舞台裏日記


※日記内の画像はクリックすると拡大します。

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2007.10.31(水) 価値観

今日は午前中に受験生をレッスン。
課題曲を決めたり、声をチェックしたりするのだけど、
受験生のレッスンってやっぱり少なからずプレッシャーがある・・・。
一人の人間の夢を叶えるってすごいことだもんなぁ。

午後は池袋で他の方をレッスン。
個人レッスンに来てくださる方もずいぶん増えたから、そろそろ発表会とか考えなきゃな・・・。

夜は△期会研修所。
相変わらず成績がふるわない・・・。
自分の価値観が揺らぎそうになるけど、何よりも僕は自分の耳にだけは自信がある。
僕は僕の耳を信じる。
自信を失わないように、「自分」の声を追求していこう。
それが評価されなくても悔いはない。
いろんな『道』があるはずだ。


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2007.10.30(火) 昼寝&マエストロ稽古

午前中は千川でハーモニーベルズの指導。
新しい団員さんが一人入ってくださいました。もっと増えるといいな。

池袋に出て、東京ミューズアカデミーへ。
僕の生徒を他の先生にもレッスンしてもらうことにしたので、見学に行きました。
客観的にレッスンを見るのも久しぶり。

その後、近くのイタリアンレストランで一人ランチをしてから、
夜まで時間が空いたのでいったん帰宅。

疲労で目が開かなくなっていたので、布団に入るとすぐ熟睡。
気がつくと2時間以上昼寝をしていました。
ケイタイにメールが来ていて・・・
「出席メンバーが予定より少ないので、少し入り時間を早くしてください。」
という内容だったので布団から飛び起きて、再度家を出ました。

江古田(桜台)のスタジオ1619で「フィガロの結婚」マエストロ音楽稽古。
アリアや重唱をみっちり歌いました。
いや〜疲れた・・・久々にクタクタです。


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2007.10.28(日) 2日遅れの誕生日会

この日だけは絶対に予定を入れない・・・と決めていたので、
関係者の皆様にご迷惑をおかけした部分もあると思います。
・・・すみません。

2日前に誕生日だった妻のために、今日は池袋のレストランでランチを予約しました。
 
↑コース料理のメインとデザート。

ランチ後、池袋の街をプラプラ歩いたのですが、途中で立ち寄った昔なつかしアニメ特集。
思わず写真をパチリと撮りました。

↑タイムボカンとガッチャマンのヘルメット!!そして左の方になんとゴールドライタン!!(あ・・・僕の世代しかわからない?)

今日は夕方まで。
忙しく充実した生活はとっても幸せなことで、以前は「仕方ない」と思っていたけど・・・、
もっと家族(今は妻しかいないけど)のためにも時間を割く余裕もないと
いい音楽はできないんじゃないかな・・・なんて思うようになってきました。



↑池袋の空・・・昨日の『島へ』はこんなイメージ・・・と思って・・・。

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2007.10.27(土) 台風のため・・・

朝から強い雨が降っていました。
今日は川口市合唱祭のために川口リリアホールへ。
9:30にリハーサル室に団員さんと集合して練習をしました。
その後、13:00過ぎの本番までフリーになりました。
暇になるのかなぁ〜と思ってプログラムを眺めていると、知っている名前を発見!!
大学同期のバリトン歌手:大井哲也くんが他の合唱団の指揮を振っていました。
すぐケイタイに電話をして再会。

それから楽屋でずーっとしゃべっていました。
同期の友人たちの話から、オペラについて真剣に語り合ったり・・・
本当に有意義な時間を過ごすことができました。
オペラに対して実に熱い想いを持っている大井くん。そういう人、大好きです。
いつかオペラで共演できたらいいなぁ〜。

