舞台裏日記

⇒過去の日記 ⇒mainに戻る ⇒楽屋で雑談

2013.6.30(日) 6月最後の

今日は「レミゼラブル」マチネのみ。
6月最後の公演です。
明日は休演日ということで、
たっぷり汗の染み込んだ衣裳も洗濯に出せます。
そんな気持ちもあってか、
今日は出演者もスタッフもどこか気合い十分。
特にカーテンコールの盛り上がりは今まで以上でした。
さぁ、いよいよ帝劇での公演も残りわずか。
ラストスパート頑張ります。



2013.6.29(土) 日本橋三越カルチャーサロン

本日は、お越しいただいた皆様、
まことにありがとうございました。

大好評のMangaでオペラ「フィガロの結婚」を、
今日は日本橋三越百貨店の9Fカルチャーサロンで公開。
オペラをより身近に感じてもらおう、という企画で催させていただきました。
「講座」というスタイルもあってか、お客様はそれほど多くありませんでしたが、
サロン形式のこういうコンサートも、ライブ感覚で楽しいなと思いました。


新しいスタイルのコンサートですが、
お客様にはおおむね受け入れてもらえたようです。

第2部は日本の四季を歌いました。
講座でもありますので、少しお話を多めに交えながら、
曲をいろんな角度から聴いてもらいました。
アンコールでは、あの歌(ナイショ)も歌えたし嬉しかったです。
声を聞かせるのではなく、言葉を伝える歌い方を大切にしながら、
純粋に音楽を楽しんで歌えました。
ちょっと今日は花粉症みたいな症状があって、ガラガラした時もあったけど、
全体的には安定して歌えました。

もっともっと歌をたくさん歌って、聴いてもらいたいな、と思いました。
まさに僕が歌を始めた原点に、今この時点で戻っている感じです。
…と、言いながらも今年はもう歌う機会はほとんど残っていないのです。
あとは、7月と12月の「第九」のみ!
寂しいな、と思いつつも、今年は無理しないように気をつけます。



2013.6.28(金) マチソワ

「レミゼラブル」マチソワでした。
2回公演だと、キャストの組み合わせも違うので、
また全然違った雰囲気になります。
そこにハメこんでいく作業が楽しいです。
何度も公演にお越しくださるお客様も、
そういった生の芝居のやり取りを楽しんでくださっているようです。
これはロングランができるミュージカルならではですね。
…オペラでもこういうことができたらいいのになぁ。



2013.6.27(木) 歌う楽しみ

今日は「レミゼラブル」はマチネのみ。
僕のお客様もたくさんお越しくださいました。

夕方は池袋へ。
いつものマッシュマンズカフェで食事をしながら、
オペラ「フィガロの結婚」の舞台ラフスケッチを描き、
夜はレッスン。

そのままスタジオに残って、
6月29日の三越コンサートのリハーサル。

【第1部】は…Mangaでオペラ「フィガロの結婚」
久しぶりにオリジナルマンガのアニメーションを見ながら、
それに合わせてテンポを考えながら歌います。
改めて、この企画は本当に楽しい。
子供からお年寄りまで、純粋に楽しめる構成になっています。
歌いながら思わず笑いそうになるシーンもありました。

【第2部】は…日本の歌
教科書に載っていて誰でも歌ったことのある日本の歌で、
四季の移り変わりを表現します。
途中に歌を100倍楽しむ為の曲の解説などを交えて、
楽しく、じっくり味わいながらお聞きいただきます。
1、春 2、さくらさくら 3、夏の思い出
4、赤とんぼ 5、雪の降る街を 6、見上げてごらん夜の星を
これにアンコールも用意してあります。



2013.6.26(水) 「レミゼラブル」復帰

ミュージカル「レミゼラブル」に13日ぶりに復帰。
この間、「第九」とオペラ「魔笛」に集中させていただきました。
そんな訳で久しぶりに劇場入りすると、
スタッフさんやキャストさんからお声がけいただきました。
カンパニーの一員として迎えてくれるのが嬉しくて、
自然に舞台に上がることができました。

今日はいきなり昼・夜両公演に出演しましたが、
いつも通り演じられました。



2013.6.25(火) いつも通り

通常の火曜日に戻りました。
…ところがこれは休憩なしのビッチリスケジュールに逆戻り。

午前中は千川でハーモニーベルズの指導。
新曲の音取りもしました。
そろそろ発声も身体を使う段階へ。

午後はレッスン三昧。
3人レッスンしました。

夜は上福岡で混声合唱団樹の指導。
高田三郎の「みずすまし」を練習中。
これでしばらくこちらの合唱団の指導はお休みしなければなりません。
…下手したら次に行けるのは9月末かも…
うぅ〜〜〜



