舞台裏日記

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2011.2.28(月) インフルエンザ

「ていおん!!」を観ていただくとわかると思いますが、
僕の顔が赤いです。
実はこの時から発熱しておりました。
ステージ中は元気なのですが、
終わった途端にダウン。
打ち上げも欠席して帰宅しました。
翌朝、病院で検査すると…案の定…。

そんなわけで木曜日まで外出禁止を言い渡されました。
タミフルのおかげで身体はしんどくはないのですが、
なんとなくダルさは常にあります。
日記は更新できます…が、むしろネタがない…。
とりあえず、しばらくは「ていおん!!」をお楽しみくださいませ。



2011.2.27(日) 「ていおん!!」終演

「ていおん!!」@杉並久我山会館
まぁ…問答無用ですね。
前半があまりにもグダグダでしたが、徐々に流れていきます。
音楽のクォリティは前回以上。
トークも良い感じでした。
「魔王」は案の定不発…(笑)

↓録画が公開されています。今回は全幕です!

0 前説
1 ナウシカレクイエム
2 歌劇「道化師」より「プロローグ」
3 ロマンチストの豚
4 さびしいカシの木
5 歌劇「カルメン」より「闘牛士の歌」
6 ヴォラーレ
7 禁じられた音楽
8 マレキアーレ
9 勿忘草
10君といつまでも
(15分休憩)
1 ミュージカル「オペラ座の怪人」より「Music of the Night」
2 歌劇「ファヴォリータ」より「来たれ、レオノーラ」
3 死んだ男の残したものは
4 道端の花(1:24:00頃)
5 魔王
(アニソン集 1:38:20辺りから) 6 バビル二世
7 宇宙刑事ギャバン
8 ムーンライト伝説
9 宇宙戦艦ヤマト〜序曲〜真っ赤なスカーフ〜宇宙戦艦ヤマト
(アンコール)
1 キューティーハニー
2 天使にふれたよ
3 マジンガーZ
4 あの鐘を鳴らすのはあなた



2011.2.26(土) オペラ「カルメン」終演

昨日から花粉症が出て、大変…。
耳鼻科に行って薬をもらおうと思ったのですが、
あまりにも長蛇の列になっていたので断念。
漢方薬で何とか乗り切ろうと思います。

今日はいよいよ和光市民オペラ「カルメン」本番。
主役のドン・ホセ役が体調不良で急遽交代するといったハプニングはありましたが、
公演自体は無事、大きな事故もなく終わりました。
僕自身の出来がどうだったか…は、自分では何とも言えないので、
皆さんの感想をお待ちしています。
まずはお越しくださった皆様、ありがとうございました。
終演後にロビーで皆さんとお話できて嬉しかったです。

怖面メイクのダンカイロでしたが、近くで見るとその迫力はすごかったと思います。
写真では伝わらないなぁ…。

↑この写真だとわかりにくいですが、頬の傷が生々しい。


↑右頬に傷があるので、全体的に右が引きつる顔にメイクしました(自作!)歪んで見えるでしょ?


今回の演出では、ダンカイロは思いっきり悪い人間に作りました。
個人的には第3幕終わりがお気に入り(歌はないけど)。
エスカミーリョが隠れ家の洞窟に現れたシーンや、ホセがミカエラを連れて山から下りるシーンの、
『目』にかなり力を入れて演じました。
全てを把握し分析している目。
なおかつその空間を全て掌握している目。
ダンカイロはとてもスゴイ男なのです。

さてさて…とりあえず、今日はここまで。
また共演者から写真が送られてくるのを待っています。
明日は「ていおん!!」だ…花粉症との闘いだけど、頑張ります。



2011.2.25(金) 「カルメン」ゲネプロ

いよいよ本番を明日に控え、今日は総通し稽古:ゲネプロ。
メイクをして、衣裳を着て、本番同様の舞台でオケ伴奏で演じます。
音響的には思ったより歌いやすかったし、
台詞もきちんと通っているようでした。
オケの音が舞台上ではほとんど聞こえなかったりしますが、
明日はばっちり大丈夫だと思います。

とにかく体調管理を最後まで怠らず、
明日の「カルメン」、明後日の「ていおん!!」を乗り切ります。
今日はよく春めいた気候で風も強く、
花粉症の症状も出始めましたが…。

この仕事は何よりもこの体調管理が大変。
正直、普通の生活が許されません。
今日元気でも明日風邪をひくかもしれない。
声が出なくなるかもしれない。
その恐怖と闘いながら毎日を過ごしています。
とにかく明日・明後日と元気でいられますように。

オペラ「カルメン」、「ていおん!!」チケットまだございます。
ぜひぜひぜひぜひ…いらしてください。



2011.2.24(木) 「カルメン」場当たり稽古

お昼からレッスンをして、それから和光市サンアゼリアへ。
今日は場当たり稽古です。
素晴らしいスタッフさんによる美しい舞台がすでに出来上がっていました。
かなりの時間をかけて場当たり稽古。
5時半から9時半までかかりました。
場当たり稽古というのは、舞台の進行上とても大事なものです。
これは出演者の為だけじゃなく、舞台スタッフの為でもあります。
…そんな訳でとても待ち時間が長かったり、
稽古そのものはスムーズに進みません。
とってもストレスのかかる作業です。
…ということがわかっているので、僕はリラックスして過ごしました。