さて、そうこうしているうちに川口市民合唱団の順番になりました。
まずはリラックスをしてもらうために笑顔で気持ちを確認し合ってから、演奏スタート。
1曲目・・・武満徹の『島へ』
ゆったりと物思いに耽る都会人の瞬きのようなトキメキを表現することを目指しました。
木曜日の練習でイメージをダイレクトに伝えたことで、曲に対する姿勢もずいぶん変化した団員さん。
実にやわらかくあたたかい声で歌ってくださいました。
2曲目・・・『千の風になって』
シンプルな曲だけに、丁寧な言葉さばきが要求されます。
まだ発声的な問題もあるものの、全体の雰囲気や曲運びはかなりこなれていました。
制限時間の関係でサビの繰り返しができなかったものの、
9月の演奏会よりも一つ一つのニュアンスが明確でとても良かったです。

これまでの練習の積み重ねたものがしっかりと本番で出せていて、
指導者としては本当に嬉しい演奏でした。
今後の課題もいくつか見つかりましたし、また来週から楽しく練習していけたらと思います。


演奏が終わったらすぐに失礼して会場を後にしました。
JR武蔵野線を使って朝霞へ。『泣いた赤鬼』の練習に駆けつけました。
部分的に稽古をしてから通し練習。
 
↑百姓さんと木こりさんのユニークな重唱の様子。

自分の中でどこかで一年前の芝居を再現しようとしてしまっているのを感じました。
もう一度新たな気持ちで役と向き合わなければいけませんね。
青鬼のキャラクターに別の可能性もあるように思えます。

稽古が終わってからメールを見ると、
「今日のオペラ研修所の授業は台風のため休講」
と、いうメールが来ていました・・・。
そんなわけで真っ直ぐ帰宅しました。


11月24日のオペラ「電話」は客席数が少ないため、チケットに限りがございます。
お越しくださる方々はどうぞお早めにお問い合わせください。

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2007.10.26(金) 2つのオペラ稽古が同日スタート!

今日はお昼から「フィガロの結婚」の稽古に初参加。
世田谷から池袋に出て一人だけレッスンした後、
夜は和光市で「泣いた赤鬼」の初稽古。

どちらも少ない稽古回数で仕上げなければいけないから、
出演者一人一人の力が問われます・・・。

「フィガロ〜」ではスザンナとの絡みを全てと、3つのアリアを練習。
結構しんどい・・・。

「泣いた赤鬼」は何度も同じメンバーで公演しているので、思い出しながらいきなり通し稽古。
むしろ今回初参加の赤鬼役の川久保さんもナレーター役の村山さんも素晴らしく、
自然に同じ演出の中に溶け込んでくださいました。


今日10月26日は妻の誕生日です。
帰ってきてからケーキを食べました。
誕生日なのにどこにも連れていってあげられなくて・・・ゴメン。

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2007.10.25(木) あとは本番を待つのみ

今日は川口市民合唱団の指導。
土曜日が川口市の合唱祭ですので、今日が合唱祭に向けての最後の練習でした。

先日から「楽屋で雑談」で話題になっている『島へ』のテンポについて、
それから曲のイメージをできるだけ明確にしていただくための練習になりました。

大人の魅力を前面に押し出した演奏をしていただけるとこの曲の本来の姿が見えると思います。


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2007.10.23(火) MOSTLY CLASSIC 12月号に

夕べはなぜか眠れなくて・・・眠い目をこすりながら起床。
午前中は千川の女声コーラス:ハーモニーベルズの指導。
団員募集しています。
今日はお一人見学にいらしてくださってそのまま入団してくださるそうです。

お昼は一度帰宅・・・と言いたいところですが家には帰らず、
妻を呼び出して、家の近くの居酒屋でランチを。
中落ち丼を食べました。・・・旨かった・・・。

↑何をしているのかと言うと・・・。
自販機の品物補充をなぜかみんなで見学しているのです。
何がそんなに面白いのかなぁ〜?(笑)


午後はオペラ「電話」の音楽稽古。
音楽監督の川村敬一先生に立ち会っていただいて練習しました。

↑ルーシー役のかなさんと・・・「喰われる〜!」

夜は池袋に移動して一人だけレッスン。
実はレッスンしながら自分の声も調整。
自分が師匠に言われることを確認しながらレッスンをしているから、
自分の声のためにも良いのです・・・。

