舞台裏日記

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2014.3.31(月) 合唱団LICHT合唱祭へGO

昼間にレッスンをしてから、
夜は合唱団LICHTの指導の為、西葛西へ。
来月の合唱祭前の最後の練習でした。
きちんと仕上がったとは言い難いかもしれませんが、
やれるだけのことは全てやりました。
あとは本番を待つのみ!

並び順を記録する為に撮影した写真…みんな、とても良い表情



2014.3.30(日) 3&4幕&親睦会

今日は午前中からレッスンをして、
夕方はオペラ「ラ・ボエーム」の音取り稽古。
 

やっと終幕までいきました。
夜はそのまま第二回の親睦会。
大いに語り合いました。
 



2014.3.29(土) 打ち合わせ&オペラ「春琴抄」鑑賞

お昼に池袋で、ていおんリーダーと打ち合わせをしました。
4月26日に向けて作戦会議…気合いが入っていますよ〜。
これまでの「ていおん!」とは一味違いますので、
どうぞお楽しみに!!!
※チケットをまだお持ちでない方は、急いでお申込みを!

その後は初台の新国立劇場へ。
父:古澤泉が出演するオペラ「春琴抄」を観賞しました。
ずーーーっと前に父が同じ役で出演した同じ作品を観ましたが、
新しい演出で観られるのがとても新鮮でした。
今回は出演者が知り合いだらけで、それも楽しい感覚でした。

父はやはり華がある。そして気品が漂っているから、
舞台がとても締まりますし、立ち振る舞いに説得力がありました。
それでいて詩全体なのだから…ああいうのは天賦の才なのだろうな…
改めて父の凄さを実感しました。



2014.3.28(金) 無茶ぶり

お昼から池袋でレッスンをしたら、
夜は熊谷でベーレンタール男声合唱団の指導。
組曲「雨」を全曲流してみました。
音楽的な表現はまだつけていませんが、外枠はほぼ出来上がり。

団員さんからは「先生、次回から新しい曲をやりましょう。編曲してきてください」
と無茶ぶり…(汗)
でも、確かに2年後のコンサートに向けて、レパートリーを増やしていかねば…
時間を作る必要があるようです。



2014.3.27(木) 音取り

今日はオペラ「ラ・ボエーム」の音楽稽古。
2カ所で同時に別々の稽古をしました。
大部屋ではアンサンブルの復習稽古。
小部屋ではプリンシパルの音取り稽古を僕が担当しました。

後半は大部屋に僕らも戻って1幕の稽古と、
3幕の音取り稽古をしました。
次回は4幕を取ります。
徐々に形になっていっています。



2014.3.26(水) レッスンDAY

今日は一日レッスンの日。
お昼から計5人のレッスンをしました。

話は変わりますが、5月公開の映画の主題歌を妹が歌います。
とても良い曲なので、ぜひとも聞いてください。
「歩いていこう」 作詞・作曲・歌:古澤ひかり



2014.3.25(火) マエストロ参上

午前中はハーモニーベルズの指導。
アンサンブルの強化をはかっています。
まだまだ個々の声が混じり合っていない感じ。
でも、一人一人の声はとても良いのです。

午後はオペラ「ラ・ボエーム」音楽稽古。
今日は急遽、マエストロが新潟から駆けつけてくれました。
初オペラの人たちは、マエストロのエネルギーに驚いているようで、
稽古後には皆、茫然としている感じでした(笑)
オペラって物凄いパワーが必要なんだな、と改めて感じました。
僕も久しぶりに真剣に歌ったせいか、終わった後は頭が痛くなりました。

夜は混声合唱団樹の指導。
北欧民謡を歌っています。
パート間のバランスを整えています。
うまくいくと、とても良いハーモニーになりました。



2014.3.24(月) 念願の

ずーっと観たい観たいと思っていたシルクドソレイユを観てきました。

今シーズンの演目は『OVO
昆虫たちが織りなす複合エンターティンメントです。
アクロバットの合間に挟まるコメディアンによるストーリーがまた楽しい。
「次は何が始まるんだろう?」という期待をずーっと持続できるワクワク感。
ドキドキしっぱなしでした。