サンアゼリアの大ホールはやっぱり相当大きいホール。
響きは悪くないのですが、なかなか声は返ってこないので不安になります。
この不安感と闘って初めてきちんと歌えるホールです。
明日はしっかりと発声練習をしてから万全の態勢でゲネプロに臨みます。

まだチケットが数枚ございます。
ぜひぜひいらしてくださいね。



2011.2.23(水) 「カルメン」オケ合わせ&「ていおん!!」

オペラ「カルメン」もそろそろ佳境。
今日はオケ合わせでした。
かなり若いオケメンバーでしたが、音はとても素晴らしい。
僕らも負けないように、指揮者とテンポを合わせながら歌いました。
5重唱はとても良いテンポでした。
2〜5時でガッツリ歌った後は、初台へ。
夜は「ていおん!!」の合わせでした。
全曲合わせをしましたが、とても楽しくなってきました。

僕も初めて歌う曲もあるし、
自作曲や、アノ曲も歌います。
かなり盛りだくさんなコンサート。
どうぞお楽しみに。

というか11時まで練習。
帰宅は午前様でした。



2011.2.22(火) 平穏な日

今日はオペラなどの稽古もなく、普段通りのスケジュール。
午前中はハーモニーベルズの指導。
午後はレッスンを4名。
夜は混声合唱団「樹」の指導でした。

夕方に乗った東武東上線が人身事故にあいました。
僕が乗っていた電車です。
30分強、完全ストップしていましたが、無事動き出しました。
帰りも電車が遅れていました。



2011.2.21(月) 「ていおん!!」合わせ&オペラ「泥棒とオールドミス」稽古

今日はお昼から池袋でレッスンをしてから、
夕方は駒場東大前へ。
「ていおん!!」のアンサンブル合わせをしました。
アンサンブル…つまりはアニメソングを中心とした4声合唱。
プロの歌手たちがマジでアニメソングを歌うと、
こんなにカッコいいのか…ということを証明すべく、
超真剣に歌っております。
オペラやっている人間でバカをやれるメンバーって希少ですから、
この「ていおん!!」メンバーで風穴を空けるぐらいの気合いでいきます。

夜は昨日試演会を行った二期会会館へ。
今日はオペラ「泥棒とオールドミス」の初マエストロ稽古。
いわゆる本指揮者による稽古…という意味ですが、
指揮は昨年に入間「魔笛」でお世話になった松井雅司先生です。
松井先生が僕をボブ役に紹介してくださいました。
そんな先生の顔に泥を塗るわけにはいかん…と、気合い十分。
だいたいもう先生に何を注意されるかわかっているのですが、
それでも数カ所つっこまれました。
とにかく日本語をいかに歌うか…ということを徹底した稽古でした。
僕はこのところ同じテーマでずっと研究しているので、
今日は改めて基本からじっくり考える機会になりました。
とっても有意義な時間でした。


【お知らせ】
オペラ「カルメン」「ていおん!!」
チケットまだまだございます。
ぜひぜひお越しくださいませ!!
詳細はこちら



2011.2.20(日) 二期会オペラ研修所予科試演会終了

二期会オペラ研修所予科生のみんなの試験。
オペラの重唱試験=試演会が終了しました。
予科はモーツァルトやロッシーニ、チマローザといった古典作品を勉強します。
僕は助演として…
・オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」アルフォンソ
・オペラ「フィガロの結婚」フィガロ
・オペラ「チェネレントラ」アリドーロ
を演じました。
タイプの違う3つの役を連続で演じられたらのは楽しかったです。

自分が研修生の時に行われた試演会の雰囲気と、
助演として参加した雰囲気ではまるで違って感じました。
いかに自分が研修生の時に余裕がなかったのか…。
今日の緊張感は良い緊張感だったと思います。

研修生の皆さんはとっても頑張っていました。
ここで学んだことは絶対に将来役に立ちますから、
これからも歌い手として頑張っていって欲しいです。
…というか僕がもっと頑張らなきゃな…。

夜はレッスンの為、打ち上げには参加できませんでした。
予科前澤クラスのみんなとまた会える日まで、お互いに頑張りましょう。



2011.2.19(土) 芸術鑑賞会オペラ「泣いた赤鬼」終演

今日は午前中に府中市の武蔵野学園小学校へ。
芸術鑑賞会でオペラ「泣いた赤鬼」を公演しました。
 

子供たちは最初からケタケタと笑っていました。
とっても良いノリ。こちらもそのパワーに負けないように頑張りました。
ラストシーンではさっきまであんなに盛り上がっていた子供たちも、
じっと真剣な表情で聞き入ってくれていました。
父兄の方の中には涙を流している人がいるのもわかりました。
こちらもちょっと気持ちが入ってしまいました。