昨日の日記にも書きましたが・・・やっと雑誌を購入できました。
「MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)」12月号の付録DVDに、
先月の浜松オペラ「ラ・ボエーム」が紹介されていました。

↑クリックするとHPに飛びます。

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2007.10.22(月) 間違えた・・・

今日はいつものように東京ミューズアカデミーの授業をしてきました。
そんなわけでビルの中に一日中こもりっぱなし・・・。

知人の方から「雑誌の付録DVDに浜松の公演が収録されていたよ」と聞いて本屋へ。
買ってきてDVDを観たのですが、あれ〜???

確認したところ、ひと月前の号を買ってきてしまったらしく・・・。
ていうか本屋さん、古いのは店頭に並べないでおいてよ〜。


↑こんな感じで写っているんだそうです・・・。


ところで、古澤の実家ではロールキャベツはバター醤油で焼きます。
夕食に妻に作ってもらいました。



激しく話題が飛んでごめんなさい。
ディズニーリゾートIKSPIARIカウントダウン「第九」合唱団の団員募集締め切りが近づきました。
現在バスのみ7名不足しているそうです。
速い者勝ちですので、興味のある方はお早めにお問い合わせください。
詳細はこちら


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2007.10.20(土) 船橋チャペルコンサート

今日は南船橋のプレシャス船橋でチャペルコンサートをしてきました。
向かいの建物は今「オニ熱い」ららぽーと船橋です。


夜の6時からと7時半からの二回公演でしたが、
お客様はレストランでのブッフェディナーとチャペルでのコンサートを楽しんでいただく趣向でした。
最初の回はお食事前にコンサートに来てくださったお客様。
人数も30人ぐらいいらっしゃったでしょうか?
二回目は食事を済まされてから(?)いらした方々で、
15人弱と少ない人数でしたが、その分近い距離でアットホームな雰囲気になったと思います。

最初に「メリーウィドーワルツ」、「この道」(古澤)、「からたちの花」(三橋)を歌った後、
お客様からリクエストをいただきながら一緒に歌う形式・・・。
始まる前は「リクエストが全く来なかったらどうしよう・・・」なんて心配をしていましたが、
皆さんとてもノリよくリクエストしてくださって、あっと言う間に時間が過ぎていきました。

「赤とんぼ」「里の秋」「荒城の月」「浜辺の歌」「幸せなら手をたたこう」「小さい秋」
「千の風になって」「大きな栗の木の下で」「ぞうさん」「紅葉」「故郷」などなど・・・


↑二部では衣裳チェンジ・・・アスコットタイに挑戦。

40分間と上演時間が決まっていたので、もう少しガッツリ歌いたい気持ちもありましたが、
今回はこんな感じで・・・。
ん〜僕は知らないのですが歌声喫茶みたいな感じ・・・と言えば伝わりますでしょうか?
お客様も楽しそうに一緒に歌ってくださって嬉しかったです。
僕のお客さんもたくさんいらしてくださったし・・・。

日本の歌って本当に美しく、また独特の哀愁がありますね。
こういう名曲を後世まで歌い継いでいって欲しいなぁと心から思いました。


↑今朝食べたオムレツ・・・「この道」をちゃんと歌えますように・・・という祈りをこめて(笑)

さ、10月の公演はこれでおしまい・・・気がつけばもう今月も残すところわずか・・・。
11月の準備がまだ半分もできていないや。
冬に向けてスパートです!