そのまま隣のダイバーシティのガンダムを観てきました。

中のガンダムフロントにも行ってきました。

コメント不要…とっても楽しみました。

夜は合唱団LICHTの指導。
来月頭の合唱祭に向けて頑張っています。
今日は新団員さんの自己紹介もしてもらいました。
これからも団員さん募集しています。



2014.3.23(日) 妹ライブ&「ラ・ボエーム」音取り稽古

今日は下北沢leteで妹がワンマンライブを敢行。
応援に駆けつけました。
狭い空間、少ない人数で不思議な緊張感が漂う、
なかなか難しい会場だと思います。
僕なら足が震えるぐらい緊張しそうだ・・・。
そんな中、ある程度の緊張を保ちながら堂々と歌う妹。
曲調もだいぶ変わったし、声の感じも良くなっていました。
どれも個性的な曲で変化に富んでいたし、
独特の肉感で表現された言葉の数々は染み込んでいくように、
心に届きました。
とても良かったです。途中、涙が出そうな名曲もありました。
最後のアンコールでズッコケちゃう辺りは妹らしい(笑)
でも成長の跡も見えて、今後が大いに期待できそうです。


夕方からは三軒茶屋でオペラ「ラ・ボエーム」の稽古。
今日も指揮者不在の音取り稽古ということで、
僕が指揮を振って仕切らせてもらいました。
欠席者もいたので集中稽古ができたし、
アンサンブルのメンバーも前回やった部分が出来るようになっていたし、
どんどん吸収していっているようでした。
若いって素晴らしい…
そんなわけで今日は1幕と2幕を全部練習することができました。
残りは半分。イケルイケル!

稽古ピアニストは急遽、ていおん!でおなじみの巨瀬励起さんが来てくれました



2014.3.22(土) レッスンDAY

昨日の外遊びで風邪をひいたのか、
夕べはなかなか眠れませんでした。
朝起きたら体調は戻っていたのですが、寝不足。
ちょっと一日エンジンがかからない感じでした。
そんな中、5時間レッスン。
帰宅してからもいろいろやっていましたが、
あっという間の一日でした。



2014.3.21(金) いい感じ

夕方までオフだったので、ずっと家にいたのですが、
お昼過ぎに家のインターフォンが鳴ったのでドアを開けると、
近所の子供がいました。
「あそぼー」
驚いてしまいましたが、一緒に外で遊ぶことにしました。
冷たい風が吹く中、1時間弱遊んだかな…
追いかけっこみたいのをしたり、だるまさんが転んだをしたり、
縄跳びをしたり。
嬉しいのが「おじさん」ではなく「おにいさん」と呼んでくれること。
よしよし、またおにいさんが遊んであげるぞ。
…と、ちょっと調子に乗ってしまいました。

夜はベーレンタール男声合唱団の指導。
組曲「雨」の鬼門でもあった後半の2曲もかなり良い仕上がり。
高音の出し方なども練習しましたが、かなりいい感じに歌えていました。
これでいちおう出来上がった感じかな。
4月からは新しい曲を試みてみようと思います。



2014.3.20(木) 異色のオペラ「ラ・ボエーム」音楽稽古

今日はオペラ「ラ・ボエーム」の初音楽稽古。
僕は指導する側に回りました。

今回の企画はオペラ歌手は僕とロドルフォの上本くんだけ。
他は音大出身のデビュー仕立ての若手だったり、
ミュージカル俳優、ストレートプレイの役者さんです。
そんなわけで音取りからしていきました(楽譜読めない人が多いから)

なかなか吸収は早くてびっくり。
まだこれから声を作っていったり、
音取りを少しずつ進めていかねば…
時間との勝負になってきました。
そんなわけで今日は全体の1/5ぐらいを練習してタイムアップ。
僕の進行も悪かったな…。