父とのコンビも慣れがあるというか…。
親子というよりも赤鬼・青鬼として友人のように、
楽しみながら、思いやりながら演じられた気がしました。


いつものメンバー。

午後は東陽町へ。
江東少年少女合唱団の指導です。
今日は2時から5時まで練習をして、
6時からは4月に合唱団が出演する江東オペラ「道化師」の稽古に参加。
指揮者の樋本先生には研修所時代にご指導いただきました。
こんな形で再会するとは…。
できたら共演したかったのが本音ですが、
今回は児童合唱団の指導者としてご一緒させていただきます。
子供たちはちょっと緊張していたようで、声が練習の時ほど出ていませんでした。
自分が歌うよりも疲れた…胃が痛くなりました(笑)
本番までにガッツリ上達させていかねば…頑張ります。



2011.2.18(金) 同じ曲だが違う演出

今日は二期会キャリアアップクラスの助演。
強風の中、中野坂上から坂を新宿方面に下りていくと、
風が身体を押して、勝手に進むのでした。

声の調子はまずまず。
昨年末に壊した影響がやっと解消されてきました。
身体もだいぶ良い調子。
助演で歌う曲目の中に、一つ鬼門があります。
それは「トロヴァトーレ」の二重唱。
実はこの曲。
アドヴァンスドコースのもう一つのクラスでも助演として歌っていて、
こちらのクラスとでは演出家さんが違いますから、
全く違う演出(動き)がついています。
スタート位置が左右逆なのはまぁ良いとして、
微妙な作品解釈も違うので、同じものを全く違う形に演じなければいけません。
例えば一方の演出では僕が演じるルーナ伯爵はかなり高圧的。
でも一方の演出では、むしろルーナ伯爵のレオノーラに対する恋心が描かれています。
微妙な演じ分けが目線一つで変わるので、非常に困難な作業です。
しかもこの二つの演じ分け…本番も連日になっております。
頭の整理をしっかりしていかないとパニクる可能性あり…(汗)

さてさて、夜は熊谷へ。
ベーレンタール男声合唱団の指導です。
今月は1回しか行けず、あとは副指揮の先生に任せっきりなので、
団員さんには申し訳ないです。
主に日本語の発音を重点に練習しました。
大人の男性の声って、何もしなくてもとっても濃厚な色があって、
それをしっかりと前に出して重厚なハーモニーを作りたいと思います。
その為にも人工的な声はいらないし、しっかりと言葉を伝えられる合唱にしたいです。
日本人ですから、日本の歌を歌えるようにならないとね…。
だいぶ良い響きにはなってきたので、今後ますます期待。



2011.2.17(木) 腕が痛いのです

長崎のホテルで突然思い立って筋トレをしました。
それ以来、二の腕が痛いのです。
最初はただの筋肉痛かと思っていたのですが、
どうも二の腕の表と裏の筋肉のバランスが偏ってしまい、
まるで片方のバネに引っ張られているかのように、
ヒジが曲がらないのです。
とにかく痛いかダルいかのどちらかで、
結構しんどいです。

今日はお昼からレッスン。
受験生のソルフェージュ最後のレッスンでした。
いよいよ入試に突入…これまで勉強してきた自分を信じて、
思い切って頑張ってきて欲しいです。
その他の方のレッスンも久しぶりにやりました。
久しぶりに聴くと、改めてみんな上達したことに感心すると共に、
レッスンを長く通ってくださっている方ほど、勘が良くなってきています。
ちょっとしたアドヴァイスでも劇的に変わる。
これまでの練習の積み重ねもありますが、
僕が求めている要求を瞬時に理解する回路ができているのがわかります。
今日は僕にとってもとても有意義なレッスンになりました。

YAMAHAで楽譜を漁っていたら、
長年いろんなところでお付き合いさせていただいている、
作曲家&指揮者の相澤直人さんの作品が出版されていました。
音楽の友社から出版された「ぜんぶ」という合唱曲集です。
木下牧子さん、信長さんといった人気作曲家と並んで一つの本に収録されているのですが、
そのトップバッターを飾り、しかも彼の曲「ぜんぶ」が本のタイトルになっています。
まさにイチオシ作曲家の仲間入り。
これからガンガン売れていってしまうこと間違いなしです。

「ぜんぶ」はさくらももこ(ちびまるこちゃんの作者)さんの詩による合唱曲で、
ここではアカペラ混声合唱版が収録されていました。
以前、僕の合唱団でも歌わせていただいたことがあるのですが、
とっても美しくて、優しくて…誰が聴いても歌っても好まれる名曲です。
ぜひまたうちのいろんな合唱団でも歌わせてもらおうっと…。

相澤さんのブログを読むと、これからもどんどん新曲が出版される予定。
欠かさずチェックしていこうと思います。
…ちなみに今年12月には相澤さんの合唱団「あい混」で、
フォーレ「レクイエム」のソリストを務めさせていただきます。
もちろん指揮は相澤直人大先生です!
皆さま、ぜひいらしてくださいね。