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2007.10.18(木) 挑戦

昼間にレッスンをして、夜は川口市民合唱団。
武満徹の「島へ」がどうしても上手くいかない・・・。
なんか声が重くなってテンポは流れないし、音も下がっていく。
どうしたもんか・・・と悩んだ結果、思い切って指揮の方法を変えた。

8分の12拍子の拍子を放棄して、フレーズのみを形にして振る方法。
ビート(拍)を捨てるわけだから幾何学的なアンサンブルはできず、
本当に有機的な呼吸のみで音をそろえていかなければいけないのですが、
もう数年間歌ってきた曲。きっと団員さんたちの中に音は染み付いているはず・・・と信じて、
思い切ってこの方法を採用することにしました。
案の定、フレーズに命が吹き込まれ、音楽の流れが見えてきました。

思い返してみれば、僕に初めて指揮を教えてくれた大澤壮吉先生(元熊谷高校教師)が、
「ア・カペラの醍醐味っていうのは、拍子がゆらぐところなんだよ。
 同じ4分音符でもその部分によって長さが違う・・・。
 それがア・カペラの難しさでもあるし、奥義なんだ。」
とおっしゃっていたことを思い出しました。
自由が与えられている・・・だからこそ普遍的・自然発生的なリズムを捕まえることができる。
このリズムがあって初めて武満の楽譜に表記されている全ての指示を表現できる。
僕自身、新しい発見でした。

ここ1ヶ月で新入団員さんもぞくぞくと入ってきてくださいました。
川口市民合唱団。再スタートは順調です(・・・今のところ)。


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2007.10.17(水) 高級ノド飴&感動の手紙


↑『ラ・メゾン・ド・ミエール・ナミキ』の「ユーカリのハチミツ・キャンディ」を購入しました。
ユーカリのハチミツが21%入り、すっとした味。
喉にとてもいい飴。

まずユーカリの匂いがすごくて、喉はかなりスースー。
風邪の初期症状にも効く歌い手には嬉しいキャンディーです。
お店のHPはコチラ↓
http://www.maisondumielnamiki.net/product/honey/index.html



さて、今日は帰宅すると手紙が届いていました。


浜松「ラ・ボエーム」で共演した児童合唱の子たちからの手紙です!
とってもかわいくて嬉しいお手紙。一つ一つ読んでいって、心から感動しました。
みんな、ありがとう!お返事書くからね!

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2007.10.16(火) オペラ「電話」始動!

11月24日(土)渋谷エレクトーンシティでの公演。
オペラ「電話」の音楽稽古がスタートしました。

登場人物が二人だけの一幕ものですが、これまで多くの歌い手さんたちがすでに上演しているだけに、
公演そのものの個性を打ち出すのが非常に難しい作品です。

電話が発明されて一般社会に普及し始めた頃の時代風刺がテーマなので、
それをいかに現代のお客様に自然に伝えられるか…がミソ。

とにかく今回は単純にエンターテイメントとして楽しんでもらえればいいかなぁと思います。

変に現代版に作り変えることをせずに、芝居そのもので笑わせられたら嬉しいです。
(携帯電話やメールなどを登場させた公演もありますが…どれも寒々しかった…)
今回日本語上演ということで、現代人らしい言葉の使い方に工夫を入れたいと思います。

今日はルーシー役の前原さんと、コレペティの大杉さんと一緒に日本語訳詞を検討。
現存するものでは物足りなかったので、三人で頭をひねりました。
うん・・・かなり面白くなりそう・・・。