2014.3.19(水) 語らう

一年半前に出演した音楽劇「KAIDAN」の共演者の方々と、
久しぶりに再会しました。
あの公演は未だに僕の【BEST STAGE】
自分の力を全て出し尽くすことができた、素晴らしい現場でした。
四谷怪談を物語の軸に置きながら、
刑事コントあり、サスペンスあり、もちろん恐怖あり。
僕は「牡丹灯籠」の萩原新之丞を演じたので すが、
芝居として臨死体験が出来た程、魂から演じることが出来たと思います。
演技で冷や汗が滝のように出たのは、凄い体験でした。

それも素晴らしいスタッフと、共演者に囲まれていたから。
全ての役者が凄いレベルだったし、一切の妥協もなく、
毎回の稽古が真剣勝負でした。

そんな戦友同士、今日は大いに語らいました。
ここでは書けないほど中身が濃かったのですが、
「熱い想い」を持って、これからも成長していけば、
いつかはまたお互いの星が引かれ合って、共演することになる。
だから「このメンバーでまたやろう」っていうのはよそう…
演出家・台本作家の桜田ゆみさんの言葉は深く心に染みました。
…そうなったらかっこいいな…

ありゃりゃ、目を閉じてる…


こっちは…ピンボケ



2014.3.18(火) 動けず

午前中のコーラス指導に出かけたら、
人身事故で電車が動いていませんでした。
運転再開まで1時間かかるとのことなので、一度帰宅。
1時間後の改めて駅まで行きましたが、
「運転再開は遅れております。
 たとえ再開したとしても、到着まで時間がかかる見込みです」
というアナウンスを聞いて断念。
今日はお休みさせていただくことにしました。

あとで知ったのですが、
どうやらあれから少し経ったら運転再開していたそうです。
情報が錯綜していたのに、ガマンしきれなかった自分の忍耐力のなさ。。。

せっかくなので午前中は接骨院へ行って、
ボロボロの身体を応急処置してもらいました。
何とか痛みが和らいだ程度…でも、おかげで助かりました。

午後は三軒茶屋でオペラ「ラ・ボエーム」の稽古。
と言っても現在はワークショップ中。
まで「ラ・ボエーム」には入っておらず、「リア王」を稽古中です。
今日はカンパニーメンバーの「めめちゃん」がお誕生日だったので、
みんなでサプライズしてお祝いしました。
サプライズまで凝った演出になっていて…さすが!
とっても雰囲気の良いカンパニーで、楽しいです。


夜は混声合唱団樹の指導。
今日は地声と裏声のチェンジの仕方を説明しました。
皆さん、何となく理解はしてくださったようで、
音の質がよくなりました。
まだ技術として体得するには反復練習が必要。
根気よく頑張っていきましょう!



2014.3.17(月) あふれだす

午後からレッスン。
夜は新宿で打ち合わせです。
7月の「こうもり」でお世話になる舞台監督さんと、
舞台についての打ち合わせをしてきました。

もうずっとチームを組ませていただいてご一緒している方。
僕が何をやりたいかもだいたい把握してくださっています。
そんなわけで…
ほぼ全くのノープランだった僕でしたが、
舞台監督の穂苅さんとお話をしていると、
どんどんプランが出来上がっていきます。

今までは自分の頭の中で、
少ない引き出しを開けたり閉めたりしているだけで、
何も出てこないでいました。
けれども彼とお話をしていると脳が刺激されいていき、
どんどんアイディアがあふれ出てきます。

で、だいたい僕自身も驚くような案が頭に浮かんで、
僕は一度浮かんだものは口に出さずにはいられない。
「いま、こんなのが思い浮かんじゃったんですけど…
 …こんなのダメですよね…」
と言えば、舞台監督さんがニヤリとして
「いいんじゃないですか」と答える。

「利人さんの演出、好きですよ」と爽やかな笑顔で言われると、
何だか自信がみなぎってくるのです。
そうやって、自分の潜在能力をフルに引き出してもらっているんだな。
とても素晴らしいアーティストであるこの方と、一緒に仕事ができるだけで嬉しい。