さてさて、日記に戻ります。
夜は川口市民合唱団の指導。
正直、手をあげるのも痛いので、指揮を振るのは大変でしたが、
(特に4拍子の4拍目が痛い…)
振っている間は痛みを多少忘れてしまうようでした。
終わってから腕がズーンと重い感じがしましたが、
なんとか2時間振りきりました。
まぁ、いずれ時間が解決するでしょう…ご心配なく。



2011.2.16(水) ふにゃふにゃり

身体の疲労を抜くために、午前中に鍼に行ってきました。
あまり身体の変化は感じないものの、
何となくメンテナンスした身体でスッキリ出かけられている感じ。
たぶん気のせい。

本来は鍼をしたらゆっくり休まなければいけないのですが、
午後からは二期会アドヴァンスドコースの助演。
がっつりヴェルディを2曲歌いました。
ちょっと頭がぼーっとしている感じで、ミスもありましたが、
声の調子は悪くなさそう。
いつもより思い切って歌えている感じがありました。

夜はオペラ「カルメン」の通し稽古。
この辺りから身体の力も抜けてきてフニャフニャ。
ちょっと朗らかなダンカイロになってしまいましたが、
声は良い感じでした。

稽古後はダメ出しを兼ねて皆で牛角へ。
結局食べまくっただけでした。
そして終電で遠回りして帰ってきました。
いかんなぁ…メンテナンスした身体が元通りに…。
でもまぁ、頭はかなりスッキリしているので良く眠れそうです。


3月30日(水)オペラサロントナカイ出演が決定しました!
2月26日(土)オペラ「カルメン」
2月27日(日)「ていおん!!〜やっぱりテノールなんていらない〜」
もチケット好評発売中!



2011.2.15(火) ゲネプロ&通し×2

今日は午前中から二期会オペラ研修所の助演。
いよいよ予科は今度の日曜日が本番となる試演会です。
予科生たちはみんなここで採点されて、来年度の本科に進級が決まります。
僕は採点はされませんが、予科生のお手伝い役として責任重大だし、
要はお偉い先生方の前で出演するわけですから、気は全く抜けません。

今日は最後の授業ということでゲネプロでした。
本番通りに全て一度通してから返し稽古。
10時から14時までみっちりの稽古になりました。
…最近こういうのが多いなぁ(笑)

※ちなみに午前中のハーモニーベルズは伴奏者さんに音取り練習を任せ、
僕はお休みさせていただきました。団員の皆さんごめんなさい。

午後もそのまま補講。
ゲネプロで明確化した問題箇所をしっかりと修正。
17時まで何度も返したりして…頑張りました。

夜はオペラ「泣いて赤鬼」の最終稽古。
こちらも今週土曜日が本番。
今日はなんと2回通しました…(汗
父との呼吸は相変わらずピッタリです。
問題は土曜日の早朝からリハーサルなので、ちゃんと起きれるか…。
目覚ましたくさんセットしなきゃなぁ。

今日は26日オペラ「カルメン」と、27日「ていおん!!」の
チケット申し込みがたくさん入りました。
とっても嬉しいです(^▽^)
ありがとうございます!ご期待に添えるよう頑張ります!!



2011.2.12(土)〜14(月) 長崎よかとこばい

【12日】
長崎オペラ「ラ・ボエーム」の稽古2月編。
…ということで再び長崎へ行ってきました。
苦手だった飛行機にもすっかり慣れ、
羽田まで眠い目をこすりながらたどり着いたらあとはすんなり。
飛行機の中で「ていおん!!」の曲を譜読みしていたら、
あっという間に長崎に着きました。

長崎空港から長崎市街へは結構な距離です。
オペラ協会の方が毎回車で迎えに来てくださっています。
至れり尽くせりで…本当に感謝しています。

今回は星出マエストロと同じ便でしたので、一緒に車移動し、
途中で大村名物の「甘辛黒カレー」というのを食べました。
ニンジンや果物が入った甘いルーからビリビリという辛さが漂います。
美味でした…が、マエストロたちがあまりにも早く食べ終わったので、
僕も慌ててかきこみました(汗)

稽古場到着。
うちの組のマルチェッロ:まだ芸大院生の横山くんと初対面。
すごく良い人柄が好印象で、声もいいし、一生懸命なので吸収力が早い!
とても期待されるバリトンです。

別組のコッリーネはベテランの峰茂樹さん。
数年前に墨田区民オペラでご一緒させていただいた際には、
人生相談にまでのっていただいて、大変お世話になりました。
今回こうやって現場で再会させてもらえるのは本当に嬉しいです。

その他、長崎オペラ協会の皆さんも先月よりも格別に練習を積み上げてきていて、
星出マエストロの指導も熱が入っていきます。
とにかく熱い!
イタリアの太陽をそのまま長崎に持って来ているような稽古場でした。