↑ラブラブな(設定の)ルーシーとベン。
…狙ったとはいえ、おいら悪い顔をしているなぁ…(やりすぎた)。


夜は池袋でレッスン。
・・・今夜はうちの奥さんはaikoのライブに行きまして、友人宅に宿泊。
僕は一人さびしく留守番です。


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2007.10.15(月) ブログらしく

昨日はちょっと真面目なことを書いてしまったので、今日は手抜きして・・・
夕食を食べにいったラーメン屋のご紹介。

新秋津駅前の「味彩」。
がっつりなとんこつラーメン。麺もかなりうまい。
そして燻製タマゴが信じられないぐらいウマい!!
結構濃厚だけど、おすすめです。

以上・・・ブログっぽい感じで書いてみました(写真を撮っておけばよかった:案の定グダグダ)。


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2007.10.14(日) 合唱指導

午前中は女声合唱団ハーモニーベルズのステージを指揮しました。
団員の一人がピアノの先生をしていて、そのピアノ教室の発表会の中で1ステージ歌わせてもらいました。
木下牧子作曲、やなせたかし作詞の「愛する歌」より
・「さびしいかしの木」
・「海と涙と私」
・「ロマンチストの豚」
・「犬が自分のしっぽをみて歌う歌」
・・・の4曲を演奏しました。
子供が多い客層だったし、急遽MCを入れながらステージを進行していきました。
選曲も曲順も子供が飽きず、大人も聞き応えがあり、成功した・・・と思います。

午後は川口市民合唱団の月に一度の日曜練習。
途中に20分ほどの大休憩を入れるとはいえ、4時間も練習するんです。
「千の風になって」と「ふるさとの四季」と武満の「島へ」を練習しました。
かなり大雑把なアドバイス、それでいてかなり緻密に練習。
団員さんたちの我慢と集中力が限界に達したところでちょうど練習終了・・・
という練習のペース配分を計算しながら4時間を飽きさせずに練習するところが難しい。

僕はもともと合唱指導がしたくて音楽の道を志しました。
だから合唱指導は本当に大好きなんです。
でも実際にやってみると合唱指導ってただ合唱を指導すればいいというものではありませんでした。
選曲から演出、練習スケジュールの組み立てに団員さんたち一人一人の悩みなどを聞くのも仕事。
どうやって団員さんたちの士気を高めて、どう向上させていくか、
合唱団のカラーを引き立てていくためにどのように導いていくか・・・など。
そういったプロデューサー的な要素の方が圧倒的に多い仕事です。

音楽面においても、自分が歌い手としてソロを歌うのなら自分のイメージを表現していけばいいけど、
合唱の場合は団員の皆が共感・共有できるような普遍的なイメージになっているかどうか、
指揮を振りながらも、楽譜を読み込みながらも常に自分のエゴを疑いながら音楽を作っていきます。
そして思い描いていったイメージを言葉やアクションを使って明確に伝え、
その表現の仕方を技術的にも指導していく・・・。
そんな作業の積み重ねが『合唱指導』なんだと、僕は思います。

僕は合唱指導が好きなんです。
日本の音楽界は絶対にアマチュア・・・特にアマチュア合唱団が支えています。
アマチュア合唱団に音楽の素晴らしさ・深さ、そして音楽の持つ「世界を変えるほどの」力を伝えていくこと、
これこそがプロの音楽家としての使命ではないでしょうか?


・・・などと、たまにはまじめなことを書いてみる・・・。


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2007.10.13(土) ヴェルディ&プッチーニ

今日は池袋でお二人レッスン。その後、新大久保で一人レッスン。
夜はオペラ研修所です。
「トロヴァトーレ」と「ラ・ボエーム」と「ルチア」
すごいです・・・ヴェルディとプッチーニとドニゼッティです。
イタリアの3大巨匠を相手にするわけですが、やっぱりイタリアオペラはいいですね。
歌っていて血がたぎります!
ヴェルディは本当にサディスティック。
そのサディスティックな音楽を振り絞って歌うと、とっても爽快!
僕自身の出来はともかく・・・爽快!

プッチーニは違う意味で気持ちがいい。
音楽のうねりにどっぷり浸かることができます。

今日は時間の関係で「ルチア」は当たらなかったのですが、
この曲は一年前に歌って、全然歌いこなせなかった曲。
一年間の成長を感じ取ることができるか・・・自分でも楽しみです。

さて、話は戻りますが、今日のお昼にレッスンした方の一人は今日が初めてのレッスンでした。
このHPを見て、レッスンを申し込んでくださいました。
以前、コンサートでたまたま僕のことを知ってくださったようですが、
こういう形でお知り合いになれるというのはとっても嬉しいことだなぁと思いました。