【創作】とは【出会い】

…なんだなぁ、と改めて感じたのでした。



2014.3.16(日) 完全OFF

ブロッサム「第九」から、一週間経ったのですね。
なんだかもう遠い昔のような…
若干、燃え尽き症候群です。

今日は久しぶりの完全OFF日。
午前中は利空と一緒に同じマンションの子供たちと遊びました。
子供は本当に元気だ…。
炎天下の中、2時間近く走り回っていました。
すっかりなついてしまった子供たち。
利空もすっかり歩けるようになって、いろんな物に興味を持つようになりました。

午後も興奮冷めやらぬ息子くんと、
ずーっと家の中で遊んでおりました。
子供…苦手だったのにね…人って変わるものなんだな。

夜はさすがに仕事をしました。
とは言え、ピアノを弾いていれば邪魔しにくるし、
パソコン開けば邪魔しにくるし…
夜中が唯一の自由な時間になるのでした。



2014.3.15(土) レッスンDAY

今日はお昼から夜までレッスン。
完全なるレッスンDAYです。
春めいてきた陽気の中、
熱いレッスンを行っております。
そんなわけでスタジオの中は冷房ON



2014.3.14(金) 雨

お昼からレッスン。
夜はベーレンタール男声合唱団の指導です。
組曲「雨」もほぼ音取り完了。
あとはこれを固めていって、ニュアンスを加えていきたいと思います。
だいぶ良いハーモニーになってきたので、
これからはとにかくチームワーク。
【アンサンブル】をいかに作り上げていくか、を追求していきたいです。



2014.3.13(木) オペラ「ラ・ボエーム」親睦会

5月公演のオペラ「ラ・ボエーム」稽古。
オペラの稽古ではあり得ないのですが、まだ楽譜は開いていません。
現在はワークショップを実施しています。
簡単なエクササイズをしながら、メンバーの名前と顔を覚え、
演技エチュードをすることで演技力を高めながら、
このカンパニーの目指す方向性を体感していきます。
今日はシェークスピアの「リア王」のワンシーンを稽古しました。
こんな体験は滅多にできないから、嬉しいです!

休憩中の様子…すっかりみんな仲良くなりました

稽古後は親睦会。
居酒屋で大盛り上がり。
さすが多ジャンルのメンバーが揃ったこのカンパニー。
盛り上がり方もオペラの雰囲気とは違って、楽しかったです。
5月までこの仲間と楽しんでいこうと思います。



2014.3.12(水) フランス古楽鑑賞

お昼からレッスンをして、夜は東京オペラシティへ。
近江楽堂でHarmonia Grave e Soaveによる公演。
ニコラ・ベルニエ作曲「ソーの夜宴」を鑑賞してきました。

フランス古楽のオペラ形式で、夜の神と太陽の神アポロの対話が主。
ソーの屋敷に住む領主が不眠症だった為に催された夜宴の余興だったそうです。
今日の公演では日本語台詞で歌の内容がわかったり、
少しだけ動きがあってきちんと物語になっていたり、
演奏者のちょっとした工夫なども微笑ましくて、とても楽しかったです。
宴会を楽しむような、とても純真な気持ちで音を味わいました。
バロック音楽にすっかり虜にされてしまいました。


アポロ役は先日の第九でアルトソロを歌った堀万里絵さん
…連日の出演なのにお見事でした



2014.3.11(火) お腹壊す

午前中はハーモニーベルズの指導。
ジャズミサを中心に練習しましたが、
まだまだ音取りをやり直している段階。
そろそろ焦りが出てくる頃…しっかり固めていきたいと思います。

午後になるとお腹が痛くなり、ギブアップ。
稽古は欠席させてもらって、帰宅しました。

夕方には落ち着いてきたので、復活。
夜は混声合唱団樹の指導。
確実に前回よりもよくなっていて、今日はのびのび歌えました。
チームワークを高めるゲームもしました。
急がば回れ。無駄なようでとても効果的な時間を過ごせたと思います。



