまだ満足はできず、キャストさんを信じて細かな指示を出しました。

それこそ動き自体は全くないのですが、
息づかいに至るまで作り込み、再度トライ。

…。

素晴らしかったです。溢れる涙が止まりませんでした。
演出席で泣いちゃう演出家…。
ダメだなぁ

でもそれほど素晴らしかった。
稽古場全体が息をのむのがわかりました。
ジルダ役:小宮順子さん
リゴレット役:木村聡さん
このお二人が作り上げたこのフィナーレは、
お世辞と身内感情抜きで、世界に誇れる完成度です。

さ。明日はB組稽古。
こちらも若き才能が溢れるキャスティング。
また違った魅力で最高のものが出来上がりそう。
楽しみ〜。



2010.9.12(日) 気が付けば1週間前

考えたら来週の今日はオペラ「リゴレット」の本番ですね。
演出家として初めての大ホールでの本格的なオペラデビューです。
今回は舞台スタッフさんも照明スタッフさんもいるし、
衣裳さんもメイクさんもいます。
ダンサーさんには演出の最重要な部分を委ねましたし、
僕の助手の海下くんもとっても成長してくれて、僕はとても楽でした。

たくさんの人に助けてもらいながら創り上げていくオペラの現場。
本当にやりがいのある作業だなぁと思いました。

今日は2回目のオケ合わせ。
大きな問題もなく、最後にはダンサーさんの動きにも合わせる徹底ぶりで、
マエストロ高橋勇太くんの指揮が冴えました。
ナレーションの矢島さんも連日いらしてくださっているし、
本当に感謝感謝です。

夜はレッスンを3時間。
どうやら疲労が残っているらしく(最近3〜4時間しか眠れず…)、
突如睡魔に襲われることも…。
さ。明日も頑張ろう。



2010.9.11(土) レッスンDAY

今日は一日レッスンDAY。
池袋のスタジオに缶詰でした。

お昼からまず5時間連続レッスン。
2時間休憩があったので夕飯を食べて、買い物をして、
喫茶店でリラックスししてからスタジオへ戻り、
2時間レッスンをしたら今日は終わり。

のんびり帰ってきました。
明日は「リゴレット」のオケ合わせ2回目です。


10月27日(水)オペラサロン・トナカイへの出演が決まりました。
ディナーショー形式のステージですので、皆さまぜひいらしてください!!
先着10名様に1ドリンクチケットをプレゼントします!



2010.9.10(金) 「リゴレット」通し稽古A組

昨日撮った写真を取りにいきました。
 
寝不足の為、顔がむくんでいます…(汗)

午後は池袋でレッスンして、
夜はオペラ「リゴレット」の通し稽古。
今日はA組(19日公演)の番です。
僕も出演する組なので、今日は半分演出家・半分歌い手。
自分が出ているシーンは舞台を観れないのが残念です。
こちらの組はベテラン組(?)で、役にも慣れている方が多い。
かなり出来上がっているものを、こちらがつき崩しつつ再構築しています。
難しい要求にも応えてくださる主要キャストの皆さんには感謝です。

細かい部分はともかく、こちらは形としては完成しているので、
あとはさらに高みを目指せるモチベーションを保つのが大切です。
そのための環境作りが演出家としての僕に課せられている使命だと思います。
キャストさんが「今回は最高のリゴレットだった」と胸を張っていただけるよう、
裏の整備をしっかりしていきたいと思います。

今日は昨日いなかったダンサーさんも入ったので、
より一層舞台の厚みが増しました。
ダンサーパートもあと少しで完成のようです。
特に本来の演出では登場しない1幕2場のリゴレットのアリア、
2幕と3幕でのダンサーさんたちは、今回の物語の鍵を握っています。
その辺りも、公演にいらしてくださる皆さまは乞うご期待!!



