舞台裏日記

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2014.5.31(土) 5月が終わります

お昼からレッスン。
昨日の疲れがまだ残っている感じではありますが、
レッスンはテンション高く。生徒さんと楽しみました。

夜はオペラ「リタ」の稽古。
改めてコンセプトなどを説明して、
より深い演技を求めました。
あとはこれを持ち帰ってくれて、
どれだけ膨らませてきてもらえるか。
ここからは個々の能力にかかっています。
頑張れ〜!



2014.5.30(金) 眠れず…

昨夜は、息子が風邪をひいて咳こんでいました。
苦しかったみたいで夜中に泣き叫ばれ、全く眠れず。
完全に寝不足状態で家を出ました。

午前中は劇団青年座研究所の授業。
少しメソッド的な課題を与えましたが、なかなかの出来。
6月は2回しか授業がないので、集中して頑張ります。

午後はレッスンをして、夜は熊谷へ。
ベーレンタール男声合唱団の指導。
再来週のミュージックフェスティバルに向けて猛特訓中です。
どうぞご期待ください。



2014.5.29(木) 「リタ」心理戦へ

今日も午後から夕方まで、
みっちりレッスンをしてから、夜は稽古場へ。
オペラ「リタ」B組の稽古です。
こちらもいよいよ【心理戦】に突入します。
なぜこの言葉が出てくるのか、そしてなぜそのような行動に出るのか?
ここに至るまでのそれぞれの人物の人生は?
などなど、楽譜と台本をさらに読み込む作業をしました。
この作品は喜劇ですが、そこに描かれている人間たちの、
切なさや苦渋をしっかりと創りこむことでリアルさが増し、
そこからお客様の笑いは起きると思うのです。
さぁ、ここからが本当の勝負!
頑張っていきたいです。

右:ボルトロ役の北澤さん みだり:ベッペ役の佐藤圭くん



2014.5.28(水) スザンナ荒通し

午後からレッスンをして、夜はオペラ「スザンナの秘密」稽古。
今日は抜き打ちで、2組を荒通ししました。
突然言い渡されて動揺するキャスト陣。
それを見て見ぬフリしてほくそ笑むドS演出家(私)

2組通してみて、上手くハマっていない部分がわかったし、
いかに集中力が大事か、も確認できたと思います。
おおまかな動線は決まったし、いちおうこれで【外枠】は出来ました。
次回からは【内側】を作り込んでいきます。
「心理劇」として、いかにこの作品を創り上げていけるか。
今日、動きが上手くいかなかったところは、
「心理変化」がしっかりと作りこめていない箇所だったと思います。
そこをこれから2週間かけて積み上げていきたいと思います。
次のステップへ!



2014.5.27(火) 午前・午後・夜

だいたい僕のスケジュールは、
【午前】【午後】【夜】の3つで区分されています。

火曜日はお決まりのコース。

・午前中にハーモニーベルズ
・午後はレッスン
・夜は合唱団樹の指導

やっぱり3区分全てが埋まっていると体力は使い果たします。
帰宅してお風呂に入ったら、そのままベッドへ直行してぐっすり。
火曜日はそこまでがお決まりのコースなのです(笑)

ランチで食べたマッシュマンズカフェの「アフロカリー3号」



2014.5.26(月) オペラ「リタ」稽古のみ

今日は夜の稽古のみ!
よーし、いろいろやるぞー…と息まいていましたが、
意外と出来ることは少なかった。
とりあえず午前中は病院へ行って、帰宅して。
それからは息子の相手をしていたら、一日終わってしまいました。
あれま。

夜はオペラ「リタ」の稽古。
とりあえず、ここまでやってきたことの復習期間です。
少ない稽古回数で仕上げていかなければならないので、
何よりも集中力が大事。
今日は少し気持ちを締め直すこともしましたが、
ここからはキャストさんたち個々の頑張りが必要。
時間を大切にして稽古していきたいです。