2013.6.24(月) 深夜までお仕事

午後は父が指導しているコンサートの為の
助演のお手伝いで川越へ。
いつのまにか演出の部分にまで口を出すように、
仕事が増えていました(笑)

2時間参加したら途中で失礼して移動。
夕方は広尾の東京女学館合唱部の指導。
実質30分しか出られなかったけど、
その為に電車とタクシーを乗り継いで往復2時間。
…でもそれでも顔を出すことに意味がある。
愛というのは態度で示さねば…なんつって。

夜は池袋でレッスンを3人。

帰宅してからは「フィガロ〜」の舞台監督さんと、
スカイプで打ち合わせ。
話をしながら可能なことと不可能なことを確認していき、
イメージを膨らませ、固定していきました。
終わったのは深夜1時過ぎでした。



2013.6.23(日) これから演出家

昨日のオペラ「魔笛」で僕のオペラ出演予定は、
全て終了しました。
(※来年以降も今のところ予定は入っていません)

今年は9月にオペラ「フィガロの結婚」の演出をします。
今日から一気に演出家モードが始動!

お昼に池袋で、指揮者の高橋勇太さんと打ち合わせ。
諸々のことを決めていったり、共有したりしました。

そのすぐ後、すぐ近くの喫茶店へ移動。
今度は僕が指導している合唱団の団長さんと、
今後の活動方針について話し合い。
1時間ほどで失礼しました。

早稲田へ移動。
今度は「フィガロ〜」の衣裳の下見。
様々な衣裳を解説してもらいながら見せてもらいました。

そのまま同行してくれた総監督と制作代表さんと打ち合わせ。
実務的な話や具体的な話などを語り合いました。
これからの共同作業の為にもお互いに腹を割ってお話させていただくことは大切。

そんな訳で【打ち合わせ】だらけで飛び回った一日でした。



2013.6.22(土) オペラ「魔笛」終演

最近は朝起きると、おそるおそる声を出します。
本番の日に限って突然声がおかしくなっている…
なんて経験をしてきましたから、
非がなくても毎朝心配なものです。
今日も声が出てくれた…神様ありがとう。

メイクの為に楽屋入りすると、
昼公演組はまだ第2幕が始まったところでした。
ゆったりとした気分で楽屋でゴロゴロ。
メイクの時間を待ちます。

順番がきたのでメイク室に入り、メイクをしてもらい、
楽屋に戻ったら、買ってきたお弁当を食べます。
そうこうしているうちに昼公演組の公演は終演。
一気に楽屋はにぎやかになりました。

客出しも終わり舞台が終わったら、舞台上へ。
軽く発声しながらいろいろな確認を頭の中でしました。
それから楽屋に戻ると、衣裳さんと確認し合いながら衣裳を着ます。
開演です。


ハンマーさんの指揮、そしてオーケストラや共演者とのアンサンブルを楽しみました。
台詞も歌もドイツ語だったので、お客様にどのように伝わったか不安でしたが、
終演後にたくさんのお客様から「楽しかった」と言ってもらえたので、
無事にパパゲーノ役を務められたのかと思います。
お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。

…なんと!

これで僕の今年のオペラ出演は終了です。
演出の立場ではまだいくつかの公演には関わりますが、
ハイライト版などを省けば、もう一切オペラ出演の予定はありません…。
また来年以降にオペラに出演する機会があったら、ぜひお越しくださいね。


↑パパゲーナは仮の姿として「老婆」ではなく「ロボット」でした。

 
ボタンの掛け違いや袖まくりのアンバランス、裾出しなどは全て僕のアイディア
…着こなしも役者の仕事


人生初のキスシーン(相手が男)を経験しました(笑)


短い稽古期間でしたが、抜群のチームワークでした



2013.6.21(金) ゲネプロ

午前中は劇団青年座研究所の前期最後の授業。
ミュージカルの曲を指導しました。
楽譜と言葉から読み取れる可能な限りの情報を、
解読して伝えてあげただけの授業でしたが、
研究生たちはとても興味深く受け止めてくれていました。

午後にはサンパール荒川の大ホールへ。
夕方から場当たり。そのまま夜はゲネプロへ突入でした。
ゲネプロは実はいろいろトラブル続きで、
かなり大変でしたが、対処できる内容ばかりだったので、
不安は残りませんでした。
あとは本番を待つのみです。