2014.3.10(月) 合唱団LICHT再開

12月からお休みしていた合唱団LICHTの練習が再開!
新入団員さんもたくさん来てくださって、ますます充実しました。
来月には合唱祭があるので3回の練習で仕上げなければならず、
時間との闘いです。
久しぶりの練習でしたが、とても良い雰囲気で最後まで楽しかったです。
練習風景:合唱団LICHTのブログ



2014.3.9(日) ブロッサム第九本番

合唱団員集めから苦労して、
一時は公演開催すら危ぶまれたものの、
TwitterやFacebook、そして直接情報を拡散していただき、
多くの方にご協力いただいたことで実現した「第九」公演も、
ついに本番を迎えることができました。

ブロッサム事務所の皆様には大変なご心労をかけてしまったし、
たくさんの方にご心配をおかけしましたが、
集まった精鋭による合唱は、練習初日から熱気が漂い、
自然に僕の指導にも熱が入りました。

本当に良い雰囲気で集中した練習ができましたし、
その為に惜しみなく力を尽くしてくれたミリオーネン事務局の仲間には、
感謝してもし尽くせません。
今日も朝早くから会場入りし、準備を整えてくれていました。

午前中からゲネプロ。
一度本番通りに通してから、数カ所練習しました。
そしてあとは本番を迎えるのみです。

よくあるのはソリストと合唱団は第3楽章から入場、というパターン。
ですが、今回は第1楽章から全員が舞台上にスタンバイ。
3楽章まで客席と対峙したまま舞台にいるのは、
照明の熱量もあって、なかなか体力のいることなのです。
約1時間座ったまま待機して、第4楽章が始まると冒頭のソロ。
なかなかの試練でした。
とにかく身体が休まないようにエンジンを吹かしながらも、
疲労をためこまないよう、また集中力を切らさないよう、
じっと耐えていました。

今日は体調も良く、曲に対する想いもこれまで以上に強かったのか、
とても集中して歌えました。
「東日本大震災復興祈念」と名打たれたこのコンサート。
祈りの想いを胸に歌いました。

公演の様子

終演後は毎度のことながらジーンとしました。
盛大な拍手が客席に満ちるのを肌で感じることができました。
お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。
関係者の皆様にも大変お世話になりました。
ソリストのみんなもありがとう。良いアンサンブルが出来て嬉しかったです。

左からテノール:三浦くん、メゾ:堀ちゃん、ソプラノ:大橋さん、バス:僕

合唱解団式&打ち上げも終始笑顔で、大いに盛り上がりました。
今回の合唱団員は関東各地から集まってきてくれて、
本当に住んでる場所もバラバラだったのですが、
まるで旧知の友人たちのように和気あいあいとしていました。
良い合唱団だったな…これで解団してしまうのはもったいない。

真ん中で囲まれているのが主催者で指揮者の西谷亮さん

今回、第九という作品をもう一度見つめ直すことができ、
とても勉強になりました。
もっともっとこの作品を取り上げていきたい。
表現の可能性を無限大にまで広げていきたい。
いろんな欲も生まれた貴重な体験でした。



2014.3.8(土) 第九オケ合わせ

明日の本番に向け、
ブロッサムフィル「第九」のオーケストラ合わせでした。
素晴らしいオーケストラの音と共に歌うことができる幸せ。
何度か同じフレーズを歌う練習になり、
最後の方は体力勝負になりましたが、楽しかったです。

明日は午前中からゲネプロ。
本番は皆様、ぜひ14:00からティアラこうとうへお越しください。



2014.3.7(金) ベーレンタール

今日は夜のベーレンタール男声合唱団の指導のみ。
現在は組曲「雨」を練習中。
まだまだ個々の声の技術をしっかり身に付けてもらうことが先決。
次回からは発声をしっかり指導かな、と思っています。