2014.5.25(日) 八ヶ岳からのスザンナ

早起きをして電車に揺られ…
午前中は八ヶ岳でオペラ「愛の妙薬」の合唱指導。
一カ月に一度の練習しかないので、非常にタイト。
本番は10月ですが、あと数回しか練習できないと思うと、
嫌でも焦ってしまいます。
2回目の今日はまだ音取りの段階。
何とか終曲を残して全部取れましたが、
これを身体に入れていくのはまた大変。
根気よく稽古していきたいと思います。

午前中の八ヶ岳には、
甲府在住のソプラノ歌手:前原加奈さんも同行してくれました。
「愛の妙薬」ではアディーナ役を演じてくださいます。
そして、夜に稽古がある「スザンナの秘密」ではスザンナ役です。
そんな訳で、今日は一日一緒に行動しました。
車で甲府まで乗せてもらってランチして、その後は前原さんのお宅へ。
姪っ子さんが一緒に住んでいるので、午後はずっと姪っ子さんと遊びました。
普段、息子とか甥っ子とは遊んでいるのですが、
女の子となるとちょっとどうしていいのかわからない…
そこはさすが女の子、グイグイとリードしてくれて(笑)
されるがままに遊んでいました。
むしろ照れくささすら感じましたが、楽しかったです。

そんな訳で前原さんと特急に乗り込んで夜の稽古場へ。
オペラ「スザンナの秘密」の稽古です。
今日は後半部分をじっくりと練習。
こちらもA・B組で雰囲気がだいぶ違うので、それぞれの個性を生かします。
一方は激しい感情のぶつかり合いをメインに。
もう一方はどちらかと言うとまったりした中にエロチシズムを。
どちらもとてもいい感じに積み上がってきました。



2014.5.24(土) レッスンからのリタ

今日はお昼からレッスン。
4人の方のレッスンをしましたが…あれ?
よく考えたら4人のうち3人はミュージカル曲のレッスン。
でもいい曲ばかりなんですよね。レッスンしていても楽しいです。

夜はオペラ「リタ」の稽古。
昨日はA組さんだけの稽古で、今日はB組さんの稽古。
A組は比較的ベテラン組で、B組は若手中心。
だいぶ組によって雰囲気が違ってきました。
どちらも各々の色があって、楽しいです。
決闘のシーンは…相当見ものです!



2014.5.23(金) 効率の悪い移動

今日は午前中に川崎(読売ランド)で劇団青年座研究所の授業。
午後は(楽譜を家に忘れてきてしまった為)一旦、埼玉へ帰宅。
夜は府中でオペラ「リタ」の稽古。
…と、埼玉⇒神奈川⇒埼玉⇒東京多摩地区という非効率な移動をしました。
午後はまるまる空いていたから、ゆっくりくつろごうと思っていたのに…。
まぁ、こんな一日もあります。



2014.5.22(木) 「スザンナの秘密」稽古

夕方から打ち合わせのために東京シティオペラ協会の事務所へ。
行く途中で、ばったり…
先日のオペラ「ラ・ボエーム」にお越しくださっていた方に会いました。
ちょっと立ち話をしましたが、とても高く評価してくださいました。

打ち合わせを終えて、夜はオペラ「スザンナの秘密」稽古。
前回はザーッと荒立ちをしたので、今日は前半部分をみっちりと。
大まかな動きはすでに覚えていてくれていたので、
深い心理描写の部分を話をしていきながら稽古しました。
そのシーンで、その人物はどのように心理が変化していくのか…。
「怒る」というのはどういうことなのか。
そんな根本的なところから作っていきたいと思います。
それにしても皆さん、若いから感性豊かだし、飲みこみが早い。
いい感じに進んでおります。



2014.5.21(水) やっと人間の声に

まだまだ歌うのは無理ですが、
話し声はガラガラながらも少しずつ出てきました。

お昼からレッスン。
声は出ないながらも、きちんと教えることはできました。

夜は「こうもり」の稽古。
合唱の皆さんには身体を動かしながら歌ってもらいました。
全てのシーンで違う音が聞こえてこなければならない。
その時の感情を身体の動きで表現しながら歌うことで、
音で演じてもらいました。

その後で改めて2幕を通しました。
だいぶ動きなどは慣れてきたし、余裕も出てきて良い表情になりました。
生き生きとした舞台を目指したいです。



2014.5.20(火) 少し回復?