2013.6.20(木) ゆっくりする日

本当に目まぐるしい日々。
さすがに本番前は喉を休める日を作らなければなりません。
そんな訳で、夜は何も入れずにオフ。
お昼からレッスンをして、
夕方は東京女学館合唱部の指導をしてきました。
…これだけで声が枯れてしまった…。
体力が落ちたなぁと感じた今日一日でした。



2013.6.19(水) フィガロの研究

9月に公演するオペラ「フィガロの結婚」を演出します。
現在はその下調べの段階。
今日は僕の優秀な助手くんを呼び出して打ち合わせ。
僕よりもこの作品については付き合いが長い彼から、
いろいろわからないことを教えてもらいました。
それを元に僕が構想を練って新しい舞台を創ります。

夜は3人レッスン。
ちょっとレッスンのスパンが開いてしまっているので、
皆さんちょっとずつバランスを崩している様子。
それをしっかりと修正していきました。



2013.6.18(火) オケ合わせ

午前中は久しぶりにハーモニーベルズへ。
新曲の音取りをしました。

夜はオペラ「魔笛」のオケ合わせ。
やっぱりオーケストラとのアンサンブルは楽しいですね。
互いに音楽を紡いでいくので、とても歌いやすいです。


たくさんの人が見守る中、オケ合わせをしていきます


みっちり3時間歌いました



2013.6.17(月) 通し稽古

お昼から3人レッスンをして、
夜はオペラ「魔笛」の通し稽古でした。
集中して一つ一つのシーンを演じていきましたが、
固さもあったり、ちょっとハマっていないシーンもありました。
後半は集中力が切れ気味だったし…。
でも通せたことでちょっとした自信も生まれました。
不安だらけだったので、良かった…。
あとはオケ合わせとゲネプロのみです!

高いところが好きです


ダーメとパパゲーノ


口かせを掛けられ、タミーノのアリアを聞いている様子



飛びます〜


タミーノ王子とパパゲーノ


ハンマー氏による丁寧なアンサンブル



2013.6.16(日) マイルストーン「第九」


アンサンブル・マイルストーンの10周年記念
第20回演奏会の「第九」に出演させていただきました。
とても良い雰囲気のオーケストラで、
その雰囲気が満席の客席まで包み込んでいるようでした。
本当の完全満席だったので、会場はかなり暑かったです。
歌う前に汗だく…ちょっと喉が渇いた状態で歌う感じでした。

今日の自分の課題は声よりも言葉を大切に歌うこと。
柔らかく歌うよう心がけました。

終演後のレセプションも大盛り上がりで楽しかったです。
またぜひご一緒させていただきたいオーケストラさんでした。

ソプラノ:木村愛子さん、アルト:小林麻利子さん、テノール:佐藤圭くん



2013.6.15(土) パパゲーノっぱなし

今日はまず、
指揮者:クリスティアン・ハンマー氏によるマンツーマンの音楽稽古
非常に細やかなアドバイスをたくさんいただきました。
2時間みっちり稽古でヘトヘトになりました。

その後、2時間ほど休憩をいただいてから、
夜はオペラ「魔笛」立ち稽古。
僕の為の集中稽古をしていただき、
パパゲーノが登場するシーンだけを稽古しました。
…つまり3時間歌いっぱなし。
最後の方はさすがに集中力が切れてきました。
やっぱりパパゲーノって体力・集中力の勝負だな、と実感。



2013.6.14(金) 金曜日はつらいよ

午前中に劇団青年座研究所の授業。
前期の授業は来週で終りです。
早起きもあと一日だ…頑張れ、オレ。

読売ランド前から小田急線で新宿に出て、池袋へ。
昼食をとる時間もなく、売店で買ったパンをむさぼりながら、
移動をしていつものスタジオへ。
3人レッスンをしました。

強すぎる冷房でキンキンに冷えた東武東上線に乗って、
セーターに上着まで着こみながらもブルブル震えました。
実家に立ち寄って甥っ子の成長ぶりを確認し、
夜は車で熊谷へ。
ベーレンタール男声合唱団の指導。
来週からまたしばらくお休みしなければならないので、
今日は組曲「月光とピエロ」を全曲練習しました。
なかなか良い感じに歌えていましたし、
アンサンブルもとても良くなりました。



2013.6.13(木) 稽古

「レミゼラブル」マチネ公演に出演しました。
いくつかの高校の貸し切り公演でした。
喜んでくれたかな?