3時からスタートして、何度も同じシーンを繰り返し、
気がつけば9時でした。
最後はクタクタ…気が遠くなりそうでした。

稽古後もマエストロの熱い飲み会。
僕はビールを一杯だけでしたが、とっても美味しく感じました。
ホテルにチェックインしたのは11時半…そのままベッドに直行で寝ました。


【13日】
2日目の朝はちょっとでも観光を…と思っていたのですが、
どうにも身体が動かず、朝食をギリギリに食べて稽古場へ。
途中、長崎駅で横山くんと合流して、二人で豚まんを食べました。

さて稽古2日目はまずは合唱との合同稽古を2時間ほど。
第2幕はかなりのびのびとショナールを演じることができました。
後半はソリストのみで4幕だけを稽古。
同じシーンを何度も何度も繰り返す…マエストロが「良し!」と言うまで、
一切の妥協も許されずにやり直していきます。
通しては繰り返し、止めてはやり直し…。

結局この日は1時から8時半まで練習をしていました。
最後の方は意識が飛んで、変な感じで演じていました。
…それが良かったのかな…。

恒例の飲み会もやはり11時過ぎまで。
ホテルには寝に帰っている感じでした。
翌朝、東京に帰ってきました。

【14日】
羽田から直行で東京女学館合唱部へ。
先日の「第三支部演奏会」の反省会と、
高2の引退式を兼ねていました。
まぁ、最後まで若干締まりのない引退式になってしまいましたが、
それもまた今の合唱部の個性…。
高2のみんなからバレンタインのチョコをもらいました。
嬉しすぎて、真面目なコメントしか言えませんでしたが、
みんな大好きです。
これでこの学年の子たちとは会う機会もほとんどなくなると思うと、
信じられない…というか寂しくなります。

でも、新体制も今日からスタート。
先輩たちの分まで後輩を指導していきたいと思います。
頑張れ!東京女学館合唱部!



2011.2.11(金) 東京都第三支部演奏会

東京都の私学第三支部演奏会が催されました。
生徒たちが主催する立派な演奏会で、
合唱部、吹奏楽部、オーケストラ部、ギター部などの発表が行われます。
東京女学館合唱部も出演。
昨日の日記にも書いた通り、高2生にとっては引退公演となりました。
雪降る中、江古田にある武蔵野音楽大学ベートーヴェンホールへ。
会場はものすごい熱気にあふれていました。
ところ狭しとひしめき合う客席…生徒たちは座る椅子もなく、
交代しながら座席を譲り合ったり、誘導などの裏方の仕事をしたりしていました。
演奏会も半ば頃でリハーサル室へ移動。
リハーサルはとても良い状態で演奏できていたので、
自信を持って本番を迎えられました。

本番。
集中力と高揚感が揺れ動きながらもバランスを保ち、
とても熱い演奏になりました。
要求してきた音楽はほぼ実現したし、それ以上に想いのこもった演奏。
素晴らしい出来でした。
僕自身は多々反省があるのですが、生徒たちは全て出しきれた様子。
本当に良かったです。

その後も演奏会は続き、全校の演奏を聴くことができました。
終演後はロビーで生徒たちと簡単な反省会。
各々、互いを讃えあいました。
ここで高2からサプライズプレゼント!が渡されました。

高2全員の寄せ書きと、合宿の時の集合写真。
思わず涙がこみ上げましてきました。
本当にありがとう。心からみんなのこと愛しています。
14日は本当の意味で最後の部活:反省会です。

夜はオペラ「泣いた赤鬼」の稽古。
父の赤鬼と僕の青鬼。
偶然だと思いますが、今日父は赤い服を着ていて、
僕は青いシャツを着ていました(笑)
それにしても…父はいくつになってもとてもキュート。
息子の僕が言うのもどうかと思いますが、とってもかわいいのです。

いざ!音楽稽古…譜面台も立てて、気合いを入れている父
     ↓

どうやら音を間違えたらしい…一人反省中(笑)


ラストシーンでは歌いながら本当に泣いてしまうほどピュアな父。
声は衰えるどころかますます美声に輝きが増していっています。
人としても歌い手としても、とても尊敬しています。
…あんな60代になれる人って他にいるんだろうか?


明日からまたオペラの稽古の為に長崎へ行ってきます。
次回日記更新は2/14です。



2011.2.10(木) 今年度最後の練習

今日も3つ頑張りました。

今日はお昼過ぎからオペラ「泥棒とオールドミス」の音楽稽古。
昨日の疲れがまだノドに残っているようで、少々重かったのですが、
とにかく気合いで頑張りました。
もうそろそろ暗譜しなきゃな…。

夕方は東京女学館合唱部の指導。
明日、東京都第三支部の演奏会があり、
最高学年の高2はこのステージを最後に部活を引退します。

それにしてもよくぞここまで上達したものだ…。
正直、僕の想像をはるかに超える成長を遂げました。
演奏が良くなったのはもちろん、何よりも練習の充実度が変わりました。
今日も最後のチェックなのに笑い声が絶えない明るい雰囲気。
そして、歌う時はピリッとした集中力。
このわずか数カ月で子供たちはこんなにも成長できるものなのか…。