2010.9.9(木) 「リゴレット」通し稽古B組

朝5時にやっと床につき、今朝は9時には起床。
ギリギリ4時間眠れました。
午前中は写真撮影。
明日には仕上がるそうなので、明日の日記で公開しますが、
おそらく寝不足で撮ったので完全に寝起きの顔になっていることでしょう。

午後は池袋でレッスン。
電車移動の際には完全に爆睡ですが、
いちおう仕事中は睡魔に襲われることもなく。

夜は府中でオペラ「リゴレット」の稽古。
ついに今日は通し稽古でした!!
まだまだ稽古が足りないシーンは山ほどありますが、
一度ここで引きしめる為にも、全体像を全員で共有することが大事。
今日はまずB組(20日公演)の通し稽古です。
若手組…ということで、素晴らしい才能がキラキラと輝いていますが、
その分まだまだ荒削りな部分もあり。
そこを一からしっかり叩き込んでいくことで、
1シーン1シーン共同作業で作っている感じです。

今日はナレーションの矢島さんにもご参加いただき、
ナレーション付きの通し稽古になりました。
一幕から三幕まで、作っている間は途方もない作業でしたが、
通してみるとあっと言う間…のように感じます。
実際には2時間45分かかりましたが…本番はさらに休憩時間が長いから、
どうやら3時間公演になりそうです。

まだまだ2週間ありますから、ここから一気に仕上げていかねば。
舞台稽古も、どんな舞台に仕上がるのかとっても楽しみです。
とりあえず…今日は眠い…。



2010.9.8(水) で、できた…※現在9日午前4:30

今日は午後に入っていた入間オペラ「魔笛」の稽古が取りになり、
久々に時間が空きました。
実は昨日緊急に入った仕事の関係で、宣材写真を撮らねばならず、
慌ててクリーニング屋にドレスシャツを取りに行き、
そしてヒゲをそり落とし、髪を切りにいきました。
かなりのイメチェン完成。
また童顔になってしまいました…(汗)

夜はオペラ「リゴレット」の稽古へ。
通し稽古前の最後の練習なので気合いが入っていました。
主役級のキャストさんと脇役キャストさんの意識のギャップに、
舞台がバラバラになっている印象。
これでは脇役が主役を潰すことになる…ここからは意識を高める作業になります。
リゴレット役の木村さん、ジルダ役の小宮さんの3つのデュエットは圧巻でした。
マントヴァ公爵役の川村先生も本調子でないながらも、
実に意欲的に演じてくださり、本当に頭が上がりません。
スパラフチーレ役の伊東剛さんも当たり役の一つなので安定感バツグン。
マッダレーナ役の平舘さんは揺れ動く感情のコントラストを見事に演じています。
モンテローネ役の鈴木くんは少ない出番ながらもしっかりと声で存在感を舞台に残します。
これらの役に合唱さんも含めて他の役がしっかりと食らいついていかなければならない。
(※もちろん僕も含めて)
脇役こそが今公演の最大のカギになりそうです。
しっかり仕上げていくぞ!!

さてさて、明日はいよいよ通し稽古。
そして明日までに照明プランを楽譜に書きこんだものを提出しなければなりません。
それに加えて、念の為それをさらに表にまとめたものを作成。
帰宅してから永遠と机とパソコンに向かうこと5時間…。
やっと完成しました〜〜。
あぁぁ…明日は午前中に例の宣材写真の撮影だ…顔がむくみませんように(汗)

本当はもう一つ資料を作ってから通し稽古に臨みたかったのだけど、
もう無理…諦めて寝ます。。。



2010.9.7(火) ケイタイ戻ってきました

ケイタイがない生活…落ち着かない。
午前中はハーモニーベルズの指導。
公民館の文化祭に向けて、一気に曲数が増えたので、
団員さんにはとっても負担をかけてしまいましたが、
頑張っていきたいと思います。

午後はオペラ「リゴレット」の稽古。
今日は出席者を絞り込んで、ジルダとリゴレットのデュエットのみを稽古。
この二人のデュエットだけでも3つもあるんですね…。
そしてこの3曲が物語上とっても重要。
今日はかなり細かい部分まで突っ込んで練習しました。
ジルダさんもリゴレットさんも僕と同世代なのに、
とっても才能があって、技術もあって。
そんな潜在能力を最大限引き出したい!
それが演出家としての僕の仕事だと思っています。
僕が出演するのとは違う組だけど、20日の公演もぜひ観に来てください。

さてさて、昨日なくしたケイタイを引き取りに東京女学館へ。
守衛さんから受け取ってさっそく充電。
(案の定、電池が切れていました)
大量の迷惑メールと、受信メールが。
そのうち2件も仕事の話が入っていました…。
これだからやっぱりケイタイは必需品。
無事戻ってきて安心しました。