終演後は舞台で稽古。
久しぶりにリラックスして演じることができ、
いろいろ冷静に場所取りをしたり、
共演者と確認したりすることができました。
このタイミングで、とても良い機会だったと思います。
さて、これでしばらく(1週間半)「レミゼラブル」をお休みします。
来週末のオペラ「魔笛」に集中する為です。
「魔笛」のチケット…まだございます。
これが本当の集大成!どうぞお見逃しなく!



2013.6.12(水) 魔笛は何を訴えるか?

今日はミュージカル「レミゼラブル」に昼夜2公演出演。
ジャン・バルジャン役の福井さんが復帰したことで、
様々な組み合わせのキャスティングが増えました。
とても新鮮で、楽しいです。
今後さらに組み合わせが増えますから…すごいことになる。

さて、今日はオペラ「魔笛」について考えてみました。
以下、考察。

オペラ「魔笛」が初演されたのは1781年。
まさにフランス革命がすぐ目の前に迫る時期である。
この作品で描かれているのは自己啓発への導きであり、
それぞれの人物の成長こそが物語を牽引していくエネルギーになっている。

登場するや大蛇に追われ気絶してしまう王子タミーノが、
最後にはパミーナへの愛と魔法の笛の力で火と水の試練を乗り越える。
母に守られなければ生けていけなかった王女パミーナも恋する故に母から自立し、
またその恋ゆえに自らの命を絶とうとする。
そして恋する人との命がけの試練に立ち向かう。

パパゲーノは、綺麗な鳥を捕まえては夜の女王に献上し、
代わりにパンと果物とワインをもらって生活している。
すなわち彼は作曲者モーツァルト自身の化身であり、
パパゲーノとは聖職者や貴族に仕える市民的芸術家の象徴である。
やがて彼は伴侶を得て、身分や階級と関係なく独立して生きていく。

革命から市民たちは何を得ようとしていたのか。
それは単に現状に対する不満の爆発に過ぎなかったのではないだろうか。
革命後の悲劇的な混沌は目を覆いたくなるようなものだった。
それに対してモーツァルトは警鐘を鳴らしていた。
「人は正しき道へと啓発されよ」と。

とは言えモーツァルトは決して思想家ではなかった。
今日を生き抜くことに必死で、社会の情勢がどうなろうと知ったこっちゃない
…というのが本音だっただろう。
ただ、当時の社会全体に取り巻く空気、のようなものは敏感に感じ取っていたに違いない。
いま何がウケて、何が売れるか…その点は敏感だった。

フランス革命を舞台にした「レミゼラブル」。
その時代に作曲されたオペラ「魔笛」。
自分の中で二つの作品がリンクした。
どちらの作品にも描かれているのは生身の人間であり、
その葛藤と生き様が物語を牽引している。
二つの作品を見比べてみると、実に面白い…。



2013.6.11(火) 久々にバリケードへ

今日は久しぶりに「レミゼラブル」出演。
金曜日以来ですから3日間空きました。
たった3日間だけなのに、テンションを持っていくのが難しかったです。

劇場入りする前に楽屋口で声をかけていただいたり、
終演後にサインや写真を求められるのは嬉しいです。
舞台は人が創るもの。その舞台を観てくださるのも人であります。
人と人の交わりの中に、舞台芸術というものが存在し、
そこには有機的な関係があるはずです。
もちろん舞台上の世界を現実に引き戻したくはありませんが、
それでも、役者自身との直接的な関わりを求める人がいるのなら、
それも舞台芸術またはショービジネスとしての真意があるのかもしれません。

さぁ、オペラ「魔笛」のチケットも徐々にお問い合わせが増えています。
良い席から無くなっていきますので、
皆さん、新生パパゲーノにも会いに来てくださいね。
チケットのお求めはこちらから



2013.6.10(月) 演出家魂に火がつく

お昼から「パロディ魔笛」
父が指導する3つの合唱団の合同演奏会の練習です。
まだ動きがきちんとついていない状態らしく、
父から「利人、つけて」と言われたので思わず演出家魂に火がつきました。
そこから役作り、基本動作の仕方などを指導して、
一気に動きをつけていきました。
こういう時の頭の回転は我ながら凄い…。
最後までつけることができました。

夕方は東京女学館合唱部の様子を見にいきました。
曲目も決まっていないので、
昨夜遅く(明け方)まで候補曲を調べ、選択しました。
30分弱しかいられませんでしたが、
久しぶりにみんなの顔が見れて良かったです。

夜は銀座で、ミリオーネン第九プロジェクトの実行委員会。
着々と準備は進んでいます。
来週中くらいには団員募集要項を発行しますので、
興味のある方は当HPをお見逃しなく!



