舞台裏日記

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2013.12.31(火) 1年を振り返って

2013年は激動の1年でした。

1月は雨男の能力発揮で本番の日に初雪を降らせたり、
2月は結婚式を挙げた後に風邪を引き、
さらにその後に「レミゼラブル」の出演が決まってアタフタしたり、
3月以降は「レミゼラブル」の稽古に通いながらも、
「魔笛」の演出公演があったり、新作オペラの初演に出演したり、
「ていおん!」があり、しかも息子が生まれる等、大パニック。。。
4月は親子共演によるオペレッタ「こうもり」出演。
5月からミュージカル「レミゼラブル」公演がスタート。
そんな中でも6月は「第九」、オペラ「魔笛」など本番3本。
7月も「第九」に出演。オペラ「フィガロの結婚」演出開始。
8月は博多で「レミゼ」しながらホテルではフィガロの演出作業。
9月はオペラ「フィガロの結婚」演出公演の他にも2本のコンサート出演。
10月は八ヶ岳でオペラ「カルメン」やった後に、名古屋で「レミゼ」出演。
11月は「レミゼ」の凱旋公演を終えて、門下生発表会。
12月は青年座の研究所公演を指導してから、オペラ「トスカ」演出公演。
そして年末の「ミリオーネン第九」をプロデュースしました。

とにかく、例年以上に休む暇のない1年・・・。
来年はちょっとのんびり過ごそうかな、と思っています。
とうとう40歳になりますしね。
想像していた40歳とはだいぶ違うのですが、
今日の自分に負けないように頑張ります。
これからも応援よろしくお願いします!



2013.12.30(月) のんびり3日目

今日も大掃除。
あまり進まなかったけど、なんとなくスッキリしました。
やっと年を越せるかな…



2013.12.29(日) 大掃除2日目

大掃除は続いています。
新たに棚を作ったり、いらなくなったものを捨てまくったり。
山のようなゴミと、新たなものとでごった返し、
「なんか大掃除始める前よりも散らかってる?」
みたいな錯覚を起こします。
たぶん・・・大丈夫・・・。

新しく購入したプリンタも起動してみました。
プリンタ本体の色は赤を選んだのですが、
意外と部屋にマッチしている・・・。
なんだかフェラーリみたいです。

参考資料「フェラーリ」※フェラーリはわが家にはありません

あと掃除するのはキッチンと寝室とウォークインクローゼット・・・
・・・まだまだじゃないか・・・



2013.12.28(土) 大掃除

大掃除をしています。
一年分の汚れを取り除きながら、いろんなことを整理しています。
ずーっと年末ギリギリまで仕事をしていたから、
今年はのんびり年を越したいです。
まだまだ明日も掃除は続きます。



2013.12.27(金) 第九ミリオーネン音楽会

1年間準備してきたミリオーネン音楽会
今年はイチから作り上げてきました。
朝から仕込みを手伝ってくださった方、ありがとうございます。
僕は照明シューティングから会場入り。
その他、もろもろセッティングをしていって、
午後はゲネプロ。




そしていよいよ本番。
MCも担当していたので、
僕自身が少し気負っていた感じはありますが、
皆さん、のびのびと演奏して、歌っていたようでした。



カーテンコールの様子

終演後は"Bravo!"もいただきましたし、
ホッとしました。
今回はクラシックのコンサートは初めてだった、というお客様もいて、
そういう方から「わかりやすくて楽しめた」と言ってもらえたのが嬉しかったです。

テノール:上本訓久くん、ソプラノ:清水理恵さん、指揮:小森康弘さん、アルト:堀万里絵さん、バリトン:僕

終演後の打ち上げも大いに盛り上がって、良かったです。
来年のミリオーネン開催は予定していませんが、また再開したいです。



2013.12.26(木) お買い物

こんなタイミングでプリンターが壊れるという・・・
やむを得ず、新しいプリンターを買いに行きました。

あとは明日の為の準備。
いよいよミリオーネン第九です。



2013.12.25(水) オフ

息子の枕もとにプレゼント(ぬいぐるみ)が置いてありました。
わが家にもサンタさんが来たようです。


今日は久々のオフ。
のんびり過ごしました。
接骨院に行って身体を修正してもらいました。
あとはのんびり家族と過ごしました。



2013.12.24(火) 「ラ・ボエームなクリスマス・イブ」

新橋にあるドイツレストラン:アルテリーベでの、
「ラ・ボエームなクリスマス・イブ」に出演しました。
第1部はオペラ「ラ・ボエーム」の第1&2幕をやりました。
何故か今回も(先日の「トスカ」に続いて)各幕冒頭にナレーションを担当。
歌うより緊張する・・・