午前中はハーモニーベルズの指導。
ご家族の都合で上海に行っていた団員さんが、
帰国されて合唱団に復帰。
これでまた団員が一人増えました〜。
嬉しいです。
僕の声は相変わらずですが、昨日よりは少し回復してきたかも。

午後はレッスン。
声が出せないので、やりにくさはありましたが、
何とか3人指導することができました。

夜は混声合唱団樹の指導。
合唱祭に向けて着々とハーモニーを固めていっています。
うちの奥さんも今日から正式に入団。
久しぶりに一緒に音楽ができることになりました。



2014.5.19(月) 合唱団LICHT&声が…

昨日はなんとか「キーキー」という音が出せたのですが、
今朝は「ブーブー」という声しか出なくなりました。
午前中に耳鼻科に行って診てもらいましたが、
声帯自体が炎症して、むくんでしまっているそうです。
もらってきた薬で頑張って治します。

午後からのレッスンは生徒さんたちに許してもらってキャンセル。
それでも夜の合唱団LICHTは合唱祭後の再スタートなので休めず。
会館でマイクを借りてきて、何とか息でしゃべりながら指導していきました。
今日から新曲の音取り。
「ダニーボーイ(ロンドンデリー)」をBob Chilcottoが編曲した作品です。
練習風景や詳細は合唱団LICHTのブログをご覧ください。
見学者も随時募集です。

役員も新体制。後期(7月)からは練習回数を月1回から2回に増やすことも決まりました。
いつか演奏会が開けるような合唱団になったらいいな、と思います。



2014.5.18(日) 「スザンナの秘密」稽古スタート&声出なくなる

ついに昨夜から全く声が出なくなる始末。
悪化の一途をたどっております。

それでも今日もみっちりスケジュール。
午後はオペレッタ「こうもり」の演出。
久しぶりの合唱稽古でした。
今日は残っていた3幕フィナーレをササッと付けて、
これまで練習してきた2幕の動線確認をしてから、通しました。

形にはなってきたものの、まだアタフタしている様子。
頭で考えながら動いている段階なので、
これから身体に染み込ませていって固めなければですね。
まだまだ1ヶ月半あるので、じっくりと稽古していきます。
それにしても声が出ないと、突発的に指示も出せない。
結局、最後には無理して声を出してしまいましたが、
聞き苦しい声で本当に申し訳なかったです。

そして夜にはオペラ「スザンナの秘密」の稽古。
昨日スタートした「リタ」と二本立てで公演しますが、
こちらも今日が初日。
演出コンセプトを説明してから立ち稽古スタート。
今回はバリトンのジル役がダブルキャストお二人とも若くて長身。
しかもイケメンです。
声もいいし、動きもスタイリッシュ。いいですねぇ。
2組で前半と後半部分を交代して演じてもらい、
とりあえず最後まで演出をつけられました。
難所が数カ所あるので、その部分はこれから稽古していこうと思います。



2014.5.17(土) 「リタ」立ち稽古スタート&声枯れる

鼻から喉に炎症が落ちてきた感覚。
声がかすれてきました。
まずいな…

今日はお昼から池袋でレッスン。
夜は府中へ。

来月公演のオペラ「リタ」の立ち稽古が今日からスタートです。
今回は演出家業。
いちおういろいろ準備をしていって、万全の体制で稽古場へ。
全キャストが揃っての初日ということで、
最初は演出コンセプトについてみっちりお話をしました。