2013.6.9(日) 通しからの〜

今日は予定が急遽変更になって、
午前中からオペラ「魔笛」の通し稽古でした。
昨日ハンマーさんに注意されたことがずーっと頭に残っていて、
個人的には悔しかったので、今日はしっかりと修正。
同じことは二度言わせない…これがプロの仕事です。
台詞を噛むシーンがあったり、
音楽表現も上手くいっていないところはありましたが、
現段階では上々。
ここからしっかりと修正していきたいです。
まだ17日にも本格的な通し稽古があります。

午後はアンサンブル・マイルストーンによる、
「第九」オケ合わせ。
本来の予定では、午後「第九」→夜「魔笛」通し稽古
だったので問題なかったのですが、
先にオペラを一本通してからの「第九」は正直きつかった…
すでにパパゲーノで声が半分以上使い果たしていました。
管弦楽アンサンブル・マイルストーンはとても素晴らしいオーケストラでした。
しっかりとアンサンブルできているし、個々の音の質も高い!
そして今井治人さんの指揮がまた見事。
無駄のない明確な棒さばきと、合唱団などに与える指示が的確。
歌詞やそのシーンの世界観から音を作っていらっしゃるので、
とても色彩豊かな音楽をされる指揮でした。
合唱団は混合合唱団らしいのですが、こちらもとても質の良い合唱。
これで本番は入場無料だっていうのですから驚きです。
本番はどうぞお楽しみに。



2013.6.8(土) 一日「魔笛」

今日は午後から夜まで、
一日オペラ「魔笛」の稽古でした。
午後は1幕。夜は2幕。
前回の稽古での修正をしっかりと仕上げていきます。
パパゲーノの役作りについては、
僕の中にあるものを保ちつつ、
指揮者のハンマー氏に台詞の言い回しまで指示してもらうので、
それによって変化をしていっています。
今まで僕がつくってきたものとは違うパパゲーノが見られるかもしれません。
いずれにせよ、音楽もこれまでとは真逆の表現も求められています。

ハンマー氏の指揮で歌う


こ…これは!?


パ、パ、パパゲーナ!!!


新生パパゲーノ!!!
どうぞお見逃しなく!!



2013.6.7(金) 号泣

朝から劇団青年座研究所の授業。
「見上げてごらん夜の星を」を教材にして、
ちょっと変わった授業をしてみました。
毎回そうですが、ワークショップのような感じで、
個々の深層心理にまで踏み込んだ授業でした。
案の定、課題をやる研究生たちは号泣。
みんないいセンスをしているのがわかりました。

ゆっくりとランチを楽しみ。
…ながら、頭の中は「魔笛」の台詞と、
「フィガロの結婚」の演出プラン。
少し頭をすっきりさせようと思って、
帝国劇場の周りをお散歩してから劇場入りしました。
「レミゼラブル」夜公演に出演。
ヴァルジャン役の福井さんが今日復帰して初日を迎えます。
一方、2役やるはずの吉原さんはこれまでヴァルジャン役に専念。
今日はいよいよジャベール役として初日です。
2人のプリンシパルのデビューで、舞台は新しい風が吹いていました。
プロローグの司教とバルジャンのシーン。
福井さんとの初の真剣勝負は、非常に穏やかな気持ちでした。
司教の最後の音が鳴り終わった時、客席から拍手が起こりました。
こんなこと初めて!
びっくりしました。

お二人のプリンシパルの熱演もあり、
公演は大成功でした。
カーテンコールで福井さんは、自分が拍手を受ける前に、
それまでヴァルジャン役を支えてきてくれた吉原さんとハグ。
こんな時にまで人を気遣う福井さんの優しい心に、
舞台上の皆も思わず拍手。
僕も号泣してしまいました。
あぁ、素敵な公演だったな…。
さぁ、これで役者は出そろいました。
これからもっともっと楽しくなりそうです。