夜は混声合唱団「樹」の指導。
とっても難しい曲にチャレンジしています。
なかなか音も取りにくく、苦労していますが、
ここが踏ん張りどころ…頑張って食らいついて欲しいです。
とか言いながら指導者の僕が「リゴレット」の稽古佳境の為に、
今後休みがちに。
ごめんなさい・・・(涙)
それにしても、今日もご飯を食べる時間が全然なかったです。
朝、駅に向かいながらパンをかじり、昼はカロリーメイト。
夕方に駅のフードコートでかつ丼をかきこみ、
夜はハンバーガーを買って帰ってきました。
これじゃあ痩せる一方だ…いかんいかん。



2010.9.6(月) ケイタイなくした

お昼からレッスンをして、
その後に東京女学館で合唱部の指導。
そこから府中に移動中に…
「あれ?ケイタイがない!!」
カバンの中をいくら探しても見つからず、ケイタイをなくしたことに気付きました。
たぶん東京女学館の音楽準備室に忘れてきてしまったので、
守衛さんに電話して確認してもらうようお願いをしたまま、
「リゴレット」の稽古へ。

今日は舞台スタッフさんもいらしていたので重要な稽古だったのに、
そんな訳で遅刻…しかも連絡も取れず…。

「リゴレット」の稽古は舞台スタッフさんに全体を見てもらうためにも、
なるべく多くのシーンをやりました。
主要キャストさんたちのみのシーンについては、
ほぼ仕上がってきていると言って良い感じ。
登場人物が多いシーンはもう少し煮詰めなければ…。
これから舞台や照明についての仕事が山積み。
こっからが苦しくて楽しい作業です。
寝る間も惜しんで頑張らねば。

さてさて、ケイタイですが…。
案の定、東京女学館の音楽準備室に忘れてきたことが判明。
「今から取りに行きます」と守衛さんにお願いしたのですが、
これから仮眠なのでダメ…とのこと。
仕方がないので明日の夕方に取りに行くことにして、
今日は帰宅。
ケイタイがないのって、すごく不安。
メールくれている人もいるだろうに…返信ができないのは辛い。



2010.9.5(日) 無理した

昨日から秩父で一泊。
川口市民合唱団の合宿でした。
演奏会も近くにはなく、割と今はリラックスしている感じ。
どちらかと言うと親睦を深めることの方が大事だと思っています。

お昼から練習をして、夜は食事と懇親会でした。
懇親会の余興(?)で「JJクラブ」を開催。
男声の団員さんたちがいろんな歌(歌謡曲や洋楽など)を歌ってくれました。
僕も「マイウェイ」を披露。アンコールでは「君といつまでも」を歌いました。
その後の二次会も楽しく過ごし、就寝。
あまり眠れず…。
翌日の今日。午前中に練習をして昼食を食べたら僕は先に失礼しました。
一度帰宅して、再び出発。
夜は府中でオペラ「リゴレット」の稽古。
リゴレット役の方がお休みだったのですが、できるシーンを稽古していきました。
若手の歌い手さんが前回のアドヴァイスを真摯に受け止めてくれて、
今日は格段とステップアップしていました。
これだけで感動のあまり鳥肌が立ちました。
続いて課題だった3幕のダンサーさんの踊りもとてもかっこよく、
これまたゾクッとして再び鳥肌。
すごいシーンに仕上がってきたぞ!!

普段だったら稽古が終わって帰宅ですが、
今日は日ごろお世話になっている演出家の先生から招集がかかり、
新宿まで食事をしに行きました…夜10時。
1時間ほどでお開きになったので、今度は近くで呑んでいる仲間のもとへ。
実は先日の「蝶々夫人」の打ち上げをやっていました。
帰りは終電。
眠くて眠くて倒れそうなので、寝ます。



2010.9.3(金) プリマとプリモ

今日はお昼から「リゴレット」の稽古。
B組:若手組(?)の立ち稽古です。
今回の公演では二人の若手歌手が主役として出演します。
まだ無名ではありますが、とても才能溢れたこのプリマとプリモを、
世の中に紹介するのが今回の僕の目標の一つでもあります。