本番は本当に楽しかったです。
お客さんとの距離が近い分、小ネタがウケるウケる(笑)
笑い声が絶えないステージでした。
 
メンバー勢揃い

第2部はクリスマスソングメドレー
次々に歌っていくクリスマスソング。
今回はバリトン、バスが3人もいるので、
他の人とキャラがかぶらないように歌い方を工夫したつもり。
「ていおん!」でも気遣ってますから、慣れています。
 
終演後も撮影会



2013.12.23(月) リハーサル

明日のコンサートのリハーサル。








説明不要ですね…楽しい仲間たちです。
明日の本番も楽しみです。



2013.12.22(日) レッスン収め

今日は一日中レッスン。
13:30〜21:30で7人のレッスンをしました。
これで2013年のレッスンは全て終了。
年末はお休みさせてもらいます。
レッスンに通ってくださっている生徒さんの皆さん、
1年間お疲れ様でした。
また来年も楽しく歌っていきましょう。



2013.12.21(土) ミリオーネン第九オケ合わせ

本番を来週に控え、いよいよオケ合わせ。
今回の為に集まってくださった、
ミリオーネンフィルハーモニー管弦楽団の皆さん。
とても熱くエネルギッシュな演奏でした。
音もプロオケ並みに良くて素敵です。


小森康弘さんの指揮もダイナミックで、でも無駄がない。
とても素晴らしい音楽づくりをされていて、
合唱団も頑張っていました。


ソリストも毎度のことながらパワフル。
写真はテノールの上本訓久くん。
勇ましいですwww

オケ合わせを終えた後は、銀座に移動して打ち合わせ。
本番の日のスタッフの動きなどを確認しました。
チケットの売り上げは・・・まだまだ当日券ありますよ〜〜〜。



2013.12.20(金) オペラ「トスカ」終演

二日目。千秋楽です。
あれだけ稽古しても1回ずつ公演したら終わりですから、
もったいないです・・・。

場当たりをして、ゲネプロを終えると、
本番。
今回の演出では、合唱の部分にこだわりました。
第1幕フィナーレでは、合唱を「聖職者」と「平民」に分け、
欲望にあふれた聖職者と貧困にあえぐ平民を同時に登場させ、
聖職者たちが床に置いたキャンドルと、
聖職者と平民を縦に並べて、スカルピアを中心に十字架の形に見せました。
たぶんこの十字架に気付いた人はほとんどいないと思いますが、
暗示的に見せる、という手法・・・ちょっと気に入っています。

終演後はいろんな方にお声をかけていただきました。
演出家としては、反省点もたくさんありましたが、
一つ形あるものを作り上げることができましたので、
ホッとしています。
お越しくださった皆さま、ありがとうございました。
関係者の皆さん、お世話になりました。またご一緒しましょう。



2013.12.19(木) オペラ「トスカ」初日!


ついにオペラ「トスカ」初日組の本番です。

実は昨夜はミリオーネン第九の練習の後、
実行委員会のミーティングがあり、帰宅は1時過ぎ。
それから今日の「トスカ」のカーテンコール表とMC原稿を作成。
寝たのは3時半過ぎでした。

そして起床は7:00
ラッシュの電車に揺られながら後楽園駅へ。
文京シビックホールには9:00に到着しました。
会場入りしたのはいいけど、特別に仕事もなく、
いろいろなチェックをしつつ、各部署のスタッフからの打診に、
その都度一つ一つ回答していくだけ。
つまり、「いる」ことが仕事なのです。

お昼にサウンドチェックをし、
午後から場当たり&ゲネプロ開始。
照明などもチェックしていきます。
ここまでくると僕の仕事は大きなものはなく、
臨時に起こったことなどにしっかりと対処していくだけです。
ダメ出しも最小限にし、本番への集中を促しました。

本番開始。
実は、開演するとまず僕のMCから始まるのです。
これがとにかく緊張する・・・歌う方がなんぼか楽です。
開演したら今回僕は控室のモニター越しに舞台を観ていました。
舞台に送りこんでしまったら、もうあとは見守るだけですから、
演出家なんて無力なもんです。
・・・とは言え、今回は2幕の影コーラスの裏棒を振りました。
これも結構、緊張する。