それから実際に動きをつけていきます。
皆さん、音楽稽古でしっかりと音楽を作ってきてくださっていて、
非常に立ち稽古もスムーズでした。
今日は前半をザーッと荒立ちしていきました。
結構、音楽は同じことの繰り返しだったりするので、
その分、動きは複雑にしていかねばなりません。
特に歌っていない人の動きをしっかり付けていきます。

皆さん、僕の付けた動きにさらにアレンジを加えていって、
より楽しいものになりそうです。
どうぞ来月14〜15日をご期待ください。



2014.5.16(金) 鼻が出る

一昨日あたりから蓄膿症っぽい症状。

今日も朝から劇団青年座研究所の授業。
これがあるので昨夜は打ち上げも途中で切り上げて帰ってきました。
それでも朝は身体を起こすのがしんどかった…
なんとかスタジオにたどり着き、授業しました。
先週に引き続き、一人ずつのミニレッスン。
今日は女子をレッスンしていったので、筋肉の使い方を中心に指導。
一人一人の立ち方や、舌根の固さを取る練習や、響きの位置確認など。
充実したレッスンが出来たと思います(たぶん

午後は池袋でレッスンを一人だけして、夕方には実家へ。
風邪で発熱している甥っ子は、今日も元気。
一緒に遊びました。

夜は熊谷ベーレンタール男声合唱団の指導。
来月の音楽祭へ向けての練習の他に、新しい曲の音取りもしました。
団員数も増えて、部屋もだいぶ手狭になりました。
これからの季節、熱気がすごそう…



2014.5.14〜15 RSTCオペラ「ラ・ボエーム」公演

ある日、大学時代の友人である長谷川大祐(本名:上野)からメールが届いた。
大「やりたいことがあるんだけど」
僕「ん?オペラやるの?」
大「え?」
僕「わざわざオレに声掛けるってことはオペラやりたいのかなって」
大「まぁな」
僕「で、『ボエーム』でしょ?」
大「なんでわかった?」
僕「なんとなく」
…こんな会話からスタートした。

それからいろいろな山を越え、谷を越え。
僕は僕で年末から正月にかけて徹夜続きで訳詞を作り、
最高の音楽スタッフを紹介し。
オーディションがあって、多ジャンルのいろんな面白い人がやってきて、
そして3月にカンパニーが集まりました。

3月半ばから、演出家の佐羽 英(さはね ひで)さんによる演技ワークショップ。
この時点でオペラでは経験したことのない演技のメソードを体験。
「リアルにこだわる演技とは?」ということについてカンパニー全員で考えた。

3月末からいよいよ音楽稽古がスタート。
ところが、ほとんどの人が楽譜が読めない(もしくは読めるけどオペラは初めて)
音楽スタッフの一人でもある僕は青ざめさました。
それから必死に一音ずつ音取りをしていくのですが、
なんとか全部音が身体に入るに数週間かかりました。
でも個々の影の努力はすさまじかったと思います。
僕も目を見張るほど…。

指揮者の草川正憲さんがやってくると稽古場は一気に締まりました。
その熱い指揮と、うなるような迫力に皆は圧倒されながらも、
必死に食らいついていきました。

そうして4月半ば、ようやく立ち稽古がスタート。
ここからが凄かった…。
キャストはもちろん。アンサンブルの一人一人が優秀すぎる。
必要最低限の舞台説明だけ聞いて、
演出家の「やってみるか…」の一声で、一気にその幕が通ってしまう。
一人一人が自分の役を考えて、瞬間的に状況を見ながら動いていく。
特に登場人物が入り乱れ、非常に複雑な第2幕があっという間に出来上がっていく様子は、
オペラの世界にいる僕や、草川マエストロも驚きを隠せませんでした。