「プリマ」「プリモ」というのはイタリア語で「一番目の」「最初の」という意味。
つまり主役のことを指します。
「プリマ」が女性で、「プリモ」が男性です。

お二人ともまだ主役経験はそこまで豊富ではないので、
一生懸命お芝居をしています…が、
僕は「プリマ、プリモは演技をしないで」というアドヴァイスをしています。
つまり、「演技をする」のが芝居なのではなく、「何もしない」のが演技なのです。
特に主役は基本的にお客さんに自分の気持ちを伝えるだけで良い。
それを脇役がリアクションして動いていくのが「芝居」になります。

たとえば、水戸黄門
黄門様は動かないのに、助さんや格さんがその両脇に控え、
印篭をかざした途端に周りの人間が一斉にひれ伏す。
そのことで黄門様がとっても偉い人なんだ、って視聴者は理解する。
これが芝居の極意です。
主役は動かず。周りが動くから主役は主役として引き立つ。
脇役は脇役として機能しつつ、光を放つのです。
(これは合唱にも言えることなので、ご参考あれ。)

そんな訳で、プリマ&プリモ養成に全力を尽くした稽古でした。
ダンサーさんたちも参加してくれて何だか今日は華やか。
こういう現場は良いですねぇ…楽しいです。

夜は熊谷へ。
ベーレンタールではAve verum corpusと団歌を練習中。
倍音を聴く練習もだいぶ浸透してきたようで、
集中したときのハーモニーはとてもキレイになりました。
それにしても実家にいる妹の息子(甥)は僕の顔を見るや泣き叫びます。
おじさん…嫌われているのね(涙)



2010.9.2(木) 息を読む

今日はお昼からレッスンの予定が…。
午前中に家の片づけをしていたら時間がなくなり、
ご飯も食べずにスタジオに駆けつけました。
しかし生徒が来ず…待ちぼうけ。
連絡しても返事なし。
1時間ほどしてその生徒から電話が…。
どうやらレッスンを忘れて別の仕事を入れていたそう。
2時間予定していた生徒なので、結局2時間も無駄な時間に。

その後、お一人レッスンをして、夜は川口へ。
川口市民合唱団の指導をしてきました。
ア・カペラの曲は特に互いの「息を読む」のが大切。
まずは僕の息に合わせてもらうよう指示しました。
うまく伝わったかな…。

ところで昨日の「蝶々夫人」の余韻がまだ残っています。
僕にしては珍しいことで…。
改めて良い公演だったんだなぁとしみじみ思い返しています。
再演できたら良いのにな。



2010.9.1(水) オペラ「蝶々夫人」終了

アンサンブル・ヴィノレンティvol.10
オペラ「蝶々夫人」ハイライト@杉並公会堂

終演しました。

本当に素晴らしいメンバーと一緒に舞台を創り上げることができ、
幸せな気持ちいっぱいで舞台に立つことができました。
緊張度の高い、穴のない公演になったと思います。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

今回の公演はハイライト形式とはいえ、
曲の間のシーンは地の台詞で演じていきますので、
実質物語を一本観たのと変わらなかったと思います。
演出・台本はNY在住の河野さん。。。
だけど、河野さんには稽古を観てもらうことができませんでしたから、
実質、自分たちで話し合いながら作っていきました。

照明演出は僕が担当。
プランを立てて会場の照明スタッフさんに委ねる形。
予算の関係で最小限の照明セットしかありませんでしたが、
あのスポットライトの本数でここまでできるんだ、ということが再発見。
こちらの熱意に会場スタッフさんが応えてくださったことにも感謝です。
最後のカットアウトだけ失敗してしまったのが残念でした。

シャープレス役は初めてだったのですが、
とっても複雑で難しい役でした。
好色なピンカートンをいさめる役なのですが、声で説き伏せるのではなく、
表情や態度でそれを示さねばなりません。
蝶々さんとのやり取り、スズキとのやり取り、ゴローとの掛け合いも、
どことなくはっきりした態度を取らないで、思慮深く考えている人物でした。

当初は客席がガラガラかもしれない…なんて心配をしていましたが、
当日券で入られた方も多く、ほぼ満席に近い状態でした。
たくさんの方に観ていただけていると思うと、演じている側にも自然と力が湧いてきます。
…でも当日券だと割高になるから、これからは(直前でも良いので)ご予約くださいね。

終演後はロビーでお客様をお見送り。
皆さんと握手してお別れできたのは舞台人として幸せです。

アンサンブル・ヴィノレンティという仲間は僕にとってとても大切。
これからも末長く活動していきたいし、僕自身もどんどん成長していきたいです。