無事、公演も終わりカーテンコールを経て、初日終演です。
出演者の皆さんと握手をして別れました。
それからいちおうみんなが楽屋を出るまで待って、帰宅。
とにかく長い一日でした・・・



2013.12.18(水) 第九ミリオーネン合唱練習最終日

ここのところ「最終」という言葉を連発しています。
つくづく・・・年末なんだなぁ・・・

午前中に文京シビック小ホールへ。
オペラ「トスカ」いよいよ小屋入りです。
今日は仕込み。舞台装置や小道具の位置を全てチェックし、
場所などをミリ単位で決めていきます。
後々、照明さんがそれを目安に照明を作っていくので、
その前段階を僕が責任もって確定していくのです。
この作業はもはや理屈ではなく、感覚。
自分の感覚を信じながらも、スタッフさんの感覚も取り入れたい。
以外と最初に何気なく置いた場所が、舞台スタッフさんの経験と勘で、
実はベストポジションだったりもするのです。
そういうのも取り入れながら、全ての作業を完了しました。

午後はアルテリーベでクリスマスコンサートの練習。
オペラ「ラ・ボエーム」ハイライトの方はほぼ動きも決まりました。
みんなで演じてみていきながら、互いに演出していく感じ。
この時はむしろ演出家業を忘れて、受け身の姿勢でいってみました。
たまにはそういう「抜き」の姿勢も大切。


夜は江東区文化センターで、
第九ミリオーネン合唱団の最終練習。
結局、全部で70名の団員さんが集まりました。
(本当はもう20名を目標にしていたのだけど・・・)
皆さん、とても熱のこもった演奏です。
というか、僕も例年以上に燃えています。
汗を流しながら芝居をしつつ歌う。
時には天に祈りをささげ、時には床を這いずり回りながら、
体当たりで曲のイメージを伝えていきました。
皆さんも、僕のテンションにしっかり付いてきてくださるので、
結果的にとても熱い演奏になりました。


練習後半は、このミリオーネンならではのフリや、
入場の動線などの練習。
演出付きの前代未聞の「第九」ですから、足先の伸ばし方まで指導していきます。
さぁ、残すはオケ合わせと、ゲネプロ&本番。
世界中の誰も見たことのない「第九」を自信を持ってお届けします。
絶対に、絶対にお見逃しなく!!
歴史的演奏会になることでしょう。



※入場シーンの練習・・・とっても複雑な交通整理が必要です



2013.12.17(火) 最終稽古

午前中はハーモニーベルズの指導。
音取りの確認・・・特に音程よりも「ピッチ」にこだわって、
しっかりと手抜きせずに音を取っていくことが、
ゆくゆくは大きな差になるような気がして、
厳しく練習していきました。

午後は3時間レッスン。

夜はオペラ「トスカ」の最終稽古。
昨日の通し稽古の修正も兼ねているので、
稽古場を二カ所に分けて、演出助手さんと同時中継で稽古。
僕はB組の稽古を中心に行いました。
ここにきてまだまだ妥協はしたくない…
かなり粘り強く、くり返しくり返し稽古をしました。
これでほとんど穴はなくなった、はず。
後半は下の階で稽古をしていたA組さんも上がってきて合流。
組が入り乱れながら、新鮮な気持ちで稽古をしました。
あとは舞台稽古のみ!
さてさて・・・どうぞお楽しみに。



2013.12.16(月) オペラ「トスカ」A組通し稽古

午後からアルテリーベで、
12月24日公演のディナーコンサートの練習。
オペラ「ラ・ボエーム」でロドルフォ役の上本訓久くんと久しぶりに再会。
相変わらずのおちゃめっぷりに、思わず場の雰囲気もなごみます。
歌うとあんなにワイルドなのになぁ…(笑)

他にはバスの河野鉄平くんと初対面。
ですが、話を聞くと河野くんはずっと以前から、
僕のTwitterをフォローしてくれているらしく、
あちらは僕のことをよーく知っているのだそうです。
は、恥ずかしい…
でもそのせいか、まるで初対面とは思えない感じで、
すぐに仲良くなりました。
アメリカに長年住んでいたらしく、フレンドリーな好青年です。
・・・ていうかイケメン過ぎ・・・

※アメリカ帰りの河野くんに英語の発音を教えてもらう上本くんを温かく見守る

夜はオペラ「トスカ」A組の通し稽古。
なんとかここまできました。
明日の最終稽古で修正や確認をしたら、残るは舞台稽古。
あと少しです!みんな頑張れ!