5月に入ると、ほぼ毎日。一日中稽古。
自然とカンパニー内の結束も固まるし、芝居の中身も濃くなっていく。
待ち時間が長い時も多かったけど、そんなの気にならない。
稽古が充実しているから。
最後の方は毎回全幕通し。通して、通して、通す!
オケ合わせ2組やった後に、稽古場を移動してさらに通す!
さすがに体力勝負…稽古の休憩中は寝たりしていました。

12日に会場入りして場当たり稽古。
13日は2組ゲネプロをしました。
そしていざ本番4回!
2日目には正直、体力的にも満身創痍でしたが、無事公演を終えました。

日本語訳詞によるオペラ。
そして歌詞がきちんと聞こえるようにマイクを薄く入れ、
芝居に関しては、徹底的にリアルにこだわる。


お客様からはおおむね高い評価を得ました。
「こんなオペラを待っていた!」「オペラを身近に楽しめた」
もちろん中には酷評もありました。
「オペラへの冒涜だ」等
でも本当に求められているものを、やったという自負は強く、
確かな手ごたえを感じた公演になりました。
もしこれを続けていけば、必ずお客様は増える。
だって良いものをやっているのだもの…
もちろん、これは純粋なオペラではありません。
でも、冒涜しているどころか、むしろオペラの素晴らしさを伝えたい想いで創ってきました。
声合戦の部分を差し引いても、オペラは凄い!
作品の素晴らしさ、台本の素晴らしさ…それを新たな形で取りだして表現したのです。

お越しくださった皆さま、ありがとうございました。
関係者、カンパニーのみんな、ありがとう。みんな大好きです。

千秋楽の幕が下りた途端。
主催者である長谷川大祐がボロボロに泣いていました。
大学を卒業して、別々の道へ進み。
今こうして共に夢を叶えた喜びに光る涙は、本当に美しかった。
ここはゴールではなく、スタートです。
この活動はまだまだ新たな夢を切り開いていきます!
今後とも応援よろしくお願いします。
 
左:ハート組 右:スペード組



2014.5.13(火) ゲネプロ2組

オペラ「ラ・ボエーム」のゲネプロ。
まずはスペード組から。
サウンドチェックと数カ所の場当たりをやって、
メイクと衣裳もこしらえて、ゲネプロ開始。

音響的なバランス等もあり、多々トラブルもありました。
やりながらいろいろ調整していき、最後は上手くはまった感じ。
2時間演じ切りました。
やっぱりラストシーンの心身共に押し寄せるストレスというのが、
芝居の上でとはいえ、体力を一気に奪います。
休憩中の食事は半分寝ながら…味も全然わかりませんでした。

引き続き、ハート組のゲネプロ。
こちらもまずはサウンドチェックと場当たり稽古をしてから。
本日2回目のゲネプロはむしろ緊張感&集中力を保つ作業。
気分的に少し楽な感じになっているのを、しっかりと締めながら、
こちらも最後まで演じ切りました。

終わった後は、何とも言えない疲労感。
帰宅したらほとんど魂が抜けていました。
ついに明日、幕が開きます。
お客様の反応がどんなものになるのか…楽しみです。



2014.5.12(月) 場当たり

いよいよオペラ「ラ・ボエーム」は箱入り。
ムーブ町屋のムーブホールにて場当たり稽古をしました。
サウンドチェック、照明合わせなどを細かくやっていき、
気がついたら6時間が経っていました。
大事なシーンは実際に何回か稽古できたので、
いろいろチェックできて良かったです。

舞台はとってもシンプルですが、照明は美しかった。
客席からの臨場感もあるし、面白い見え方がするのではないかな。
明日はゲネプロです。



2014.5.11(日) 母の日

今日は母の日、ということで、
奥さんにリフレッシュしてもらうべく、僕は利空とお留守番。
午前中、美容院に行った奥さんとお昼に待ち合わせして、
午後は僕が池袋で生徒さんをレッスン。
それが終わったら、夕方に再び利空を引き取って、
奥さんはエステへ。僕と利空は買い物をしてから帰宅しました。
僕もとってもリフレッシュできました。
利空もとってもおりこうさんにしていてくれました。



2014.5.10(土) 最終通し稽古

今日がオペラ「ラ・ボエーム」最終通し稽古。
本番のつもりで演じました。
とにかくやれるだけのことは全てやった。
あとは本番に向けてひた走るのみです。

夜は取りになったので、そのまま「稽古場打ち上げ」
久々に稽古後の飲み会に参加することができました。
演出の英さんとも話ができたし、
熱い語りもできました。
「本番、全員がベストを尽くしたら凄いものになる」
その言葉にぜひとも応えたい…。
頑張ります!