もう一つ話しは変わりますが、今日は研修所の授業に行く前に道に迷い30分近く歩きました。
天然ボケ炸裂です。


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2007.10.12(金) 特にネタはないのですが・・・

お昼に池袋でレッスンをしてから、
熊谷のベーレンタール男声合唱団の指導に行く前に実家に寄ったらハナちゃんが甘えてきました。


ほっといたらスネてしまいました。
だって・・・譜読みをしなきゃだったんだもん・・・ゴメン、ハナ。

うちの母親がうっかり車で出かけてしまったので、やむを得ず熊谷までバス。
街灯もない真っ暗闇の中をバスがひた走る・・・。
すんごい世界だなぁ。
合唱指導の後は熊谷の街を駅まで歩きましたが、
高校時代に歩いた街とはずいぶん変わってしまって、ちょっとさびしい。
(・・・なんであんなに風俗店が増えちゃったんだろう・・・)

電車の中では「フィガロの結婚」の譜読み&暗譜。
やっとこさ3分の1くらい頭に入りました。
まだ暗譜して歌うには数週間かかりそうだし、フィナーレなんかはまだまだ譜読みできていない。
まだまだ長い旅路です・・・。

と思っていたら電話で「来週から『電話』の音楽稽古スタートします」・・・って。
やばい・・・急いで譜読みせにゃあ。
・・・と思ったらメールが・・・。
明日の研修所の授業で3演目歌わなきゃいけない・・・「ルチア」と「トロヴァトーレ」を譜読みせにゃあ・・・。


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2007.10.11(木) 武満とリンクする

今日は昼間に20日のチャペルコンサートの合わせをしました。
今回、童謡や日本の歌を集めたので歌うのは楽しいのですが、
当日会場でお客様にリクエストをいただきながら一緒に歌う形。
つまりは本番が始まってみないとどんなコンサートになるのか想像もつかないです。
楽しいコンサートにするぞ〜。

夜は川口市民合唱団の指導。
伴奏者さんがお休みだったので、ピアノをフルに利用しながらみっちりと練習しました。
ピアノ伴奏がついている曲を無伴奏で、しっかりとアンサンブルを意識してみたり、
武満の曲は改めて1パートずつ練習。



それからもう一度合わせていきました。
武満の曲はとにかく楽譜に書かれている音楽標語が多い!
でも本当に自然に歌っていけばその通りになるので、
あとはいかに武満と音楽的な意識を重ねていけるか・・・。
でも今日は「島へ」が完全に自分たちのものになった感じがありました。
うん、気持ちよかった。
 


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2007.10.10(水) 譜読みのスピード

完全に忘れていました。
今日からオペラ研修所後期がスタート。
朝、メールで今日授業で当たる演目が知らされたのですが、
僕も当たっている・・・しかも、まだ全く譜読みをしていない曲。

というか、楽譜もまだ手元にないのです・・・。
「トロヴァトーレ」の伯爵とレオノーラの二重唱。

6時から授業なのですが、5時に二期会研修所へ行き、楽譜を借りてコピー。
ロビーのソファでピアノも音源のない中、譜読み。
まずはイタリア語を読みながら言葉のリズムと音符のリズムをリンクさせる。
それから音取り。
幸いヴェルディなので、だいたいのメロディの流れは予測がつく。
あとはメロディ部分をつなぐ部分の複雑なリズムを繰り返し練習。

授業が始まり、まずは僕が当たっているもう一曲:「ラ・ボエーム」3幕。
これは先月全曲やったばかり。暗譜で歌える。
問題なく歌いきって、再び待ち時間。
その間、わからない単語を辞書で調べていって、休憩中にもう一度音をチェック。
いよいよ「トロヴァトーレ」が開始。
かなりいい加減でしたが、何とか歌いきりました。
なんとかなるもんだ・・・でも、こういうのはダメね・・・ちゃんと準備しておかなきゃ。


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2007.10.9(火) アニキー!