2013.12.15(日) オペラ「トスカ」合唱稽古最終日

来週に本番を控え、
オペラ「トスカ」の合唱のみの稽古が最終日になりました。
これまでとても良い出来に仕上がってきているので、
本当に確認程度なことと、さらなるレベルアップの為の反復練習。
今回の演出で一番こだわったのは合唱のシーンかもしれません。
合唱の皆さん、とても意欲的で、
こちらのアドバイスをどんどん吸収していきます。
謙虚であり、熱意があり、そして貪欲である。
これらの美徳をしっかりと持った合唱団です。
本番はとても楽しみにしていただきたいと思います。



2013.12.14(土) オペラ講座最終日

10月から始まった池袋コミュニティカレッジ「オペラ講座」
今日が最終日となりました。
参加してくださった生徒さんと一緒にオペラを観てきましたが、
その集大成として、「オペラ検定」なるものを受験してもらいました。
講座でお話した内容がそのまま問題になっているものを解いてもらうのですが、
ほとんど僕が話しているままなので、簡単簡単。
皆さん、すぐに解けた模様でした。

その後は「椿姫」の残りを観賞して、時間修了。
講義は終わりましたが、生徒さんたちからいろいろ質問があったり、
オペラについての雑談などがあり、和気あいあいとしながら、
最終日の講義が終わりました。
どうやら、皆さんこれまでオペラを観たことがないようでしたが、
早速、オペラを生で行くことを生徒さん同士で話し合っていました。
こうやって一人でも多くの方がオペラの魅力にハマってくれれば、
やった甲斐がある、というものです。
今後はまた違った企画で、講座を提案していきたいと思います。

夜は、横浜ベイコールという合唱団の演奏会へ。
いつもお世話になっている方たちが所属している合唱団です。
クリスマスのナンバーを中心にしたアットホームなコンサートでしたが、
団員さんたちが生き生きと楽しそうに歌っているのが、
とても印象的でした。
カーテンコールのMCでは、うっかり客席のど真ん中に座ってしまった僕を、
指揮者の岡田直樹さんが見つけてくれて、わざわざ紹介してくれました。
そして12月27日の「ミリオーネン第九」の宣伝まで・・・(感謝)
合唱ってやっぱり良いなぁ、と感じた夜でした。



2013.12.13(金) ボエーム

クリスマスイブの日に、
新橋にあるドイツレストラン「アルテリーベ」で、
「ラ・ボエームなクリスマスイブ」というコンサートを催します。

第1部はオペラ「ラ・ボエーム」の1〜2幕ハイライト。
まさにこの作品の1幕と2幕はクリスマスイブの夜を描いた物語。
ぴったりの題材です。
ちなみに僕はショナール役。

第2部はクリスマスメドレー。
クリスマスソングを歌いまくります。

久しぶりにご一緒するバリトンの和田ひできさんや、
ピアニストの村田千晶さん。
今回初めてご一緒する方々とも一緒に練習していきました。
入場料はブッフェ&飲み放題付きで10,000円
ちょっと割高ですが、生歌を近距離で聴いて食べて飲んで・・・
なかなか楽しい夜になりそうです。
皆様のご来場をお待ちしております。
※要予約です

夜は熊谷ベーレンタール男声合唱団の指導。
僕は今年最後の指導になりました。
(来週はお休みして代講を頼むので・・・)
今日はまたさらに新しい団員さんが入ってくださり、
ますます大所帯になってきました。
これからも充実した合唱団になっていきましょう。



2013.12.12(木) 稽古

午後からレッスンをして、夜はオペラ「トスカ」の稽古。
なかなか時間内に稽古を収められない…
それだけやりたいことがあるのと、思った通りに稽古が進まない。
こういう部分も演出家としての資質が問われるのですよね。
うーん…難しい。



2013.12.11(水) ミリオーネン4回目

今日も午後からレッスンをして、
夜はミリオーネン「第九」の合唱練習第4回目。
毎度のことですが熱い指導をしていきました。

動きを付けながら歌った方が表現ものびのび


なんだろ、この指揮は(笑)・・・さりげなく宣伝。3月9日の「第九」も参加者募集中ですよ



今日は、本指揮者の小森康弘さんと舞台監督の伊奈山明子さんが
わざわざ見学に来てくださいました。
その都度、テンポなどを小森さんにうかがっていきます。
小森さんがいるというだけで、団員さんも少し緊張気味・・・
ここで固くなってどうする(笑)
また演技をしながら歌ってもらうなどをして、ほぐしていきました。