2014.5.9(金) 終日ミッチリ

身体がガタガタの状態でしたが頑張って起きました。
午前中は劇団青年座研究所の授業。
読売ランドのスタジオまで約1時間半です。
今日は一人ずつ歌わせて、10分ずつぐらいの小レッスン。
テクニカルな部分とメンタルな部分、両方をレッスンしていきました。
メンタルな部分については、その人の心を丸裸にする作業だから、
とってもデリケート…だけど、そこを敢えて突いていかねばなりません。
もしかしたらそれで不快な想いをさせてしまうかもしれないけど、
それが教育ってもんだものな。
この経験を経て、一皮むけていってほしいものです。

バスと電車を乗り継いで、午後は「こうもり」。
先日に続きキャスト稽古ですが、
今日はアイゼンシュタイン、ロザリンデ、アルフレッドの三名のみによる、
抜き稽古。
3幕の3重唱、2幕の2重唱、1幕フィナーレ前半を稽古しました。
かなり細かい稽古ができて、とっても充実。
ネタ合わせもしっかりとできました。
とても面白くなってきました。どうぞご期待ください。

さて、夜は熊谷へ。
ベーレンタール男声合唱団の指導。
新しい団員さんが入りました。
待望のトップテノール!
これでとても良いバランスになりました。
深い音楽表現に徹した練習が出来、良い感じに仕上がっています。
団員数も最大になり、大所帯になってきました。
団員さんによる宴会企画も始まったようで、交流の機会も増えそうです。
いいなぁ、とっても良い雰囲気です。



2014.5.8(木) オケ合わせ×2からの通し稽古

オペラ「ラ・ボエーム」の稽古も今日が最大の山場。
お昼からエレクトーンシティ渋谷のホールで、
オケ(エレクトーン)合わせを2組分やりました。


今回はマイクを使っての公演、ということもあり、
オケ合わせもマイクの前で行います。
これがなかなか難しい…普段の歌い方だけではマイクに声が乗らず、
いろいろ微調整しながら歌っていきました。
最後の方はかなり慣れて、違和感なく歌えたと思います。

5時間のオケ合わせが終わったら→移動。
渋谷から田園都市線で三軒茶屋。
そこから世田谷線というかわいい電車に乗りました。

夜は通し稽古。
ハート組最後の通し稽古です。
しかしこの時点ですでにヘトヘト…少し早目に稽古場に入り、
床に倒れるように寝ていました(笑)
通し稽古は集中力との勝負。
少し音響的にもピアノの音が聞こえなくなる等、難しい条件が重なり、
かなり神経を使いながら、丁寧に通していきました。
たぶんノーミスで演じ切れたと思います。
いよいよこちらの組は残すは「場当たり」&「ゲネプロ」のみ。
10日にはスペード組で最後の通し稽古です。



2014.5.7(水) 半日オフ

今日は午後オフになり、久しぶりに接骨院へ。
身体はかなり疲労がたまっているようです。

夜は「こうもり」の立ち稽古。
キャスト稽古ということで、ほぼ全ての役が揃いました。
1幕を強引に通して、3幕も台詞部分だけざーっと荒く通してみました。
まだまだ形にもなっていませんが、
ここからどうやって構築していこうか、と思うと、
毎度のことながらワクワクしてきます。
とっても楽しみです。