高2が成長すれば、それだけ後輩たちも上達します。
高2の引退は部にとっては大変な損失ですが、
彼女たちが残したものは確実に後輩たちに受け継がれていきます。
【伝統】とはかくも美しくたくましいものなのか…。
明日はとにかくのびのびと歌って欲しいです。

夜は川口市民合唱団の指導。
今は日本語の歌をずーっと練習していますが、
普段無意識に使っている日本語をもっと良く知らないといけない。
日本語のアクセントの法則や、
母音の種類(a-i-u-e-oの5つだけだと思っている人が多い)、
文節の切れ目、そしてニュアンス、余白や間。
外国語だってあれだけしっかり勉強するのに、日本語に関しては意外と僕らは無知。
歌は言葉から生れ、言葉が音を生み出す。
もっともっと緻密に、追及しながら歌うことで、自由な表現・自由な演奏が可能になります。
まだまだお互いに勉強、勉強。



2011.2.9(水) オペラ史をたどる

今日は歌い過ぎだ…。

午前中は二期会オペラ研修所予科の補講。
連日の補講となりました。
モーツァルトとロッシーニを歌いました。
まだオペラに慣れていない若い歌い手の卵さんたち。
あ〜こうすればうまくいくのに…とか、あそこは違うのになぁ…とか、
ヤキモキしながらも頑張って引っ張っていってあげたいと思うのですが、
なかなかコミュニケーションを取る間もなく、難しいところです。
10時〜13時。なかなかハードでした。

続いて、今度は二期会アドヴァンスドコースの助演。
こちらはヴェルディを2本歌いました。
講師にいらしてくださった竹本先生がとっても面白い方で、
指導やアドヴァイスの仕方もとても具体的でわかりやすい。
実際に良い例と悪い例をその場で実践してくださるし、
楽譜の翻訳をしてくれているようで、表現と声がつながる為の指導をされていました。
初めてお会いしましたが、お人柄もステキだし、とても良い先生だなと思いました。
14時〜17時。こちらもかなりハードでした。

夜は和光市オペラ「カルメン」の通し稽古。
かなり本番に近い状態で通しました。
僕のダンカイロの役作りもだいぶ形になってきて、
うまくいった部分といかなかった部分の差がハッキリしてきました。
求められているダンカイロとは違うかもしれないけど、
僕なりに楽譜から読み起こして、自分のキャパで出来るものを目指します。
魅力的なキャラクターに作り上げられれば良いなと思います。
18時〜21時。もちろんがっつりハードでした。

というわけで…
モーツァルト&ロッシーニ→ヴェルディ→ビゼー
という流れ…音楽史的区分(こういう区分は好きではないけど)で言うと…
【古典派】→【ロマン派】→【ヴェリズモ】
という音楽史をたどる順序で今日は歌ってきました。
簡単に言うと、軽いものから徐々に重いものへ、という流れだったんですね。
さすがに今はノドも重い。
あ、そして明日は『泥棒とオールドミス』の稽古だから、
これまた音楽史の流れにのって【近代】オペラになるんだ…。

ま、しょうもない解析はここまでにして、ノドも身体もグッタリです。
よく休むようにします。


↓こちら、先日の「続・サッちゃんとツトムくんの物語」でパートナー役だった坂野由美子さんのブログ。
ユミユミの桃色人生
なんとブログランキング現在4位!!の人気ブログです。
「サッちゃん〜」公演の写真付きレポートが満載ですので、
本番の臨場感が伝わってきます。
僕のシーンはあまり写っていませんが…。
ついでに皆さんもブログに投票してあげてください。目指せ1位!!



2011.2.8(火) 補講へGO

タイトルが…面白くもないし…。
まぁそれはさておき、今日も朝から夜まで頑張りました。
午前中はハーモニーベルズの指導。
新団員さんが入団しました!!
パートのバランスもこれで良くなる感じ。
どんどん増えると嬉しいなぁと思います。

午後は二期会オペラ研修所予科の補講。
助演として補講へGO!です。(やっぱり面白くない…)
今日は午前中にも予科の授業があったのですが、
そちらは休ませてもらいました。
で、午後の補講にだけ参加。
来週末が試験ですから、そろそろ僕もエンジン全開。
ちょっとまだ固さが残る予科生を引っかき回すつもりで演じます。
(…という指示を主任と演出の先生から仰せつかったので…)

夜は混声合唱団「樹」の指導。
だいぶ良い音色も増えてきました。
今日は団員さんに踊りながら歌ってもらいました。
とても良い音色が出来ました。

帰宅してからいろいろやろうと思っていたのですが、
メールチェックやら何やらで時間があっという間に過ぎてしまいました。
明日も午前中から夜までビッシリだから、早く寝よう。