後ろに座っているのが指揮者の小森康弘さん

終盤は小森さんに実際に振ってもらいました。
「ベートーヴェンが書いた通りに演奏しましょう」
今までの伝統の中で歪められていってしまったテンポや音を、
もう一度、ベートーヴェンの書いた楽譜を忠実に演奏していきます。
大げさに勝手に膨らんでしまったテンポはキレのあるシャープなものに。
和音的に敢えてぶつかっていた音を誰かが勝手に直してしまった問題のアルトパートを、
元の音に戻したりしました。
すると何とも洗練された推進力と壮大なスケールが表現を増していきます。
不思議な体験でした。
小森さんとは以前にも同じ合唱団を共に指導していたこともあり、
彼の指揮っぷりは大好きだったのですが、
練習ポイントの的確さ、歌詞の言葉の意味やディクションを重視した音作りは、
とても素晴らしいものでした。
大きな身体を使った重厚かつ無駄を省いた見やすい指揮も精悍。
これはますます良い公演になりそうで、とても楽しみです。

迫力のある指揮でした。振りながら一緒に歌ってくださっているのは合唱団としてはとても嬉しいものです!

練習後はファミリーレストランで、
実行委員の打ち合わせをしつつ、同時進行で小森さん&伊奈山さんと打ち合わせ。
二つの打ち合わせを両耳で聞き分けながら、
同時に意見を言ったり、詳細を決めていったりしました。
脳みそが疲れた・・・



【ミリオーネン第九音楽会】
12月27日(金)19:00開演
日本橋公会堂
全自由席:2800円

チケットのお求めはこちらから
チケット予約



2013.12.10(火) 返し稽古

午前中はハーモニーベルズの指導。
伴奏者さんがお休みだったので、
一人でピアノを弾きながら、指揮も振りました。
「ジャズミサ」の2曲目を音取りしました。

午後は池袋でレッスン。
先週は研究所の集中講義だったので、全くレッスンできず。
その分、今週はレッスン週刊になりました。

夜はオペラ「トスカ」の稽古。
昨日の通し稽古でミスした場面の修正と、
もう一組の集中稽古でした。
久しぶりに両組揃っての稽古でしたから、
お互いに良い刺激になったのではないかと思います。



2013.12.9(月) B組通し稽古

腰痛は悪化の一途。
寝ているのも痛くなりました。

午後からレッスン。
夜はオペラ「トスカ」の稽古。
昨日と同じ流れですが、
今日は早くもB組の通し稽古でした。
いつもより広い稽古場で、実寸のバミリを貼り、
舞台監督補佐と、演出助手も揃って稽古スタート。
まだ本番まで時間があるので、
出演者のコンディションも、稽古の仕上がりも途上。
いろいろミスも目立つ通し稽古ではありましたが、
今の段階では順調と言えます。
(逆にここでピークを迎えると本番までのモチベーションが保てない)
全体の形は見えてきたので、ここから仕上げの段階に進みます。



2013.12.8(日) 絶賛腰痛中

昨日、座ったままの姿勢で、
熱く、しかし最小限に抑制した指揮を振ったおかげで、
すっかり腰をやってしまいました。
何をしていても痛い…。

今日はレッスンをして、
夜はオペラ「トスカ」の合唱団立ち稽古。
「腰が痛いので、いつもよりパワーダウンしていると思います」
と告げたから始まった稽古ですが、
実際には我ながら熱い熱い!
汗だくになりながら、声を張り上げて稽古をしました。
どこからこんな力が湧いてくるのか…。
きっとプッチーニが引き出してくれるのでしょう。

帰宅してから「トスカ」の照明用楽譜を作成。
それぞれの場面の照明プランを提示しながら、
楽譜のどの音をきっかに照明チェンジするのかを全て書き入れていきます。
深夜まで作業はかかり、そうこうしているうちに腰痛復活。
明日が怖い。



2013.12.7(土) もう一つの革命

劇団青年座研究所、実習生の声楽発表。
ミュージカル「レミゼラブル」ハイライトを非公開で上演しました。
お客さんは下級生の本科生と講師の先生方と卒業生。
午前中にゲネプロをして、午後に本番。
まだまだ経験の浅い研究生たちですから、
ゲネプロの段階から緊張している様子でしたが、
その中で、稽古してきたことや自分の実力を発揮できたのでは?
僕、個人としては「よくぞここまで」と感心した反面、
本番でテンションが上がって空回りする子もいて、
ヒヤヒヤしながら指揮を振っていました。
まだまだみんなケツが青いのぉ。
でも・・・研究生のみんな、お疲れさまでした。
僕は君たちを教え子として誇りに思います。