2014.3.6(木) オペラ「ラ・ボエーム」WS

午前中は劇団青年座研究所実習科の入試。
新たに俳優を志す若者たちの入試の試験官を務めました。
役者という険しい道を目指す為には生半可なことではありません。
その最初の山として、採点をしていきました。
4月から新学期が始まりますので、また楽しみです。

夕方から三軒茶屋へ。
ついに!
新企画のオペラ「ラ・ボエーム」の稽古がスタートしました。
友人の呼び掛けで関わらせてもらうことになった企画。
僕は日本語訳詞とショナール役、そして歌唱指導を担当します。
オペラなのにオペラ歌手が揃って公演しません。
出演するのは、オペラ歌手、ミュージカル俳優、ストレートプレイ俳優。
スタッフも様々なジャンルで第一線の活躍をされている方々。
まさにオペラへの挑戦状!オペラの新たな可能性を探ります。

稽古初日の今日は、演技ワークショップ(W.S.)
初めて演技のメソッドというものを経験しました。
最初のウォーミングアップからユニーク。
そしてエチュードというものをやりました。
ある設定だけを与えられて自由に演じる、というものでした。
「とにかくリアルに!演じようとしない!」という演出家の指示。
まさに僕が今、追求している演技を実践できる現場です。
リアルに演じようとすると、どこかで自分自身の過去の追体験をしているようでした。
そして、全く同じ選択肢を選んでいる自分…。
もしかしたら他の選択肢を選んでいれば違う人生を歩んでいたのかも。
そんなことを想いながらそのシーンを生きました。
とてもエネルギーが必要だったけど、演じ終わった後はスッキリしました。

他の役者さんたちの演技も、固唾を飲むような素晴らしいものでした。
こんな経験はオペラの現場では皆無だった…。
すごい舞台になりそうです。
公演は5月。チケット販売開始しています。
詳しくは…こちら



2014.3.5(水) レッスンのみ

今日は午後のレッスンのみのスケジュール。
夜は家族で外食。
ゆったりとした時間を過ごしました。



2014.3.4(火) 観劇

今日は午前と夜にある合唱指導の間に、
スケジュールが空いたので観劇することにしました。
今年一年はスケジュールに余裕があるので、
いっぱい多ジャンルのものを吸収して勉強していきたいと思います。


今日観たのは…
ジャン・コクトーの「おそるべき親たち」@東京芸術劇場シアターウエスト
【あらすじ】
イヴォンヌ(麻実れい)は 一人息子のミシェル(満島真之介)を溺愛している。
そのミシェルに恋人ができて、彼女は怒りをあらわにする。
ミシェルは家族と同居する叔母レオ(佐藤オリエ)のすすめで、父ジョルジュに相談する。
息子の恋人の名をきいたジョルジュ(中嶋しゅう)は絶句する。
彼女 マドレーヌ(中嶋朋子)は、彼の愛人だったのだ・・・。
一家は、それぞれの思惑をもってマドレーヌの家を訪問する。
彼らを待ち受ける衝撃の結末とは・・・?


圧倒的な演技力による迫力満点の小劇場でした。
舞台も美しく、演出は非常に機能的でスタイリッシュでした。
…いろいろ想うところは多々ありますが、総じてとても刺激を受けました。

ところで、客席でレミゼでご一緒した俳優:西川大貴くんに会いました。
嬉しかったので写真をパチリ。

今日の一番の収穫はこれかな…(笑)

いずれにせよ、「演じる」ということに関して、
ある意味で自分の指針がはっきり見えた経験でした。



2014.3.3(月) 撮影&ブロッサム第九合唱練習最終日

週末のブロッサム第九に向けて、
お昼からソリスト合わせがありました。
指揮者を囲んで、ソリスト四人がアンサンブル等を確認。
今回は全体的に少し早目のテンポ設定の版を使用しているので、
自分の慣れている感覚とのズレを修正していきました。

練習の後は、記録用DVDの為の撮影。


指揮者の西谷さんからの質問を答えていくというインタビュー形式でした。
お互いにそれぞれの想いを語るうちに、
この震災復興祈念コンサートに向けてのコンセプトと共有でき、
良い機会になりました。