2013.6.6(木) 「魔笛」稽古

今日も「レミゼラブル」昼公演に出演。
原作では6月6日の今日、バリケードが陥落するのでした。

昨日の良かった感触を再現しようとして、
ちょっと上手くはまらなかった…。
芝居は奥が深いですね。

夜はオペラ「魔笛」の立ち稽古。
ドイツから指揮者のクリスティアン・ハンマーさんが来日。
今日、初めてハンマーさんの指揮で歌いました。
非常に明確で表情の見える指揮。
自分で何か表現をしようとしなくても、この指揮に乗っかっていけば、
自然と豊かな表情が出せそうです。
ドイツ語の台詞は一から修正してもらいました。
まだまだ下手くそだ〜〜〜たはぁ。



2013.6.5(水) マチソワ

今日は「レミゼラブル」昼夜2公演に出演。
ずーっと劇場の中にいると、外の様子がわかりません。
今日は2公演とも、今までで一番良い芝居ができました。
とても落ち着いていたし、相手の呼吸を読みながら、
リアルに演じることができました。
嬉しい…久々に終演後に一人でガッツポーズをしました。



2013.6.4(火) みずすまし

今日も「レミゼラブル」昼公演に出演。
毎回、自分の中に課題を見つけて試行錯誤。
それでも舞台は水ものですから、難しいですね。
今日は芝居に入り込み過ぎて、舞台上で号泣してしまいました。

夜は合唱団「樹」の指導。
合唱祭も終え、新しい曲の音取り開始です。
高田三郎「心の四季」から、「みずすまし」
深い曲ですね…やりがいがあります。



2013.6.3(月) 丸くなって歌う

ミュージカル「レミゼラブル」昼公演に出演。
今日もたくさんのお客様にお越しいただきました。
富士見で教えていた頃の教え子も来てくれました。
嬉しかったです。

夜は合唱団LICHTの指導。
今日は丸くなって歌う練習をしてみました。
互いの音を聴き合いながら、ハーモニーを体感して欲しかったのです。


練習後はいつもの寄り道会。

参加人数は少なかったけど、盛り上がりました。
早めに切り上げたけど、結局帰宅は1:00過ぎ。



2013.6.2(日) 2つの合唱祭

今日は埼玉県合唱祭と熊谷ミュージックフェスティバルが重なり、
2つ掛け持ちのハードスケジュールになりました。

まずは浦和の埼玉会館にて、
埼玉県合唱祭。混声合唱団樹の指揮を振りました。
こちらの事情もあり、第1部の最後に演奏させていただきました。
・メンデルスゾーン「雲雀」
・高田三郎「心の四季」より「愛そして風」
どちらも軽やかさを重視して、響きを意識して演奏。
ちょっとピアノとのバランスが上手くいきませんでしたが、
昨年に比べれば、とても上達している様子でした。

ケツカッチンで飛び出して、浦和から熊谷へ移動。

籠原にある熊谷文化創造館さくらめいとにて、
熊谷ミュージックフェスティバル。
こちらは男声合唱団ベーレンタールの指揮。
会場に到着すると、ちょうど練習室でのリハーサル時間でした。
そのまま練習室へ。
清水修「月光とピエロ」より
・月光
・月光とピエロとピエレットの唐草模様
冒頭の音色が素晴らしく、その後も良い出来でした。
中間部から1曲目の終わりにかけて集中力が切れてしまいましたが、
2曲目で立て直せたと思います。
終演後、恩師の方たちからも指導力を褒めていただき、感無量。
僕の指導うんぬんよりも団員さんたちの意識の高まりが、
上達につながっていると思います。
皆さん、本当によく頑張ってくださっています。
期待大です。



2013.6.1(土) 6月スタート!

毎年恒例ではありますが…
怒涛の6月がスタートします。
公演シーズンなのでしょうか?
いろんなものが重なってきます。

■16日「第九」@渋谷さくらホール
アンサンブル・マイルストーン主催の「第九」
バスソロを歌います。
…入場無料ですので、お時間があったらぜひお越しください。

■22日オペラ「魔笛」@サンパール荒川
…ドイツ語によるパパゲーノ。
日本語で演じる時と少しニュアンスが変わってくるから不思議。
今回の設定では、場面は宇宙!ですよ。

■29日Mangaでオペラ「フィガロの結婚」@日本橋三越
…毎回ご好評いただいているMangaでオペラシリーズ。
ついに日本の中心、日本橋に登場します。
ご入場は先着50名様まで!

これらに加え、ほぼ毎日帝国劇場でミュージカル「レミゼラブル」に出演しています。
いろんな顔を見ることができる1ヶ月。
さぁ、何度でも会いに来てくださいね。