午前中はハーモニーベルズ女声合唱団の指導。
日曜日に本番があるので最後の仕上げ練習でした。
木下牧子の小曲集を歌います。

夜は僕のアニキ(心の):宮本益光さんのコンサートに行きました。
日暮里サニーのコンサートサロン。
収容数100人の小さなホールで全身全霊歌うアニキの歌は、心の奥底まで届いてきました。
音の一つ一つに反応しながら歌う様子や、
フレーズ終わりの音の放出の仕方など・・・「音楽」とお客様を大事にしているんだなぁと感じました。
そして何よりも、歌を通して届けたいものがあることが明確に見えてくる・・・。
これこそが宮本ワールドなんだと思います。
ファンが多いのも、ファンの一人一人を本当に大事にしているから。
ファンの求めているものが何だかわかっている。
お客さんの方をしっかりと向いている素晴らしい歌い手さんだと思いました。

僕はアニキとは個性は違うけど、同じベクトルで歌っていきたいです。


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2007.10.8(月・祝) 癒しの日

一日オフということで妻と池袋のサンシャイン水族館に行ってきました。
先日までの緊張の連続(と「24」のせい)で身体は目に見えない疲労がたまっていたのですが、
海の不思議な生物たちの淡々としながらも生き生きとした様子にとっても癒されました。
アジはなんで同じ方向に泳ぐんだろう?・・・と思ったら結構列から外れるやつもいる。
ラッコは何があったのか二匹で大喧嘩していました。
珊瑚礁のブースでは本当にかわいい生き物がいっぱい。
アフリカの海では古来魚のようなスゴイのがいました。・・・もはや芸術品。
毒カエルが怖かった。。。などなど。
昔は水族館なんて何が楽しいのかわからなかったのですが、今日は水槽に釘付けでした。

とっても疲れたので帰りにマッサージに行きました。
ここまでセットで癒しのオフの日ですね。
明日に疲労が残らなければいいな・・・。


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2007.10.6(土) 試験

今日はオペラ研修所の前期(重唱)試験でした。
先月の本番ラッシュの後、一気に集中して今日の試験に臨みましたが、
一部できた部分と、やはり集中力不足の部分と両方を自覚することができました。
でも、今回は今までで一番思いっきりよく歌い演じることができたので、ちょっとスッキリしました。
まぁいつも通り、良い成績がつくことはないでしょうが・・・。

これからすぐ後期演目の譜読みを開始しなければいけないのですが、
ひとまずホッとしています。

さ・・・まずは10月20日のチャペルコンサートの準備をします。


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2007.10.5(金) 肉球

今日は午後に池袋でレッスンをしてから、夜はベーレンタール男声合唱団の指導。
いったん実家に帰宅するとネコのハナが祖母の部屋で寝ていたのに起きてきました。
出迎えてくれているのか「ニャ」を連呼し、ひとしきり鳴いた後、
僕の目の前にドテンと寝転がりました。
・・・ので、失礼して肉球を撮影。

・・・変な柄・・・。指によって色が違うんですね。

ついでに父が数日前に撮ったという写真をもらいました。

ネコって袋や箱を見ると、とりあえず入りたがる習性があるのですが、
ハナもビニール袋にすっぽり入ってご機嫌・・・の写真です。


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2007.10.4(木) 今日の「暴れん坊将軍」は良かった!!

学校の仕事がなくなってから、本当に昼間が暇になった・・・。
今日もテレビで「暴れん坊将軍」を見る。
松平健の太刀さばきは本当に速いし美しい。
世界に誇る日本の役者でケン様と言えば、渡辺謙よりも松平健だろう!
あんなにきれいな太刀さばき、着物の着こなし、品位を持っている役者は世界にも少ないぞ。
などと熱い想いで「暴れん坊将軍」を見ているわけですが、今日の物語は本当に良かった!
徳川吉宗に嫁ぐことになった鶴姫だったが、
街で出会った旗本の徳田新之助への想いを捨てきれず、将軍に嫁ぐことを断りたいと実父に許しを請う。
江戸幕府の将軍吉宗の命に背くわけだから、命がけの決断であるにも関わらず、
鶴姫の父親は「お前の人生だ。自分の思うままに生きなさい。」と娘に語る。
まずここで僕は涙。