舞台はとっても立派。照明もキレイでした。



2013.12.6(金) 舞台稽古&ベーレンタール

いよいよ今日から青年座スタジオで舞台稽古。
昨夜遅くまで仕込んでくれた新設バリケードで、
また革命です!
とにかくケガのないよう細心の注意を払った場当たり稽古で、
今日一日は終わってしまいました。
その後も研究生たちは居残って稽古をするようでした。

夜は熊谷へ。
ベーレンタール男声合唱団の指導。
多田武彦の組曲「雨」に取り組んでいます。
今日は2曲目の音取りまでやりました。



2013.12.5(木) 本科生&「トスカ」稽古

今日も朝から劇団青年座研究所の授業をして、
午後は研究生本科生(1年生)の声楽発表を見る為、
代々木八幡の青年座スタジオへ移動。
約3時間の長い発表・・・正直しんどかったです。
荒削り・・・いや、まだ削られてもいない本科生。
来年はこの子たちを指導することになります。

夜はオペラ「トスカ」の稽古。
コツコツ創り上げています。
帰宅してからもいろいろな資料作りなど。
・・・心休まる時がない・・・
それが演出業の厳しいところ。



2013.12.4(水) 集中講義3日目&ミリオーネン3回目

そろそろ身体に疲労が・・・
今日も劇団青年座研究所の授業です。
かなり中身に突っ込んだ内容になってきました。
どうしたらリアルな舞台になるか、切磋琢磨です。

夜はミリオーネン第九の合唱指導。
こちらも内容に食い込んだ練習。
今日は身体を動かしながら、演じながら歌ってもらいました。
 

 

身体を使った方が、演じている時の方が音も生き生きとする。
当たり前のことですが、なかなか出来なかったことです。

練習が終わった後はミーティング。
今度は来年のブロッサム第九の合唱団員集めもしなければなりません。
初心者大歓迎。
来春、一緒に第九を歌いませんか?
詳細はコチラ→http://www.blossom-music.co.jp/news/recruit_chorus.html



2013.12.3(火) 集中講義2日目

早起きがしんどい・・・(毎日同じこと書いている)
10-12時/13-15時という授業スケジュール。
とは言え、フル稼働であのテンションの高い作品と、
向かい合っていますから、疲れる・・・。
研究生の目の色も少しずつ変わってきています。
ここからどう進化するのか、楽しみです。

夜は上福岡西公民館で、混声合唱団樹の指導。
「心の四季」から終曲を練習中。
人生感を歌った良いハーモニーが出来上がりました。
今日は徹底してハーモニー作り。
声質も変わってきました。良い感じ。



2013.12.2(月) 劇団青年座研究所・声楽集中講義

今日から週末の土曜日まで、
劇団青年座研究所の声楽集中講義です。
毎日、朝から夕方までびっちり授業をします。
とにかく朝、読売ランドの山の上まで通うのが大変・・・。
もはや早起きの方がしんどいので、
ショートカットしてタクシーを利用。
ほとんど仕事(稼ぎ)にはなりまへん(笑)

ミュージカル「レミゼラブル」を土曜日に発表します。
まだ音取りができていない奴もいるし・・・
間に合うんかい・・・。

夜はオペラ「トスカ」の稽古。
昨日の稽古を踏まえて、合唱とソリストの合同稽古。
やれるシーンを片っ端からやりました。
まだまだ完成形までには時間が必要。
一つ一つコツコツと作っていきます。



2013.12.1(日) 会場打ち合わせ&合唱立ち稽古

お昼から日本橋公会堂へ。
年末の「第九ミリオーネン音楽会」の会場打ち合わせでした。

平台一枚、椅子一脚にもお金がかかるので、
照明料金と合わせて、打ち合わせて見積もりを。
その他、タイムテーブル等。
先日のスタッフ打ち合わせを踏まえて、質問などをしていきました。
会館のスタッフさんもとても気さくで、親切な方でした。

いいホールです。
ぜひ皆さん、お越しください!

夜はオペラ「トスカ」の合唱立ち稽古。
合唱の皆さんが生き生きとリアルに演じると、
それだけで舞台の華やかさが変わります。
今回はちょっとした工夫も施してあるので、
芝居の部分にこだわって稽古しました。
皆さん、食いつきもよく、とても熱い稽古ができました。