2011.2.7(月) 引き継ぐ

レッスンをしてから東京女学館へ。
合唱部もいよいよ引退の時期を迎えようとしています。
最高学年の高2生にとっては11日の東京都第三支部演奏会が、
引退前の最後のステージになります。
残すところ、今日を含めて練習は2回。
悔いを残さず、のびのびと歌って欲しいものです。
高2生は第三支部ステージに向けて着々と準備を進めています。
その裏で、高1生はすでに来年度の準備を進行中。
こうして彼女たちは何か大切なものを引き継いでいきながら、
前へ前へと進んでいるのです。
そんな様子を見ていると、何だか大きな流れのようなものを感じて、
何とも言えない感動を得るのでした。

今日は夜入っていたオペラの稽古が取りになったのでオフになりました。
そんな訳で自由な時間を満喫!…とはいかず、
溜まりに溜まった確定申告作業…(汗
ちっとも進みませんでした。
あぁぁ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 毎晩コツコツと頑張ります。



2011.2.6(日) ついに!「ていおん!!」再始動!!

さぁ!いよいよお待ちかね。
昨年11月に結成して初コンサートを開催しました…

ていおん!!〜やっぱりテノールはいらない〜

が、再始動しました。
第2回コンサートは2月27日(日)18:00開演
@久我山会館
もうすぐです!!!!

今日、午前中に再び終結し、作戦会議。
プログラムの順番や演出について打ち合わせしました。
っていうか、僕は目覚まし時計の操作を間違えて1時間遅刻…。
遅れて現れた僕に嫌な顔一つしないですんなり話し合いに混ぜてくれる仲間。
あぁ…そんなに僕を甘やかさないで…。

それにしても。
また、前回公演を超えた面白いものになりそうです。
チケット販売開始しました!
さぁ前回同様、みんなで大いに盛り上げましょう(笑)
お待ちしています!
チケット申し込み
前回公演の様子※第2部のみ

午後はこちらも再始動。
オペラ「泣いた赤鬼」の初稽古。
秋に公演がありますが、今月19日に府中の小学校で上演します。
そのために稽古スタート。
いきなり通し稽古でしたが何とか通りました。
前回にこのオペラをやったのは1年以上前ですが、
何となく以前より歌いやすくなっているように感じました。

そして夜はオペラ「カルメン」の通し稽古。
・・・といっても別組の通し稽古の見学。
参考になりましたが、うちの組はまた違った作り方をしていくつもりなので、
そういって意味では飽くまで見学です。

昨日の今日で疲れました。
首がムチウチのよう…ちゃんと休まなきゃ。



2011.2.5(土) 続・サッちゃんとツトムくんの物語〜演じるということ〜

午前中に場当たり。
午後からゲネプロ。
そして夕方から本番でした。
作品自体が2時間半以上の超大作なので、
リハだけでも相当くたびれた…。
ゲネプロには某テレビ関係者の方も観劇しており、
この公演のことをとっても褒めてくださったそうです。

今日お越しくださった皆様、ありがとうございました。
チケット完売の為、いらっしゃることができなかった皆さま、すみませんでした。
なんと!! 次回!第3話の公演がきまりました!
2011年10月14日に続編が上演されることになりました。
今回のこともあるので、チケットのお求めはお早目に。

では公演を振り返って…。

僕は…池 忍として、【美しい男】を演じ切りました。
池 忍は自らを「美しい」とつぶやいてしまう、究極的なナルシストですが、
その心は本当に真っ直ぐで美しいのだと思います。

政治家の家柄に生まれ、英才教育を受け、
やがてドイツに留学し文学を愛する青年。
ゲーテやハイネを読み人間の愚かさや儚さを憂い、
そして月の美しさに感動する。
そんな清純で美しい心を持っているからこそ、
真っ直ぐに「みよ子」を愛し、追い続けたのでしょう。

ハチャメチャに見えるみよ子ですが、
忍には彼女の心の純粋さ、そしてその奥に潜む痛みを見通すことができました。
そんな彼女の全てを受け止めて包み込むことができるおおらかさを持っているからこそ、
暑苦しいほどみよ子を愛し、
そして自分探しの旅を経てみよ子の愛を勝ち取るのでした。

ラストシーンで歌い踊りまくる「お嫁サンバ」は最高にハッピーなエンディングでした

さてさて…第3話はどうなるのか…今から楽しみです。
皆さんもどうぞお楽しみに!



2011.2.4(金) 本番前の過ごし方

ここのところしばらくの経験で、
「本番の前の日はしっかりと休むべきだ」ということを悟りました。
体力的な問題よりも精神的に荒れた状態で本番に臨むのは良くない…。
そんな訳で、今日は午後の予定は全てキャンセルさせてもらって、
心穏やかに過ごしています。
お休みさせていただいてしまった諸所の関係者の皆様、ご迷惑をおかけしました。
すみません。

とは言え完全オフにするわけにもいかず、
午前中は二期会オペラ研修所予科の助演に行ってきました。
再来週が試演会(試験)で、僕はあと数回しか授業に出れないからです。
出番そのものは少なかったのですが、スタンバイは常にしていなければで、
神経はずーっと張っていたつもりですが、ところどころ穴が…汗
どんな状況でも集中力を保つタフさが必要なことと、
だいたいそういう時はお腹が「グー」と鳴ります。
脳みそに血が届いていないのかしら(笑)
いずれにせよ、2カ月ぶりに歌った曲もあったので、
明日の本番が終わったらスパートをかけていきます。

さ。実は日記を書いている今は、まだ夕方。
昼間に鍼に行くこともできたし、家の掃除もできた。
あとは洗濯物を畳んで、買い物をして夕食を作って…
何を食べようかなぁ。
何か他にも今日のうちにやっておきたいことが山ほどあるんだけど。
本番前だ…無理は禁物!