2014.5.6(火・祝) 通し稽古

午前中はハーモニーベルズの指導。
今日は発語について徹底して練習しました。

午後からオペラ「ラ・ボエーム」の稽古。
稽古会場は駅から20分歩く場所で、しっかり身体のアップができました。
いくつかの箇所をガッツリと練習。
アンサンブルの一人一人にまできちんとした芝居が求められます。
とても内容の濃い稽古でした。

食事休憩を挟んで、夜はさらにラストシーンの確認稽古をして、
今日も通し稽古。
かなり良い感じに仕上がりました。
何度もショナール役を演じてきて、ラストシーンでは涙ぐむのですが、
目に涙はためても、こぼさないのが自分なりの演技プランなのですが、
今日は最後の最後で涙がこぼれてしまいました。
それほど良いラストだったのかな。

今回のラストシーンの演出は本当に素晴らしい!
これは絶対に、絶対に観に来てほしいです。



2014.5.5(月・祝) 子供の日

今日もオペラ「ラ・ボエーム」
午後から稽古をして、夜は通し稽古をしました。
2回目の通し稽古だったので、前回よりは冷静に演じましたが、
新鮮さは失わないように気を付けました。
だいぶ形は決まってきて、素晴らしい仕上がりになってきました。



2014.5.4(日) 稽古!

いよいよオペラ「ラ・ボエーム」稽古も佳境。
このゴールデンウィークは毎日稽古場に缶詰です。
今日もお昼の1時から、夜の10時まで。
みっちり稽古していきながら、出演者同士のコミュニケーションも深まります。
今日は休憩中にみんなでファミレスで食事。
これだけでかなり関係が深まった気がします。

今日の稽古は、まだ固まっていなかった4幕のボヘミアン大宴会のシーン。
踊りまくって楽しみました。



2014.5.3(土・祝) 懇親会

今日は午後からオペレッタ「こうもり」
こちらでは演出家の仕事です。

合唱中心の稽古、ということで2幕を徹底してやりました。
いちおう前回までで、大きな動きは出来上がったので、
今度はその中で小さな部分を細かく付けていきました。
本編の物語の裏で、別のいくつかのストーリーを作っていき、
よりリアルで濃密な世界を作っていきます。

合唱の方たちもノリノリで楽しそうに演じてくれています。

稽古後は僕の為に懇親会を開いてくれました。
風邪気味なのでお酒は控えましたが、
いろいろ楽しくお話もできて、とてもアットホームな雰囲気でした。
この感じを舞台で表現できたらいいな、と改めて思いました。



2014.5.2(金) 風邪気味

昨日の疲れが出たのか風邪気味。
午前中に病院へ行って、
午後は、今日もオペラ「ラ・ボエーム」
昨日のダメ出しと、衣裳&小道具の確認・相談で、
稽古自体はありませんでした。

途中、舞台監督のサプライズ誕生日会もあり、
とってもいい雰囲気でした。

昨日の通し稽古はとても良い感じだったと思うのですが、
演出家はまだまだ更なる高みを目指しています。
これからもっともっと楽しくなりそうです。

夜は熊谷ベーレンタール男声合唱団の指導。
シベリウスの「フィンランディア」と、多田武彦の「雨」
6月の合唱祭まではこの2曲を練習していきます。
練習は、音楽的な内容へ移行しています。
深いこれらの曲の中身をしっかり煮詰めていきたいです。



2014.5.1(木) 初通し稽古

夕方から東京女学館合唱部の指導。
中1の新入部員は11名も入ってくれました。
これからしっかりと鍛えていって、次世代へつなげていきたいです。

夜はオペラ「ラ・ボエーム」
今日はスタッフ総見の初・通し稽古でした。
衣裳をつけて、本番さながらの緊張感。
集中力が足りない部分と、しっかりと演じ切れる部分がありました。
随所に普通のオペラでは観られないシーンがあり、
最初から最後まで楽しめる舞台になっています。
これは絶対にオススメ!!