指揮者:西谷さん、ソプラノ:大橋さん、アルト:堀さん、テノール:三浦くん、バス:僕

夜はブロッサム第九の合唱指導。
今日が全7回の最終日でした。
初心者の方も誰ひとりとして脱落することなく頑張りました。
この練習回数でここまで仕上がるのは奇跡です。
とても熱い演奏でした。
これが一発本番に発揮できたら、素晴らしいコンサートになりそうです。




後半は本指揮者の西谷さんが指導。
テンポの確認や、楽譜のめくり方に至るまで細かい指示が飛びました。
合唱団の皆さんも、きちんと対応できていて素晴らしかったです。
僕もみんなに交じって、久々に合唱を歌いました。


さぁ、残すはオケ合わせと本番のみ!
悔いを残さず、頑張りましょう!!



2014.3.2(日) 北鎌倉サロンコンサート

北鎌倉にあるお宅でサロンコンサート。
朝から電車に揺られること2時間…。
最寄駅で出演者たちが集合して、そこからタクシーで山の上の豪邸へ。
大広間にはソファや椅子などが並び、約50席ほど。
ベーゼンドルファーの格式高いグランドピアノが鎮座していました。
まずは控室代わりの部屋に荷物を置かせてもらい、
衣裳などをハンガーラックにかけるなどしてから場当たり稽古。
イメージと違った部分を大幅に補正しながら、出ハケなどを確認します。
ざーっと通し稽古をしたら、あっという間に開場時間。
サロンコンサート開始です。

第1部はオペラ「ラ・ボエーム」第1〜2幕
なんと冒頭はショナールに扮した僕のMCで始まります。
あらすじ解説をして、いよいよ音楽スタート。
お客さんがびっしり入ると、むしろ響きがダイレクトな感じになって、
僕はとても歌いやすく感じました。
超近距離にお客さんがいると、息遣いでも楽しんでくださっている様子がわかり、
ますます僕らもノリノリで演じていきました。
怒涛の第1部でした。

リハーサルの様子


第一部終演後…すでに疲れが見える?(笑)


休憩時間はお客様のブッフェスタイルによるランチタイム。
お客様たちのお食事が終わるの待っていたのですが、
結局1時間近く待つことになりました。

第2部はオペラ・ガラ・コンサート
計14曲になるゴージャスなステージでした。
中間辺りのモーツァルトシリーズは、お芝居仕立て。
アドリブ的な要素が強く、共演者との掛け合いはスリル満点。
…しかし、おかげさまで「ていおん!」でアドリブは鍛えていますから、
こちらもスリルを楽しみながら、楽しく演じました。
最後はみんなで大合唱!
楽しい公演になりました。

お客様たちもみなさん楽しんでくださったようで、
たくさん声をかけてもらいました。

打ち上げも豪勢にディナー。
お酒は控えましたが、美味しい料理をたくさん食べて満腹で帰りました。

終演後↑クリックするとハッチャケます



2014.3.1(土) 急遽「ていおん!会議」

明日の本番の為に、今日は一日オフにしたのですが、
たまたま「ていおんブルー」の横山くんが東京にいることがわかり、
急遽、夜にていおん会議を開くことになりました。
夜8時に新宿に集合。
リーダーは来られませんでしたが、
よこばり(ブルー)、基くん(イエロー)、僕(ブラック)の三名が集結。
名古屋以来の再会でした。

会議は順調に進行して、決まることも決まりましたが、
ちょっとした雑談も楽しい…。
主に基くんのハチャメチャっぷりに、よこばりが突っ込んで、
僕が笑っている、という構図(笑)
決まったことをリーダーにチャットで報告すると、
返事が返ってくる、という感じで、あっという間に2時間がたってしまいました。

まずは4月26日の「ていおん!10」に向けて。
そしてその後、いつかやるであろう「ていおん!11」に向けて。
ますます目が離せなくなる「ていおん!」をご期待ください。