そして鶴姫は江戸城に登城し、将軍に直接嫁入りを断りに行く。
しかしそこに表れた将軍吉宗こそが、徳田新之助の正体だったことを知り驚く鶴姫。
ここでマツケン様の一言「世はこの日が来るのをずーっと待っておったぞ。」

かーっこいいー!!(≧▽≦)

・・・すみません・・・完全にミーハーです。
そんなわけで完全に時代劇ファンなのですが、僕が選ぶ時代劇ベスト3は・・・。

■喧嘩屋右近■
主演:杉良太郎 萬田久子
喧嘩の仲裁を生業とする茨右近、南無妙法蓮華経を背に「でぇへへへへ」と終始笑いながら揉め事を解決、
しかし手法は有無を言わせずのぶった斬り。
時代劇でありながらもチャンバラシーンがメインではないどころか、
完全なコント作品として仕上がっているところが革新的。
三枚目を見事に演じ切っている杉良太郎が圧巻。
本当にこの人は力のある俳優さんだなぁ・・・と心から感じます。
桜吹雪の金さんの杉さましか知らない人はぜひ見て欲しい。
僕が過去見たテレビドラマの中で一位をつける見事な作品。

■暴れん坊将軍■
主演:松平健 
将軍徳川吉宗が将軍の身分を隠し旗本三男坊の徳田新之助として江戸市中を徘徊し、
江戸の街にはびこる悪を退治していく。
マツケン様のどっしりとしながらもしなやかな演技が素晴らしい。
豪快かつ速く美しい太刀さばきは天下一品。
田村亮が演じる大岡奉行が吉宗と会話をしているシーンなどは日本史マニアにはたまらん。

■三匹が斬る■
主演:高橋英樹 役所広司 春風亭小朝
別々の行動をしながら旅をする三人の浪人が、毎回ひとつの事件で偶然集まり、
最後は三人で悪党を斬り捨てる痛快時代劇。
時代劇と銘打ってはいるが、現代風の言葉遣いや粋な駄洒落を駆使し、
明るい雰囲気をかもし出す様は時代劇としては他に例を見ない。
主演の3人がまさに競い合いながら個性的な役を演じているところが見ごたえがある。
高橋英樹の太刀さばきは豪快でマツケン様とは対照的。
一方、別所広司は型も何もなくメチャクチャ。でもそこが逆にリアルに見える。


 
↑夜はちゃんと合唱指導の仕事に行きました。

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2007.10.2(火) 自分専用の本棚を買う

今日は午後に研修所の仲間と合わせをする約束をしていたのに、
完全に忘れていて・・・午前中のコーラス指導を終えたら真っ直ぐ家に帰りました。
メールが来てから合わせのことを思い出しましたが、時すでに遅し・・・。
本当にごめん。

夕方にホームセンターに行き、念願の『自分専用の本棚』を購入しました。
今までは押入れの中にスノコとベニアで作った手製の棚に楽譜などを放りこんでいたのですが、
やっとキレイに楽譜を並べることができます。

部品を家に持って帰ってきて、自分で全て組み立てて完成。
今まで出演してきたオペラの楽譜を並べてみると・・・
「こんなもんか」と、思ったよりも少なく感じました。
実家の楽譜棚に見慣れているせいでしょうか・・・。
実家はピアノのある部屋は壁一面がすべて作りつけの楽譜棚。
それに比べると僕の本棚は一段に全て入ってしまう程度。
まだまだ父には及ばないなぁ〜と感じた秋の夕でした。

↑僕の身長よりも背が高い本棚。上から2段目がオペラのスコア。3段目が歌曲・合唱曲


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過去の日記


2007年 6月/7月/8月/9月

それ以前の日記