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★交響曲第5番 ハ短調★ (※このページは僕の学校での授業内容をまとめたものです) ・・・日本では「運命」という副題がついて有名ですね。
交響曲第5番は有名な「ジャジャジャジャーン」の動機で全曲を形作られていることは、
2つの主題(第1主題と第2主題)が提示されます。 主題とは簡単に言うとメロディのこと。 この2つのメロディは異なる性格を持っているほど曲の構造が明確にみえます。 例えば第1主題が力強く男性的だったら、第2主題はやさしく女性的なメロディに。 【展開部】 提示部で提示された2つの主題が展開されていきます。 転調をし、音高やリズムが変容していったり、メロディが分解されたり、 2つの主題が組み合わされたり、自由に展開されていきます。 この展開の仕方が作曲家によって個性があらわれる見せ場。 【再現部】 提示部が再現されます。 展開部で展開しつくされた主題が元の形に戻ります。 「運命」では元の形と一箇所違う部分があるのがポイント! 【コーダ:終結部】 エンディングです。ベートーヴェンのコーダは長い! 終わりそうでなかなか終わらない・・・。 ■「運命」のナゾ■
そうです。彼は「死への誘惑」から完全に勝利したのです。 第4楽章は『勝利』の音楽です。 ベートーヴェンは死の誘惑に打ち克ち、力強く生きることを決意しました。 人間の「強さ」、「生きることの素晴らしさ」を表しているこの曲は、 交響曲第3番で表現した『英雄』以上に強く、偉大です。 私たち人間はとても弱いもの。 でもその奥深くには誰の心にもベートーヴェンのような『強さ』も存在するはずです。 思い悩み、苦しんだときこそ聴いて欲しい曲の一つです。 |