2008.9.30(火) まずまずの日
昨夜・・・テレビを見ていて、うっかり「24」を観てしまった。
案の定、すっかりのめりこんでしまって朝4時まで観てしまう。
おかげで寝不足・・・。
3つ掛け持ちの大変な日だというのに・・・。
午前中はハーモニーベルズの指導。
眠気を通り越して、ちょっとおかしなテンションだったかも。
でも団員さんたちがとても良く歌っていたので、
全体的に機嫌よかったです。
午後は新宿村へ移動。
「火の鳥」2回目の音楽稽古です。
前回ひどかった僕ですが、
一回入った音は次から確実にできる能力は我ながら自信があり、
今日は落ち着いて、しっかり歌えた気がします。
指揮者の先生からも「問題ありませんね」と言われてホッとしました。
夜は府中へ移動。
「コジ・ファン・トゥッテ」の稽古。
実はダブルキャストのもう一人のグリエルモが決まっていなかったのですが、
大学時代の同門の後輩である薮内くんが出演してくれることになり、
今日は久々の再会でした。
稽古の様子ですが・・・
僕は稽古場でマエストロや共演者と接しながら、
「反応」をしていきながら音楽や役を作っていきたいので、
いつも稽古の前半はなるべくニュートラルな状態で臨みたいと思っています。
いろいろ自分で作って、あざとい表現をゴテゴテと加えていくのではなく、
可能な限り自然に、内側から発生してくるまで余計な表現を省くことで、
新たな・必然的な音楽や役(人物)が作り上げられていくものだと考えます。
それが僕のスタイル・・・と言えば格好いいですが、
要は「不器用」なんです。
でも「不器用でありたい」とも思っているのです。
だから最後の最後まで悩みながら作り上げていって、
最終的に吹っ切れて完成形に至るのが『本物』の芸術だと思います。
な〜んてね・・・。
どうせやるなら(生きるなら)、こだわりを持って演じ(生き)たいです。
稽古の後は父と牛角へ。
しこたま肉を喰らい、体力回復です!
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