2011.2.3(木) 起きる

昨日の日記にタイトルをひっかけてみました(笑)
今日は午前中から稽古だったのにちゃんと起きれました。
午前中は「サッちゃんとツトムくんの物語2」の最終確認稽古。
これまでの稽古で固めてきたものをしっかりと確認していきました。
で、ボクは今までのものをそのまま演じているつもりでしたが、
共演者の皆さんから見ると「またパワーアップしてる…」ように見えるそうです。
自分の中で新鮮さを失わないように演じているのは確かですが、
アドリブも一切入れていないし、間も前回と全く同じはず。
ただテンションだけはUPしているかもしれません。
(どちらかと言うと前回よりも落ち着いて演じたんだけど)
なんとも不思議な現象でした。
あとは本番のみ…しっかりと着実に演じたいです。

午後はオペラ「泥棒とオールドミス」の稽古。
僕の父もお世話になった大先生のお宅にお邪魔して稽古しました。
緊張した…胃が痛くなりました。
まずまずの感じで歌えたのですが、最後の部分はエネルギー切れ(毎回:汗)。
立ち稽古に入ればテンションで乗り切れると思いますが、
もうちょっとちゃんと調整しなきゃ。

夜は川口市民合唱団の指導。
現在は歌謡曲系の曲を中心に練習しています。
宗教曲や合唱組曲ものとは違う発語法が求められるので、
今までとはまち違った技術が必要になります。
何よりも美しい日本語を発音できるようにならねばなりません。
美しい声、美しいハーモニーももちろん大切ですが、
それらは「言葉を伝える」ことを根本に、その上で装飾していくための技術です。
普段の生活から【美しい日本語】を意識することは、
日本の社会全体の課題なのだと僕は思います。
それを合唱を通して考えていけるようにしたいです。

帰宅は早かった(…といっても11時頃でしたが)ので、
「スザンナの秘密」の訳詞を楽譜に改めて写していく作業をしました。
気がついたら2時過ぎ…また遅くなってしまいました…汗 ※この日記は翌日書いています。


※メルマガ「りひとweb通信」第41号を送信しました。
どうもメールツールの調子が悪く…届いていない方がいましたらご一報を。



2011.2.2(水) 起きれず

今日は久しぶりに午前中がオフだったので、
いろいろやっておきたいことがたくさんありました。
・洗濯
・掃除
・病院
・ズボンのすそ上げ
・ドレスシャツ等をクリーニングに出す
たったこれだけのことだったのに、結局起きれず…。
布団から出たらすでに11時過ぎ。
洗濯機を回すこと(干せず)と、
ズボンのすそ上げを依頼するところまでしかできませんでした。

午後からレッスン。
初めていらしてくださった方もいました。
発声のイメージが全く真逆だったことだらけだったらしく、
目を白黒させていらっしゃいましたが、誰もが最初はそんな感じ。
イメージさえ修正できればどんどん声が変化していくので、どうぞお楽しみに。

夜は和光市でオペラ「カルメン」の立ち稽古。
今日は荒通し稽古でした。
まだダンカイロのイメージが固定していませんが、
体重が減ってしまった分をどう芝居で補っていくかがポイントのようです。
周りの人と逆をいく動きで存在感を出そうとしていますが、
まだ全体像が見えていないので、そこはここから調整していきたいと思います。



2011.2.1(火) そぎ落とす

なかなか布団から出られないでいましたが、
午前中からハーモニーベルズの指導。
厳しく練習しましたが、声作りを少しずつ進めていっています。
アルトが安定してきたのが何よりも嬉しい…。

午後は「サッちゃんとツトムくんの物語2」の稽古。
いよいよ稽古も最終段階に入ってきました。
とにかくそぎ落とす…煮詰められるところまで煮詰める。
そしてその為の【技術】を今日はたくさん教えてもらいました。
本当にとっても勉強になった稽古でした。
まだまだ5日まで出来ることはある。
最後まで妥協なく頑張ります。

夜は混声合唱団「樹」の指導。
今は一つ一つの曲をしっかりと丁寧に積み上げていく作業。
その為にも先週できたことは、今週もできていたい…。
行き当たりばったりの音楽にならないように、
団員さんたちに気を引き締めてもらいました。
練習を長期間に渡りしつこくやった箇所はとても良い仕上がり。
そうでない部分とのギャップが大きいので、
もっともっと応用を利かせて大きなスケールで仕上げていきたいです。